第三十四章22 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達4】22/【後半ラブエピソード?9】11
結局、【健太】の反対を押し切って、【芳一/恭平】は激不味クッキーを作り上げた。
【芳一/恭平】は、
「よし・・・
出来た。
これを彼女に持っていく」
と言った。
【健太】は、
「彼女を脅迫するつもりか?
僕は君の友人として見過ごせない。
絶対に嫌われるから」
と立ちふさがる。
そのままつかみ合いの喧嘩に発展する。
その間に、家庭科室に女子達が入ってきた。
そして、激不味クッキーを女子達が食べて、
「うげぇ・・・
何これっ?」
「ゲロまず・・・」
「何なの、この味・・・」
「最低レベルの出来だわ」
などと酷評する。
が、1人だけ、
『あ・・・美味し・・・』
と言う者が居た。
他ならぬ、【採理違得/美尚】、その人だった。
それを見た、【芳一/恭平】は、
「ほら見ろっ。
絶対に旨いと言うと思った」
と言った。
人間、何が好みかわからない。
図らずも、【芳一/恭平】と【採理違得/美尚】は味の好みが似ていたと言う事だった。
同じ下手物好き。
そう言う共通点があったようだ。
他にもセンスの面では似た所もある・・・かも知れない。
と言う話になった。
・・・何か、変な話だな・・・
独特の世界観というか・・・
『麻呂のセンスを疑うでおじゃるか?』
いや、そう言う訳じゃないんだけどね?
あんまり共感もたれる話じゃ無さそうというかね・・・
『そんな事はないでおじゃる』
まぁ、良いけどね・・・
ここまでとします。
・・・以上、【採理違得】の希望する【ラブ・エピソード?】でした。




