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精霊使いと賢者の遺産  作者: 夜空琉星
第1章 略奪の鎖と紅蓮の刃
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第1章 3話 神社の主は

 (ちゅう)に浮かんでいた精霊が落ちてきたのを宙翔受け止めた後、シャルロットが心配そうに駆け込んできた。


 「宙翔さん、なんであのような無茶なことをするんですか! 自分の命を軽んじるような行動はしないでください。私本当に・・・・・・」


 両目に涙をためながらシャルロットは言った。


 「ごめん。でもシャルが無事で本当によかった」


 「も、もう知りません」


 はにかんだような笑みを浮かべながら言う宙翔に、シャルロットはハッとした表情を見せた後、顔を赤らめそっぽを向いてしまう。


 疑似霊具を突き付ける相手に向かって走って行くことに恐怖を感じたことは事実だ。シャルロットに心配をかけたことも申し訳なく思っているが、間接的にせよ彼女を守ることができてよかったと思ってしまう自分に宙翔は呆れた。


 「むう、腹が減ったのじゃ」


 宙翔の腕の中に納まっていた精霊が、目をつむったままうめき声をあげた。


 「あ! そうだ。シャル、ちょっとこの子頼めるか?」


 「わかりました」


 宙翔は精霊の言葉で忘れていたことを思い出し、賽銭箱があったところに向かった。

 賽銭箱は粉々になっており原形をとどめていなかった。これは絶望的かと思たったが、あたりを見回して探してみる。


 しばらく探すと、少し離れたところに目当ての物、買い物かばんを見つけた。宙翔はかばんに駆け寄ると中身を確認する。

 このかばんは口の部分を巾着のように縛ることができるものだったので、中に泥などは入っていなかった。


 中身の方はスパイスの入った瓶数本にひびが入ってしまっているが、おおむね無事のようだった。

 宙翔は買い物かばんを持つとシャルロットたちの方に駆け寄る。


 宙翔は精霊の前で膝をついてしゃがむと、かばんの中からあるものを取り出し精霊の顔の近くまで持ってくる。


 「すんすん、この匂いは・・・・・・!?」


 精霊は差し出されたもののにおいを感じ取った後、両目を見開いた。


 「いなり寿司ではないか!!」


 精霊は宙翔が差し出したいなり寿司を半ば奪い取るように受け取ると、勢いよく頬張った。両手にいなり寿司を持ち、頬を膨らませながら食べる姿は見た目相応で可愛らしかった。


 「う~ん! 久しぶりのいなり寿司、大変美味なのじゃ!」


 精霊があまりにもおいしそうに食べるので、宙翔やシャルロットは自然と笑みをこぼしていた。


 「お気に召したようでなりよりだよ。実はこれ俺も好きなんだよね」


 「この味が好みとはおぬし、なかなかわかっておるな」


 精霊は宙翔が買ったいなり寿司を全て平らげた後、満足そうにおなかをさすった。


 「すみません、精霊様」

 

 「うん? なんじゃ?」


 精霊が食べ終わるタイミングを見計らっていたのか、シャルロットが姿勢を正して精霊に問いかけた。


 「この建物を拝見し、そして先ほどから感じていた神々しい霊力と存在感、もしかしてあなたは神格精霊なのではないですか?」


 シャルロットの表情と声からは緊張が滲んでいた。

 実は宙翔もシャルロットと同じことを感じていた。

 この幼い少女の姿をした狐耳の精霊は、おそらくこの神社に祀られている精霊だ。


 神格精霊は精霊の中で最も位の高い精霊で、その存在はまさに神。宙翔たちとは本来は交わることのない、次元の違う圧倒的な存在なのだ。


 「期待を裏切るようで悪いのじゃが、妾は神格精霊ではないのじゃよ」


 シャルロットの問いに、精霊は首を横に振って答えた。


 「妾は神格精霊様からこの土地を守るようにと神性を分け与えられた上位精霊なのじゃ」


 「神性を分け与えられた上位精霊?」


 聞きなれない言葉に宙翔は首をかしげた。

 普通の精霊と神様のように格の高い力の強い精霊がいるってことは常識的に知っていた。


 宙翔は七年前の戦争で精霊と契約して戦う精霊使いを見たこともあった。実際に戦っているところも。

 その時に見た精霊と、今目の前にいる精霊が違うことはなんとなくわかるのだが、具体的に何が違うのかまではわからなかったのだ。


 「おぬしにもわかるように説明するぞ」


 先ほどまでシャルロットに体を預けていた精霊は、体を起こし自分の力で座る。


 「精霊にはそれぞれの力の格に応じて階級があるのじゃ。詳しい説明は省くのじゃが、大きく神格精霊、上位精霊、下位精霊、微精霊にわけられるのじゃ」


 精霊はここまでは理解できているのか視線で確認を取る。

 宙翔は首を縦に振って答える。


 「おおまかに、神格精霊はそれぞれの属性を司る最高位の精霊、上位精霊は強い霊力を持ち言葉によって人と交流を持つことができるもの、下位精霊は文字通り上位精霊と比べ格が下で力の弱いもの、微精霊は意思を持たない霊力の塊のようなものというふうに区別できるのじゃ」


 順に四本の指を立てながらそれぞれの違いについて説明した。


 「それであなたは上位精霊に位置するわけなんですね」

 

 今までの説明からシャルロットは精霊に確認を取るように言う。


 「そうじゃな。厳密には妾は神性を持つゆえ、神格精霊と上位精霊の間、便宜上(べんぎじょう)妾は準神格精霊と言っておるが、一般的には上位精霊と同じ扱いじゃな」


 シャルロットの認識に間違いはないが、補足するように精霊は付け足した。


 「で、その神性っていうのは?」


 精霊の説明から何度か出てくる言葉について宙翔が質問した。


 「神性とは神格精霊が持つ特性みたいなものじゃな。神性を持つ精霊は人からの信仰や畏れが力の源となるのじゃ。普通の精霊は己が持つ霊力が力のすべてじゃが、神性を持つものは人からの信仰心や畏れが強いほど精霊としての力が増すのじゃ」


 「信仰心? 畏れ?」


 シャルロットは今の精霊の説明で理解したようだったが、宙翔には普段聞きなじみのない言葉が多くいまいちピンときていなかった。


 「おぬしにもわかりやすく言うのならば、人々の信じる力が妾たちの力となるわけじゃ」


 精霊が宙翔にもイメージしやすい言葉で言い換えてくれたため、神性を持つ精霊について理解することができた。


 「じゃあ、あなたにもとても強い力が」


 神性を持つ精霊の特性、そして先ほどザックたち黒服の男を追い払うときの力と圧力を見れば、目の前の精霊に強い力があってもうなずける話だった。


 「無いよ。妾にそのような力は」


 精霊は力なく首を横に振ってシャルロットの言葉を否定した。

 そして周囲に視線を向ける。


 「見てみぃ、この社のありさまを。昔は多くの人がここを訪れ、祈りや供物を妾に捧げ、祭りまでしてくれておった。しかし今の妾は人々から信仰心を集めるどころか忘れ去られてしまう始末じゃ。そんな妾に残された霊力は微々たるもの、先ほどの火球で霊力がほとんど空なのじゃよ」


 傷んでいた神社はザックの攻撃でさらにボロボロになっていた。そんな神社を悲しそうに眺めながら精霊は言った。


 「それに比べ神格精霊様は知名度、信仰心、畏れが非常に強いため、圧倒的な力を持っておるのじゃ」


 この土地を守るために力を使っていたのに人々から忘れ去れ、次第に手入れもされなくなり朽ちていく神社を眺めるのはどのような気持ちなのだろう。以前はにぎわっていただろう神社を思い浮かべながら宙翔は思った。


 それはとても悲しいことだと思った。一人さみしくこの現状を見ることしかできなかったであろう精霊を想像すると胸が痛かった。

 精霊に何か言ってあげたかったが、精霊を励ませられるような言葉が宙翔には見つからなかった。

 シャルロットも同じ気持ちなのか唇をかんで悲しそうな顔をしていた。


 「日も傾いてきたし、おぬしたちはそろそろ帰った方がよいのではないか?」


 神社を眺め物思いにふけっていた精霊がふと心配そうに言った。

 精霊に言われ宙翔たちは西の空を見た。確かに日が傾き空が朱色に染まり始めていた。


 「もうそんな時間か。助けてくれてありがとうな」


 宙翔は立ち上がると精霊に感謝の言葉を述べた。

 精霊も幾分か腹を満たし元気になったのか、勢い良く立ち上る。


 「なに礼には及ばぬよ。妾は自分の家を荒らす(やから)を追い払っただけじゃからな」

 

 「それでもありがとうございました」


 シャルロットも立ち上がり精霊に頭を下げた。


  「気を付けて帰るのじゃよ」


 精霊に見送られ宙翔たちは神社を後にした。

 ふと振り返った時に見た精霊の笑顔はどこか物悲しく見ええた。


***


 「この後どうする? どこか行く当てはあるのか?」

 

 神社を出た後、追っ手がまだ近くにいるかもしれないから危ないと、精霊が教えてくれた人目につかない道を歩きながら宙翔は尋ねた。


 「いえ・・・・・・でもどこかいい場所を探しますので」


 「それなら俺がお世話になってる宿屋に来るといいよ」


 「え!? でも・・・・・・」


 宙翔の提案にシャルロットは遠慮しているようだった。


 「当てもなく街を歩いてさっきの奴らに出くわしたら大変だし、メリダさんやリンカはすごくいい人たちだから安心していいよ」


 「でもこんなに助けていただいて、これ以上はご迷惑をおかけするわけには・・・・・・」


 シャルロットはうつむきながら言った。シャルロットからすれば、自分を命がけ手助けようとしてくれた宙翔にこれ以上迷惑をかけられないと思っているようだった。

 そんなシャルロットに宙翔は優しく微笑みかけた。


 「迷惑だなんて思ってないよ。それよりここでシャルを一人にする方が心配なんだ」


 宙翔のまっすぐな思いにシャルロットは胸が熱くなるのを感じた。

 

 「それではお言葉に甘えさせていただきます」

 

***

 

 しばらく歩き続けて、ようやく宙翔はシャルロットを連れてサクラ亭に帰ってこられた。

 

 「ただいま。遅くなってごめん」

 

 宙翔がサクラ亭の扉を開けるとメリダとリンカが慌てて奥から出てきた。

 

 「宙翔遅かったじゃない。どこでなにをしてたの・・・・・・ってその格好どうしたの!? 一緒にいるのは誰なの?」

 

 心配して駆け寄ってきたリンカがまくしたてるように問い詰める。

 リンカに言われて宙翔は自分の服を見ると服には泥汚れが付き、いたるところが破れていた。

 

 「まあまあ、リンカ。詳しい話は中に入ってからにしましょ。とにかく無事に帰ってきてくれてよかったわ」

 

 メリダに促されて宙翔たちは宿屋の中に入る。

 汚れたままではよくないとメリダに言われ、宙翔たちはシャワーを浴びて着替える。シャルロットもリンカに寝間着を借りて着替えていた。

 そして四人はサクラ亭の食堂に集まった。


 「二人とも心配をかけてごめん。最初に紹介しとくね、彼女はシャルロット」


 宙翔に紹介されるとシャルロットは椅子から立ち上がり深々と頭を下げた。


 「シャルロット・シールーダと申します。この度は本当に申し訳ございません」


 「頭を上げてシャルロットちゃん。私は宙翔くんたちが無事なだけで充分だから」


 メリダはシャルロットに優しく座るように促す。


 「そろそろ何があったか聞かせてもらえるかしら?」


 リンカに言われて宙翔は買い出しが終わった後、シャルロットと出会ってからの出来事を話し始めた。

 

 「・・・・・・そんなことがあったの」

 

 宙翔の話を聞いてリンカは言葉を失っていた。

 メリダは涙目になっていた。そして立ち上がりシャルロットを優しく抱きしめた。


 「辛かったでしょうに。よく頑張ったわね。もう大丈夫よ」


 そしてシャルロットの頭を優しくなでた。

 メリダに抱きしめられ安心して緊張の糸が切れたのか、シャルロットは嗚咽を漏らしながら泣きだしてしまう。


 「わ、わた、私一人になって心細くて・・・・・・宙翔さんの優しさに甘えて・・・・・・・危険な目に合わせてしまって・・・・・・」


 「大丈夫よ。あの子は困ってる人を見かけたら放っておけない子だもの」


 「そうそう。あいつが好きでやってるから自己責任よ、自己責任。だからあなたは気にしなくてもいいの」


 泣きながら謝罪するシャルロットにメリダやリンカが優しくなだめていた。

 シャルロットはメリダの腕の中で何度も謝りながら泣き続けた。


***


 「メリダさん、シャルは?」

 

 「今眠ったところよ」

 

 あの後シャルロットを落ち着かせるためにメリダが寝室まで連れて行き、泣き疲れたのかそのまま眠ってしまったようだった。


 「宙翔この後どうするつもりなの?」

 

 「シャルと一緒に布教の旅をしてたっていう人たちを探そうと思ってる」

 

 シャルロットは自分を逃がしてくれたという人たちのこと気にして探したいと思っているだろうが、追われている身であるためそれも難しいだろう。

 シャルロットの身の安全を考えると、シャルロットにはサクラ亭で身を隠してもらい宙翔が単独で探したほうがいいと考えたのだ。

 

 「相変わらずお人よしね」

 

 宙翔の言葉にリンカは呆れつつも宙翔らしいと思った。

 

 「だからメリダさん、忙しい朝、昼、夜ご飯を提供する時間帯以外宿を空けてもいいですか?」

 

 「それは構わないけど、無理だけはしないでね。それと・・・・・・」

 

 メリダは宙翔に近づくと宙翔を抱きしめた。

 

 「あなたの過去のことを思えば、どうやっても誰かを助けたいと思う気持ちはわかるわ。でもね、あなたが傷ついてでも誰かを助けたいと思うのと同じくらいあなたに傷ついて欲しくないと思う人がいることを忘れないでね」

 

 涙声で訴えるようなメリダの言葉に宙翔はただ頷くことしかできなかった。

 リンカは静かに嗚咽を漏らしながらで宙翔の背中に弱々しく拳を突き付けていた。


 宙翔は改めて今回の件でどれほど二人に心配をかけていたのかを認識した。

 この二人はもう本当の意味で自分の家族なんだと宙翔は実感した。だからこれ以上二人を悲しませてはならないと宙翔は誓った。


***


 宙翔たちがサクラ亭に着いた頃。

 宙翔の住む町、サクラギから少し離れた森の中に野営地があった。

 

 「なに、女を捕まえられなかっただと!?」

 

 神社で精霊に撃退されたザックたちが、自分たちのリーダー格の男に報告しているところだった。

 

 「追い詰めはしたんだが、途中でガキと精霊に邪魔されて・・・・・・」

 

 「誰が口答えしていいと言った!!」

 

 ザックの言葉を男は怒号で制した。

 

 「ザックお前、女に向けて疑似霊具を使ったんだってな」

 

 いつの間にか神社でのザックの行動を仲間内の誰かが男に報告していたようだった。

 

 「そ、それは・・・・・・」

 

 目線をそらすザックに男はずんずんと近づいていく。その鋭い目つきと厳つい体格、荒々しい服装と隠さない怒気にザックは恐怖を感じた。

 

 「俺言ったよな、女は生かして連れて来いって」

 

 男がザックにおもむろに近づく。

 

 「俺たち傭兵団は依頼主からの要望が絶対なのは理解してるよな」

 

 「そ、それはもちろん」


 ザックがそう答えるといきなり男の拳がザックの鳩尾(みぞおち)にめり込む。肺の中の空気が一気に吐き出され、ザックの体が九の字に折れる。

 男は左手でザックの髪の毛を掴み、下がったザックの頭を強引に上を向かせる。

 

 「ボスである俺の命令が聞けない奴はこの《蛇の鱗》には必要ないんだよ」

 

 そう言うと男は右の拳を強く握る。

 

 「我を守護する精霊よ。汝、彼のものの自由を奪う略奪の鎖となれ。スネイズ!」

 

 男が唱えると右手の中指にはめられている指輪の宝石が怪しく光り輝く。そして指輪の宝石部分から光の粒子が放たれ、その粒子が蛇の姿をした精霊になった。


 右手から男の体を這う精霊が再び光の粒子に姿を変えると、男の体が光に包まれ服装が変化する。光が消えると男は黒い革素材のロングコートとズボンを纏っていた。ロングコートは、口元まで高く立った襟に、袖は拳が隠れてしまうほど長い。そして袖口はかなり広くとられている。


 男がザックの髪を離すと左手の袖口から鎖五本が射出される。その鎖がザックの四肢と首を締めあげ宙づりにする。

 男が開いた左拳を握ろうとすると締め付ける力が強くなり、鎖はザックの皮膚に食い込み血がにじんでいた。首にも鎖が巻き付いているため、ザックのつぶれたようなうめき声と鎖のきしむ音があたりに響く。


 あまりの痛々しさに仲間たちは目を背けた。

 そして男は空いている右拳でザックの腹を思いきり殴った。拳のインパクト時に縛り上げていた鎖を解いたため、ザックの体は勢いよく後方に吹き飛んだ。


 精霊を身に纏った攻撃を生身で、しかも無抵抗の状態で受けたため、絶命していることは確認しなくても明らかだった。

 

 「ホントに使えないなお前たちは・・・・・・」

 

 男の言葉から今度は自分たちが標的になるのではないかと部下たちは冷や冷やしていた。

 

 「まあ、お前たちの報告のおかげでもう一つの依頼も達成できそうだから良しとするか」

 

 男が精霊の武器化・《霊具》と精霊の防具化・《霊装》を解除し、元の姿に戻ったため部下たちは内心安堵した。

 

 「お前たちもう一度女を探して連れて来い。その狐の精霊は俺が相手をする」

 

 「女と一緒にいたガキはどうしますか?」

 

 「生かそうが殺そうがお前たちが自由に決めろ」

 

 男の指示を受け部下たちは再び町に向かう準備を始める。

 女を捕まえる依頼を受けた時は楽な仕事でつまらないと思っていたが、部下の報告で同時に受けていたもう一つの依頼も果たせそうなことがわかった。

 もう一つの依頼は個人的に楽しめそうと思っていたため、男は椅子に深く座り込むと獰猛な笑みを浮かべていた。

読んでいただきありがとうございます。

次話は金曜日の夜更新予定です。

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