第三十四章43 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達4】43/【後半ラブエピソード?11】10
【芳一/留三】は、ジュースとチョコレートとクッキーを人数分用意して持ってきた。
JKの流行はわからないが、彼なりに、若者に合わせたチョイスだった。
【芳一/留三】は、
「わ、若い子の好みはわからんが、こんなのでよかっ・・・
うわわっ・・・
な、ななな、何しとるんじゃ、君達は?」
と言った。
全員下着姿になっていたのに驚いたのだ。
何とかこぼさずに済んだが、危うく御盆をひっくり返す所だった。
【美智流】は、
「あぁ・・・
運動したからね。
ちょっと着替えようと思って。
お爺ちゃんのエッチ」
と言った。
もちろん、嘘である。
体操服を脱いで下着姿になり、【芳一/留三】が戻ってくるのを待っていたのだ。
JK達は【芳一/留三】が必要以上に驚く姿に可愛らしさを感じていた。
エロジジイ達では駄目だ。
嫌らしい目で見られると嫌悪感しか湧かない。
そこへ行くと【芳一/留三】の反応は新鮮だ。
まるで初心な男の子の様な反応を返してくれる。
そして、【枯れ専】である彼女達の好みにぴったりくるロマンスグレーの紳士である【芳一/留三】は両立しないピュアさと人生経験の豊富さを併せ持つ、奇跡のご老人と言う印象を持っていた。
こんな稀少な老人、滅多にいない。
絶対に面白・・・もとい、素敵な老人を手放してなるものかとJK達は獲物を狩る目で【芳一/留三】を見ていた。
【芳一/留三】は、
「す、すまん。
着替え中じゃったか。
儂は席を外しておるから・・・」
と言ったが、【百合花】は、
「待って、お爺ちゃん。
身体の事で・・・
相談したい事があるの」
と言った。
【芳一/留三】は、
「か、かかか、身体のこと?
す、すまんが儂では・・・」
と言うが、
「ううん。
お爺ちゃんが良いの。
お爺ちゃんにしか聞けないの」
と上目遣いで【芳一/留三】を見てきた。
【芳一/留三】はタジタジだった。




