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十七話 よく分かんないけど貸し借り無しで

 

 異世島治安局。

 異世島は基本的に日本よりも物騒である。だからといって治安が悪いかと言われると、それは場所による。俺が住んでる辺りは悪いが、普通に日本並みに良いところはある。

 日本人からすれば当たり前過ぎて気付かないが、治安の良いところにはそれなりの「秩序」が必要だ。


 その「秩序」を担当しているのが異世島における警察組織である治安局であった。普通に警察って呼んでたりするけど、その辺は組織内で色々部署があるっぽい。



 それで話は戻るが、治安は場所による……ということは言うまでもなく悪いところもあるわけで、その悪いところは治安局の影響がどうしても小さい……放置されているところなのだ。

 今、俺たちがバイト中であるこの繁華街というか風俗街は治安が悪いところであり、それなのにわざわざ治安局の人間が出張ってくるというのはそれなりにデカいヤマということになる。


銀波ギンナミさん! 出入り口全て包囲しました!」

「ご苦労。あとは、店内に隠し通路があるかが問題だな。時間が重要だ。突入!」


 わらわらわらーっ、と。治安局の人達が一斉に店内へ駆け込んでいった。


 俺達はというと、道の脇に正座させられている。


「俺達はギルドの仲介で働いてるんだ! 何も関係ない!」


 黒木が一生懸命説明してくれているが


「はいはい。後で確認するから。今は大人しくしておいてね」


 と、スルーされるばかり。

 治安局に逆らっても多分碌なことにならないので俺は大人しくしているのだが、同じく大人しくしている事がむしろ意外な人物が二人いる。

 横に並ぶメメリュと水蓮だ。ちなみに水蓮の仲間のおじさんは普通に捕まる側らしく関節を決められて地面に押さえつけられて手錠をかけられている。


「お前らが大人しいのは意外なんですけど」

「いや、治安局に逆らう理由がないだろ」


 真顔でメメリュには答えられる。そりゃそうだけど、俺はまともな常識をメメリュが持っていることに少し安心していた。

 ところで水蓮の方はというと


「……治安局相手には、絶対に剣を抜くなと言い付けられている」


 そう言って地面を見つめていた。

 良かった。ちゃんと躾されてるわ。


「しかし雇い主が求めるならば、その限りではない」


 怖いこと言い出した。

 そもそも、治安局が何を目的としてここに来たのか分からないが、明らかにカタギじゃない水蓮の護衛相手がなんかやらかしてて捕まえに来たって流れはめちゃくちゃあり得るよな。



 と思ってたら、店が爆発した。



 爆炎。衝撃波。

 コロコロと地面を転がる。とんでもない展開になってきた。


「なにがあった!」

「中はどうなってる!」

「落ち着け! 持ち場を離れるな!」


 治安局の人達は阿鼻叫喚である。

 日本なら大惨事だが、異世島ではみんな魔法でバリア貼ったり肉体強化をしているので割と元気そうだ。

 良かった、スプラッタ過ぎたらちょっと嫌だもんな。


 俺と黒木とメメリュが起き上がり地面に座り込んでいると、おもむろに水蓮が立ち上がり刀に手を添えた。


「さて」

「いや、さてじゃないだろ」


 ガッ、と黒木が水蓮の服を掴んで止める。水蓮はめちゃくちゃ嫌そうな顔をしてその手を睨みつけた。


「離せ。黒木といえど……斬るぞ」

「いや、斬るじゃなくて何するつもりだよ!」

「ここまでくると護衛対象の命が危ういかもしれん、確認しにいかなければ」

「お前が行っても危ないだけだし、捕まるかもしれないだろ!?」


 黒木と水蓮が揉めているうちに、元々店のあった場所から大勢の人が飛び出してくる。


「逃げろ逃げろ逃げろーっ!」

「キャストを守れ!」

「死ねオラーッ!」


 三者三様である。


 おそらくこの騒動とは無関係でひたすらこの場から逃げようとする者、店の従業員で互いに守り合う者、やたら殺意を振り撒いて戦ってる人達。


 戦っている人達の内訳は大体二つに分けて、黒いスーツの人間と治安局の人間のようだ。黒いスーツはいっぱい居るので、どこのヤクザだかマフィアだか分からない。


「おい水蓮、お前のとこか?」

「……いや、私の組ではなさそうだな」


 とりあえず水蓮の所とは違うらしい。

 そうこうしていると戦闘の場から離れてこちらに向かってくる黒服集団がいた。

 水蓮が一緒に来たおじさん達だ。


「ちっ、ややこしいことになった。幸いにも俺達は今のところ無関係だ。すぐに離れるぞ」


 そう言って水蓮を回収しようとする。水蓮も一度頷き、大人しく着いて行こうとした。横で捕まってたおじさんも誤解だったらしく、爆発の衝撃でその辺に転がっていたところを回収されている。


 その時だった。まだ煙と炎が上がる店内から一つの影が飛び出した。


 銀色の髪が尾を引くように、凄まじい速さで治安局と対峙する黒スーツ達を強襲する。それぞれを一撃で昏倒させる様はまさに電光石火。


「あれが『銀の彗星』……銀波ギンナミか」


 おじさんの一人がゴクリと息を呑んだ。ちなみに銀波さんはあらゆる部位が大きいのだが、あまりに早過ぎて揺れる暇すらなさそうである。常に慣性の影響を受けて残像の如く遅れている。何がとは言わないが。



「くそっ! 来るんじゃねぇ!」


 しかしいくら早いと言っても場所が悪かった。一歩遅れ、黒スーツの一人が人質を取ってしまう。綺麗なドレスを着たお姉さんだ。おそらくお店の嬢だろう。

 俺達のすぐ横まで逃げてきていたお姉さんの一人が、治安局の目を盗んでこっそりついてきていた黒スーツの男に捕まってしまったのだ。

 俺達からは目と鼻の先だが、銀波さんは少々遠い。助けるべきか? と思ったが、余計なことをすればお姉さんの命が逆に危ないかもしれない。


 ピタリと、銀波さんが動きを止めた。しかしその目は虎視眈々と隙を窺っている。鋭い眼光に黒スーツ自身もすぐに気付いたのか、顔を引き攣らせてデバイスを天に掲げた。

 励起状態で待機させていた魔法が発動される。一体いかなる魔法なのか、男の目は据わっておりまともなものではないことが窺える。


「死なば諸共じゃい!」


「水蓮」

「はい」



「殺せ」



 銀波さんが地面を踏み込むよりも早く、不運にも水蓮の『刃圏』にて事を起こしていたその男の命運は尽きた。


「雨宮流・居合《九重桜このえざくら》」


 その技名の宣言はもはや残心である。

 既に水蓮は刀を収めており、お姉さんを人質に取った男は一瞬の間に放たれた九回の斬撃により身体をバラバラにさせた。

 まるで当然のように、彼が魔法を発動する暇はなかった。一撃目は手首、二撃目は肘と、確実に魔力の伝搬を遮断するやり方だ。残り七撃は男の身体のいろんなとこ適当に斬ってた。


 バラバラと男の破片が地面に崩れ落ちていく。グロすぎて人質に取られていたお姉さんは白目を剥いて気を失ってしまった。


「やりすぎだろ……」


 他でもない、水蓮の仲間らしき人達がそう呟いた。けしかけたのお前らだろ。


「か、カオル……お前……っ」


 ドン引きしている黒木を水蓮は少し口角を上げた顔で見る。そしてこう言った。


「そうだ。私はこの身体を得て、更に腕を上げた……」


 多分だけど、そんな事気にしてるのお前だけだと思う。黒木も目を丸くして「あ、それはそうなんだけど」とそれ以上は言葉に詰まってしまった。


「やっばぁ〜身体強化無しであれかよ〜」


 メメリュは目の前のグロ映像を見ても対して動じず、違うところに着目していた。よく気付いたな。え? てか今の強化無しなの?


「通常時の筋力は落ちたが、関節の柔軟性を得たことにより新たな境地に……」


 なんか語り出したが、その話は黒木が聞くだろうと俺は無視して周りを見渡すことにした。銀波さんなんかは、こちらに気を取られていたみたいだが相手が死んでしまった以上この先どうしようもないので他の奴等を捕まえることにしたらしい。というか、今見たら全員の捕縛は終わっていた。


 その後、銀波さんが治安局のメンバーに何かしらの指示を出して撤収準備を始めていた。そしてある程度段取りがついたところで治安局員の一人がこちらに向かってくる。


「どうも〜覚えてますか?」


 背の低い男の人だ。

 見た事がある、多分同化式研究所が摘発された時に「お前ら関係者かよ?」みたいな尋問をしにきた銀波さんと一緒にいた人だ。


「さっきそこで、人間をバラバラにした人とは知り合いですか?」

「知らない人です」


 即答した。

 罪に問われるかどうかが問題なのではなく、あんな頭がおかしいやつと知り合いだと知られた場合、間違いなく治安局から色眼鏡で見られてしまうからだ。

 ちなみにだが、水蓮とその保護者達は混乱に乗じて逃げ出している。俺達が同じようにしなかったのは、ひとえにここで奴らとの関係を精算するためだ。


「んなわけねェだろォ! オレは見てたんだからなァ! テメーらがあの猟奇殺人者と仲良く喋ってんのをよォ!」


 否定する俺達に難癖をつける奴が現れた。

 治安局の服を着た、赤茶色の髪を馬鹿みたいに逆立てた目つきの悪い男だ。ズカズカとこちらに向かって歩いてきて、ギンと鋭く睨みつけてくる。

 しかし中学の同級生がこの異世島でも一際頭おかしい奴みたいな扱いを受けていることがちょっと笑えてきた。

 なんで日本出身のやつが異世島でそんな扱い受けんだよ。どんな生き方してたらそうなるんだ。


「あいつが勝手に話しかけてきただけですー」


 しかし俺は否認する。認めるわけにはいかない。


「あァ!? テメェ舐めてんじゃねェぞ!」


 ピシャシャ、と唾がかかってブチ切れそうになるが、なんとか我慢する。黒木は苦笑いで一歩離れたところにいて、メメリュはケラケラと笑っていた。その反応はおかしいだろ、助け舟出せや。


「ちょっと、ケリーくん。落ち着いて……彼女達はハンターズギルドの仲介でここに居るんだ、余計な詮索は良くない」

「でも先輩! あのイカれ女と一緒にいた奴ら、ギルダース組の連中っスよ! だったら今回の桐星組の件に絡んでてもおかしくねェ!」


 どっちも知らないんだよなぁ。

 めんど臭く感じているのが顔に出ていたらしい、ケリーくんと呼ばれたチンピラが俺の方を見て顔色を変えた。


「なんだその生意気なツラ……」


 チンピラが軽く躓き「おっとっと」と、俺に軽くぶつかってきた。体重差のせいか俺は少しふらつき二歩くらい後退る。


「わり───」


 俺の瞳孔が収縮した。


「今、俺のこと押したよね」


 確認のために、くるりと首を回して黒木の方を見る。


「あいつ俺のこと押したよね?」


「目がイってる……」

「短気すぎるだろ」


 黒木とメメリュから口々にそう言われるが、そんなことはない。だってあいつ俺のこと押したもん。


「ちっ、悪かったって。ちょっと躓いただけだろ」

「は? 何、それで謝ってるつもり? マジうざいんですけど。こんな体格差でぶつかっておいてそれは無いだろ」

「あ! 自分で今ぶつかったって言ったじゃねぇか! 最初“押した”とか難癖つけてきたくせに!」


 実質押したようなもんだろうが!

 俺は少しキレそうだった。信じられない、この公僕は権力を傘に着てこのいたいけな少女に強権を振るおうとしているのだ。

 しかも目に見えて分かる体格差。向き合うだけで暴力的とすら言えるのに、あまつさえぶつ……押したのだ!


「どうした」


 そんなふうに揉めていると、銀波さんがこちらにやってきた。ケリーくんと比べても頭一つ以上でかい気がする。胸なんて、そこそこ鍛えてそうなケリーくんの2、3倍はある気がする。ケリーくん男だけど。

 その胸部に若干ケリーくんが気圧されながら、俺を指差し不満をあらわにした。


「違うんですよ銀波さん、あまりにも怪しい奴らなんで……尋問すべきだと先輩に進言していただけっス」

「怪しいだけで因縁をふっかけて、反発されたのか?」

「そういうことです〜」


 先輩とやらがニコニコしながらケリーくんと銀波さんの会話に割り込むと、銀波さんはゴンとケリーくんの頭をどついた。

 微妙な空気の中、治安局の人がササっと近付いてきて先輩さんに耳打ちする。


「ギルドに確認取れました。メメリュ、ミィロ、黒木……三人とも一致しますねぇ。ではまぁ……今日はここまでということで、ご迷惑をおかけしました」


 どうやら無罪放免らしい。いやまぁ、猟奇殺人女と知り合いだっただけで無罪は無罪なんだけども。


「よっしゃ帰ろー。黒木、ミィロのこと捕まえて」

「了解」


 ガッ、と黒木が俺を羽交締めにして持ち上げた。そのままプランとぶらさがりながら連れられていく。


「……ちっ」

「銀波さーん! そいつは俺みたいな小さい女の子を突き飛ばしましたーッ!」

「!? 違いますよ!? 銀波さん!」


 不貞腐れた顔で舌打ちしたのが聞こえたのでイラッとした俺は全力で叫んだ。うるさかったのか黒木がめっちゃ嫌そうな顔をして手で首を絞めてきたので、暴れて脛をめっちゃ蹴った。





 *




 数日後。


「悪かったな」


 と、口では殊勝な物言いのくせに他人の家のソファで足を組んで踏ん反り返る金髪の男がいた。

 ギルダース。そう名乗った男は、以前に水蓮を引き連れ「顔を見にきた」とか意味不明なナンパをして去っていった奴だった。

 結構若いが、何やらマフィアかヤクザのトップをやってるらしい。そういえばなんかそんな感じの名前を、最近聞いた気がする。


 ソファの背もたれを挟んでギルダースの後ろには、無表情で水蓮が立っている。ソファの前に置かれたテーブルにお茶を用意した黒木なんかは、見るからに訝しげな目をして二人を交互に見ている。


 メメリュはいつものオフィスデスクに足を乗っけるスタイルでギルダースさん同様の踏ん反り返った態度だ。

 もう少し来客に愛想良くすべきでは。


「別に謝られる程のことでは……」


 とりあえず俺がそう答えると、ギルダースは足を下ろして少し前のめりになり、後ろの水蓮を親指で指した。


「そうか? コイツがやりすぎたと聞いたんだが……その後も治安局に余計なことは言わないでいてくれたともな」

「まぁそういう捉え方もありますかねぇ」


 俺達としては関わりたくなかっただけである。


「ほう、ならこれで貸し借りは無しということで話は終わるとしようか」

「貸し借り? なんか貸してました?」


 本気で謎だったので思わず首を傾げてしまう。何の話だろう。メメリュが借金でもしてたか、構成員をどっかでぶん殴ったりしてたのかな。


「お前達がファルコスファミリーにやったことは、本来なら同業者からしても無視できることじゃない。だが、俺達が大事にならないように処理してやったんだ」


 ファルコス……。なんだっけ?

 メメリュを見る、首を横に振っていた。ちょっと待て、少し思い出す。左手を額において、そこでようやく思い出した。俺の手を刺した奴だわ。


「あー……」


 でも割と関心が湧かなかったのでそんな返事しかできなかった。まぁよく分かんないけど貸し借り無しって言ってるので、全て解決したってことで別にもうどうでもいいのかな? 俺はうんうんと頷き、腕を組んだ。


「じゃあそういうことでお願いします」

「くはは。おい水蓮、お前のお友達も中々面白い奴らじゃねぇか」


 なんだかご機嫌になったギルダースさんは、そのまま挨拶もそこそこに帰っていった。帰り際に水蓮が黒木をチラリと見て、こう残していく。


「いつでも私の元へ来い。また修行をつけてやる」


 なんだあいつ、と思いながら背中を見送り完全に見えなくなったところで黒木に聞いてみる。


「あいつのとこ行くの?」

「行くわけないだろ。昔からちょっと変だったけど、悪い方向に拍車がかかってるぞ……この流れで、今日の第一声があれってどういうことだよ……」


 分かる。そもそもどう見ても悪い連中とつるんでる感じだし、あんまあいつに関わりたくないよな。正直そう思ったよ俺も。


「なー黒木ー。日本って結構、治安悪いんだねえ」

「いや、一部がおかしいだけだよ。一部が」


 メメリュの言葉に苦い顔をした黒木がそう答える。


「なんか、ニュアンスが引っかかるんですけど」


 俺はそのやり取りになんだか遠回しな皮肉が込められている気がしてならない。



「というか、か……水蓮のやつはなぜあんな姿になったんだろう。鏡……ミィロはどうしてそうなったんだっけ」


 ふと、黒木にそう聞かれて俺はあの日のことを思い出す。そうだな……なんでだろうな……。そういえば、黒木に初日の話はあんまりしてなかったかもしれない。


「お前、めっちゃ『天使』のこと気にしてたじゃん?」

「? いきなりなんだよ……」


 質問に答えず脈絡もなくそう切り出した俺に眉を寄せる黒木、俺は出来る限り神妙な顔を浮かべた。


「ああ……まぁ、この身体になった理由はわかんないけどさ……そういえば俺、『天使』とそれに裁かれた奴を見たことがあるんだよ……」

「!? そ、そうなのか……。一体、どうなったんだ」


 というわけで俺とメメリュが天使にボコボコにシバかれた話をしてやったら、黒木はすごい複雑そうな顔をして唇を噛んでいた。




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― 新着の感想 ―
やだこの剣術TS娘、ただの人斬り.....っ! そしてチンピラ的日常が完全に身に染みついたミィロさん日本所か異世の治安いいところにもいけないねぇコレ
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