第三十四章54 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達4】54/【後半ラブエピソード?12】10
作るのをためらう、【らためでデメレテ/菜麗巴】に対して、【芳一/勘吉】は【らためでデメレテ/菜麗巴】のノートの中でも比較的おとなしめのデザインを選び、
「じゃあ、姐御。
これ作って下さい、これっ。
これなら既存のデザインに近いから作れるでしょ。
これでも俺の見立てでは5000万はくだらないと思いますけどね。
試しにオークションでも出してみます。
青天井の値段がつくかも知れませんよ。
あっという間に大金持ちです。
姐御は自分の才能がわかってないっす。
もっと、姐御は自分に自信を持つべきです。
俺、いくらでも協力するんで」
と言った。
【らためでデメレテ/菜麗巴】は、
『じゃ、じゃあ、お願いしたい事があるんですけど・・・』
と言った。
「何すか?
何でも聞きますよ」
『私の代わりに、【勘吉君】の作品として出してもらえないかな?』
「ぜったいに駄目です」
『今、何でも聞くって・・・』
「それは姐御のプラスになることに対してです。
俺の作品って事にしたら俺の手柄になっちゃうじゃないっすか」
「うん・・・
だ、だから、それで・・・」
『駄目です。
姐御は自分の作品として発表しなきゃ駄目です。
そんな事だと他の奴に作品奪われちゃいますよ』
「私の作品を良いって言って貰えるなら・・・
それでも・・・」
『駄目ったら駄目です。
・・・そうだ。
じゃあ、こうしましょう。
俺は代理人って事にしましょう。
創作者は姐御で、姐御は表舞台に出られないから代わりに俺が代理人として作品を発表するみたいな』
「【勘吉君】がそれで良いなら・・・
お願いします・・・」
と言う話になった。




