第三十四章73 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達4】73/【物語の締めくくり】07
【芳一】は、その夜、【都立夢異世界部活学校】に行った。
と、同時に、【アブソルート・ミステリー・テラー(絶対不変謎/神秘の語り手)】によって隔離空間となり、【部活】の事を一切気にせず、【夢の空間】として使える様になった。
【芳一】は前世の姿となり、【芳一/リア】となった。
そこに待っていたのは【ティシェル姫】そのもの。
3夜限りの幻だった。
【ティシェル姫】は、
『【リア】・・・
逢いたかった。
逢って謝りたかった。
お母様のこと・・・
貴方を殺してしまったこと・・・
謝りたくて・・・』
と言った。
【芳一/リア】は、
「いや・・・
良いんだ。
気にしてないよ。
前世があるから今の自分がある。
これ・・・
【桔梗】と言う花だ。
地球の日本に咲く花だよ。
花言葉は永遠の愛なんだそうだ。
君に、それを伝えたかった。
少なくとも、前世の自分は君に永遠の愛を誓っていた。
【リア】としては君と添い遂げたかった。
この気持ちに嘘はない。
でも、今は転生して、【唯野 芳一】と言う人生を歩んでいる。
この人生は【リア】のものではない。
【唯野 芳一】のものだ。
だから、【唯野 芳一】としては君に永遠を誓う事は出来ない。
・・・すまない」
と言った。
『ううん・・・
良いの。
それはわかってる。
これは24時間だけの幻。
その時間だけは永遠。
そう言う事でしょ?』
「そうだ。
君を愛している」
と言って抱擁したのだった。




