第三十四章64 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達4】64/【後半ラブエピソード?13】09
とある登校日、【芳一/夏生/雪丸】は、
「あの・・・
これ、読んでください・・・
必ず1人で読んでくださいね」
「ちょっと待ちなさいよ。
私のを読んで。
手書きで書いたの。
ちゃんと読んでね」
「待ってってば。
私のが最高なの。
私のを読んでよ」
「ちょっと泥棒猫共。
黙りなさいよ。
彼はね、私と付き合いたいの」
「何よ、あんた。
今まで彼のこと情けなくて嫌いとか言ってたくせに。
手のひら返して何言ってんのよ」
「うるさいわね。
こっちは真剣に告白してるんだから黙っててよ」
「私が先よ。
私の話を聞いて」
と女子から言い寄られていた。
【芳一/夏生/雪丸】は、
「きゅ、急にどうしたでござるか?
拙者、この様な物を受け取っても困るでござる。
拙者はまだ学生ゆえ。
学生は勉学に挑むのが本分と心得る。
申し訳ないが色恋は卒業してからにしていただけぬか?」
と言った。
が、
「そのござる口調、かっこいい」
「キャラ付けね。
イケてると思うわ」
「武士みたい。
かっこいい」
「侍ね」
と逆に騒がしくなった。
そこへ姉と妹が割って入る。
『弟への手紙は私がチェックします』
『お兄様は誰にも渡しません。
私達だけのものです』
と対決姿勢だ。
そこからギャーギャーと女子の争いが始まる。
【芳一/夏生/雪丸】は、
「こ、こりゃたまらん・・・
退散するでござるよ・・・」
と言って逃げ出した。




