第一回・『第十一回・テケテケ』
「はい。という訳で……始まりました。『シロぺん都市伝説ライブ』。それでは……始めましょう!」
天野さんは私と手と手を繋いでいた。本当に怖いんだろうね……
「それでは、シロクロさん。今日の都市伝説とお品書きをお願いします!」
そう言うとシロクロは頷いて黒板を取り出して
「よいしょっと。暗い夜道を歩いていく……そこには誰も居ない1人のみ。だけどゆっくりと走ってくる音が聞こえてくる。ドンドンと近づき……その正体が見えてくると……視界が落ちていく……
……という訳で、今回は
『テケテケ』です!。お品書きは……!」
『お品書き
テーマ・『テケテケ』
流れ
・『テケテケ』とは?
・派生
・類似都市伝説
・『テケテケ』の都市伝説
・感想会
・お知らせ』
「今回はこんな感じの流れで進みます!と……さて、早速行きますよ!」
そう言って黒板を置いて
「『テケテケ』は、主に1980年から90年くらいに広まった都市伝説です。
下半身が切断されて、上半身だけの姿の少女の亡霊が『テケテケ』とされていて
事故などで下半身が切断されてしまった女の子の亡霊が元と
『テケテケ』は足が無いので空中を浮遊するか、肘を使って床を這って移動するのが特徴。私的には……手を高速で動かしてるイメージだったけど……肘だったのか
と、このときの、両手だけで肘を使って歩く擬音から『テケテケ』という名前がつけられた。
現在では『マイナー』になり、『都市伝説』、『幽霊』だけでなく、『妖怪』として扱われる事も。そのため数多くの漫画、映画などにモチーフとして登場している。
・主に学校などに出没する
・腕や肘を足の代わりにして移動する
・時には空中を飛行して、凄まじい速さで目撃者を追いかけるとも言われている
・性別は女性が多いが、男の例もある
・空中を飛ぶ場合は、鎌などの凶器を携えている場合もある
これが『テケテケ』ですね」
黒板を横に置くと新しい黒板を置いて
「また……ぶっ飛んでますね……」
確かに……ぶっ飛んでるが……なんと言うか……
「さて、この『テケテケ』の話を披露するときは
・テケテケが亡霊となった理由
・その後に「この話を聞いた者のところにも現れる」こと
付け加える事があって、聞いた者をさらにゾッとさせることがこのストーリーの特徴です
『テケテケ』は主に学校を舞台とした『都市伝説』や『怪談』で『テケテケ』になってしまった元の女子高生の逸話から、『列車事故』の『事故現場』を舞台ですね」
なんと言うか……うん
天野さんが私の手を強く握ってきた……涙目でやはり……怖いのかな?
「さて……じゃ、これにはモデル……と言うよりかは話がありまして……以前、このラジオでも紹介した『人身事故』にも繋がります
『冬の北海道で鉄道事故に遭ってしまい、上半身と下半身を轢断されてしまった。
列車事故で女子高生の下半身が切断された際、極寒の北海道だったため、傷口が瞬時に凍りつき、事故後しばらく生存して腕だけで這い回り助けを求めた』
これが簡単にですがモデル的な感じですね。この後……更に詳しく説明しますね」
天野さんが耐えていた。それでも私に抱きしめてくるから優しく受け止めて撫でておく
「で、この女子高生の霊が現れるのは事故現場の周辺をはじめとして、夢の中、事故の話を聞いた人のもとなど、様々に伝えられている。
女子高生の霊が現れるというものが下半身がない女の霊とされ、たとえ逃げても腕を使って高速で追いかけてくるといわれている
私から見れば……ストーカーでヤンデレですね」
いや、そういう問題じゃないと思うけど……
「私はしないです……」
いや、天野さん……反応しないであげて……
「じゃ、保留した話を。
『冬の北海道室蘭の踏み切りで、痛ましい事件が起こってしまった。
走ってきた電車に女子高生が轢かれてしまったのだ。
女性は上半身と下半身が電車の車輪で分断され離れ離れになって、見るも無残な姿になってしまい通報を受けて到着した警察官と鑑識員たちは誰もが彼女は即死したと思っていた。
警察官と鑑識員は早速、女子高生の遺体を回収し始めた。足首、腰、太もも、スネ……下半身はバラバラになってしまっていた。
そして、腰から上の上半身。
鑑識員が遺体を車に積んでいくときに、下から声が聞こえた。
「…けて、助けて…」
声のするほうを見て驚いた。死んだと思っていた彼女が、自らの肘で上半身を引きずってこちらに近づいてきたのだ。
即死と思われた彼女だが、轢かれた瞬間に酷寒の地、北海道の寒気のために傷口が一瞬にして凍り付いて切断箇所からの出血がなかったため、上半身だけでも話せるようだ。
「たすけて…、たす…」
どんどん声は弱くなっていく、しかしこのままではとても助からないだろう。もう何をやっても無駄だと感じた鑑識員は、助けを呼び続ける彼女に、そっとビニールシートをかぶせたという。
この女性の霊が、遺体の下半身だけが見つからなかったため、自分の足を捜しているとのこと』
が詳しい話になります」
うわぁ……グロいなぁ……
天野さんは気絶してないけど震えて泣いてる。なんと言うか……
「都市伝説は大抵はこうだからね?」
そう言って黒板を置くと
「ただ、こう言った現象はなく……
『あまりの寒さに血管が収縮してしまい、出血が止まったため生きていた』とされてますが、現実には「冬の北海道」の寒さ程度ではそのようなことは起こらないのです
実際には氷点下数百度で急激に冷却しない限り、人間の体温下では血管を止血するまで収縮させる、もしくは入り口部分の血液を凍結させることは出来ない
また電車に撥ねられた場合、上半身と下半身に切断されることはほとんどなく、電車が徐行運転であっても人間の体がその衝撃を受けると、『全身打撲』による『粉砕骨折』や『内臓破裂』及び『脳挫傷』になり、速度が出ている場合では細かな肉片となってバラバラに飛び散ってしまう。
仮に即死しなかったとしても、意識があることはまずないとされている。
つまりは不可能ですね。はい」
いや、それでも……エグいよ……天野さん黙ってしまって泣いてしまってるんですから……
優しく撫でないと多分……気絶する……いや、した方が良いのかな……分からない……
「じゃ、もし出会った時の対処法を
この話を聞いた人の所には、3日以内に下半身のない女性の霊が現れます。
逃げても『時速100キロ以上』の高速で追いかけてくるので、追い払う呪文を言えないと恐ろしい目にあうという。
またその異様なスピードと動きとは裏腹に、顔は童顔でかわいらしい笑顔を浮かべながら追いかけてくるため、その恐ろしさをさらに助長するという。
『地獄に落ちろ』『地獄に帰れ』と唱えると退散する。
急に曲がることができないため、予測のつかない急な方向転換をして逃げればよい。
これが対処法ですね。いや……童顔……良いですね。化け物じゃなければ……」
うるせえ……ロリコンが……だからVRの方もロリが多いからなぁ……
「さて、淡々と行きますよ。派生と類似ですが……これは紹介だけしておきます。また紹介しますので……
・テケテケとは逆に、下半身だけのお化けを「トコトコ」と言うことがある
・その姿かたちから「ヒジカケ」や「ひじ子さん」と呼ばれていたこともあった
・肘が床をける音から「コツコツ」や「ぱたぱたさん」と呼ばれていたこともあった
・最初はテケテケは上半身のみの身体で内蔵を引きずったまま肘を使って歩く女性の幽霊だった
で、類似として『かしまさん』『さっちゃん』『口裂け女』等があります。理由は等々ありますが……『口裂け女』だけ少しだけ。夢の中に……と言うのが『口裂け女』で……『テケテケ』の夢と類似してる事から取り上げました」
うーん……淡々としてるなぁ……
「さて、少しだけ紹介を。この『テケテケ』は映画化されていまして……第2弾もあります。
さて、感想会を!」
そう言って黒板を置くと
「怖いです……怖いです……」
天野さんが言葉を繰り返してるだけに……優しく背中を撫でて
「うーんと、不可能に近い現象に寒いの北海道と合わさって出来た都市伝説か……何と言うか……色々と悲しいね」
シロクロは頷いていて
「さて、怖い話はここまで……お知らせです!」
そう言って黒板を置いて
「2点ほど。まず1点は……天野さんから」
そう言って天野さんは小さく頷いて
「えー……私のYouTubeチャンネルの登録者数100人突破しました!!!。これも皆さんの応援のおかげです!!!」
おー……凄い!!
「はい。こっちの方でも『シロペンラジオ』でお祝いを。再度紹介しますと、『天野蒼空』さんは、YouTubeチャンネルで朗読をしてまして……朗読した感想などを褒めるスタイルです
他のYouTubeチャンネルとは違ってモチベーションを上げる目的と決して悪い作品は無いという目的?なので、初心者でも来やすいチャンネルとなってます
小説家の方は一度は朗読して貰っても良いのでは?。それにコメントも比較的優しいので安心出来ます
朗読の方は人気で予約とか募集系は中々取れ無いほど人気です。色んな人の作品も見れるので……参考にも?」
ここで唐突の紹介か……コラボ相手先の宣伝。うん。シロクロとは思えないなぁ……
「2点目は、この都市伝説『シロペンラジオ』のドラマ『都市伝説』が連載となります
最初の『都市伝説〜1人隠れんぼときさらぎ駅〜』の短編は置いておいて、そのままそっくりと連載の方に。そこから更新は未定ですが……1ヶ月に1回書ければ……と。そして次の作品も書いてますが……如何せん時間が無いので……時間は掛かります
さて……お知らせはここまで」
そう言って黒板を置くと
「天野さん無理ない範囲で……締めをお願いします」
天野さんはゆっくりと頷いて
「えあ……うん……
今回取り扱った『テケテケ』は飽くまで私達の中での感想です。後、このラジオは様々な都市伝説を取り扱っていきますので……ひょっとしたら、知らない都市伝説も出てくるかと思います。それ等も含めて……飽くまで自己責任でお願いします。それでは……今回はここまで。最後までありがとうございます!。最後に……」
黒板を前に置いて
「次の話は『かしまさん』です。これは派生作品です。それでは……」
黒板を真ん中に置くと
「「「おつぺんぎん!!!」」」
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今回の都市伝説
『テケテケ』
……語ると襲ってくる化け物……死にたくなければ逃げろ……
危険度
4
・『テケテケ』の話は証明されてしまったが……実際なら……




