第三十四章59 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達4】59/【後半ラブエピソード?13】04
【芳一/夏生/雪丸】は、事情を説明した。
自分が幕末に生きたイヌであり、主に準じて死を選び、目覚めた時、人間の姿になっていたと言う事を。
それに対して、女性2人も説明してくれた。
【雪丸】が憑依した人間は三つ子の真ん中の男性であり、名前は【夏生】と言う。
そして、女性2人は夏生と3つ子の姉弟、兄妹であり、姉の名前は【美春】、妹の名前は【千秋】と言い、自殺をしようとして凍死寸前だった【夏生】を裸で温めていたと言うのだ。
いままでかまってやれなかった事を反省し、2人はこれから【夏生】とべったりしていこうと決めたのだった。
とりあえず、【夏生】は【雪丸】が憑依している事で生命活動を維持できている様なので、そのままにして【夏生】が意識を取り戻すのをゆっくり見守ると言う事にしたのだった。
それからと言うもの、
『お兄様、お兄様。
お手。
お手してください』
と【ジェリアクウィニア・リアリリア・フェリアヴェルディア/千秋】が言った。
【芳一/夏生/雪丸】は、反射的に、
「わぉん・・・
はっ・・・
何をさせるでござるか?
今の拙者は人間でござるぞ」
と言った。
【ジェリアクウィニア(・リアリリア・フェリアヴェルディア)/千秋】は、
『ごめんなさい。
中身がわんちゃんだと思うとつい・・・』
と謝罪する。
【芳一/夏生/雪丸】は、
「拙者は武士になりたかったのでござる。
イヌになりたいのではござらん」
と言った。
【フェリアヴェルディア・リアリリア・ジェリアクウィニア/美春】は、
『そんな事より、一緒にお風呂入ろ。
洗いっこしようよ』
と言った。
【芳一/夏生/雪丸】は、
「きょ、姉弟でするものではござらん」
と拒否するが、【フェリアヴェルディア(・リアリリア・ジェリアクウィニア)/美春】は、
『うちは仲が良い姉弟なんだから良いの』
と言って頬を膨らませた。
【芳一/夏生/雪丸】は、
「ど、どうなってしまうでござるか?」
と不安を口にするのだった。




