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精霊使いと賢者の遺産  作者: 夜空琉星
第1章 略奪の鎖と紅蓮の刃
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第1章 エピローグ 動き出す影たち

第1章のエピローグです。

第13話の、宙翔たちが旅に出発しようとしていた時の裏側ではこんなことが起きていました、的なエピソードです。

 宙翔たちが旅立つ数時間前。

 この町のメインストリート沿いにある病院で、看護師が朝の検診のために各病室をまわっていた。

 

 「ジャネルさん、体の調子はどうですか? あら?」

 

 病室の引き戸を開けるとそこにいるはずの患者、ジャネルの姿がなかった。

 看護師はトイレにでも行ったのかと思いしばらく待つことにしたが、ジャネルは一向に帰ってこない。

 心配になった看護師はここのフロアを一周して探してみるが、やはり見つからない。

 

 「ねぇ、ここの病室のジャネルさん見なかった?」

 

 看護師は廊下でたまたま通りかかった同僚の看護師に声をかける。

 

 「見てませんね」

 

 「どこ探しても見つからないの」

 

 同僚の看護師は顎に手をやりしばらく考え込む。

 

 「もしかしたら一緒に来たリエナさんなら、何か知っているかもしれないですよ」

 

 看護師はジャネルと同じタイミングでこの病院を受診し、入院することになったリエナのことを思い出した。二人は見た感じだと知り合いであることは間違いないはずだ。

 同僚の助言を受け、看護師はリエナの病室を訪れる。

 

 「リエナさん、聞きたいことがあるんですけど。あれ、リエナさんもいない」

  

 病室にリエナの姿はなく、ただ開き放たれた窓からの風に白いカーテンがはためくだけだった。


***


 看護師が病院の中を探し回っているころ、病院の屋上に二つの影がった。

 一人は黒色の法衣に身を包んだ男で、もう一人は白い帽子のようなものに黒いベールを被り、白い襟のついたゆったりめの黒いローブ、つまり修道服を身に纏った女だった。


 そして男は屋上に備え付けられているベンチに置かれている、かすかに光輝く水晶に何やら話しかけているようだった。

 

 「・・・・・・報告は以上です」

 

 『わかった。今後の方針についてだが、入院することになってしまっている以上護衛はできないだろう。ジャネル、ならびにリエナは現時点をもって護衛の任を解く。これからは監視に専念してもらう』

 

 「はい」

 

 水晶から聞こえてくる声に法衣を纏った男、ジャネルが恭しく答える。

 水晶から聞こえてくる声は、ジャネルよりかなり年配の男のもののようだ。

 

 『くれぐれに監視を悟られないように。それから今後このような失態がないようにな』

 

 「肝に銘じます」

 

 『我らが精霊の解放を』

 

 ジャネルは胸の前で両腕を交差させ膝を軽く折ると、水晶から発せられた言葉を復唱する。

 

 「我らが精霊の解放を」

 

 そして水晶の発光が終わると、ジャネルは自分の背後にいる女に声をかけた。

 

 「というわけだ、リエナ」

 

 ジャネルと同じ体勢を取っていたリエナは、それを解くと不満げな表情を見せた。

 

 声のトーンも、もしシャルロットが聞いたら普段との違いに驚いてしまうほどクールで落ち着いた感じだった。


 「本当によかったんですか? あんなどこの馬の骨ともわからないやつにあの子を任せても」

 

 ジャネルとリエナの脳裏に自分たちを傭兵集団《蛇の鱗》の拘束から解放した少年の姿が思い浮かぶ。

 

 「お前も見ただろ、あの戦闘力。初戦闘であそこまで精霊の力を使いこなす奴はそうはいない。何より神性を持つ精霊と契約した奴なんて私は初めて見たぞ」

 

 実はジャネルとリエナは宙翔と別れた後、病院には向かわず少し離れた場所から宙翔とシャルロットの様子を伺い、一部始終を見ていたのだ。


 そして宙翔が《蛇の鱗》のボスであるデトス・チャートを倒したのを見たジャネルは、宙翔の圧倒的な強さにある種の底知れなさを感じずにはいられなかった。


 「それに彼女の人を見る目は確かだ。私たちは彼女の信じるものを信じるだけだろ?」

 

 「それもそうですね。それでこれからどうします?」

 

 リエナの問いにジャネルは両手を後ろで組み真剣な表所を見せる。それを見てリエナは姿勢を正す。

 二人の表情と振る舞いは神職のそれではなかった。

 

 「護衛の任を解かれたことで、ある程度自由に動けるようになったからな。教会の真の目的と彼女に危害を加えようとした者たちを阻止するためにも情報を集める必要がある」

 

 ジャネルの言葉にリエナは視線のみで肯定の意を見せ言葉の先を、ジャネルからの指示を促す。

 

 「監視の方はしばらくリエナに任せる。私は情報収集にあたる」

 

 「了解です」

 

 「それで彼女はどこに?」

 

 ジャネルの問いにリエナは視線を遠くに送る。ジャネルがその視線を追うと、その先には一軒の宿屋があった。

 

 「現在はサクラ亭に。間もなくこの町を出発するようです」

 

 「わかった。我々も行動を開始しよう。我らが恩人、シャルロットを残酷な運命から救い出すために」

 

 ジャネルが頭に巻いてあった包帯を解きながら言うと、ジャネルとリエナの服に光の粒子、微精霊が集まりだす。


 二人は別々の方向に駆け出すと、屋上からその身を躍らせる。

 そして二つの人影は町の中へと消えていった。


***


 ジャネルたちが病室を抜け出したのと同時刻。古都国からレームル王国へ向けて一台の馬車が出発していた。


 馬車に刻まれている紋様から《ナイトオブスピリッツ》のものであることがわかる。

 馬車は順調に王都への街道を走っていたが、地面にできた樹の影が揺らめき波紋が広がったかと思うと、突然その中から三つの人影が現れる。

 

 「あ、危ない!」

 

 御者を務めていた《ナイトオブスピリッツ》の団員は慌てて急停止する。

 何とかぶつかる寸前のところで止まることができ、御者は胸を撫で下ろす。


 そして改めて人影の方を見る。三人ともフード付きのローブを身に纏っていた。

 フードを目深にかぶっているため顔を見ることはできないが、身体のシルエットで真ん中にいるのが男で両隣にいるのが女であることがかろうじてわかる。

 得体のしれない三人に御者は危機感をあらわにする。


 御者は懐から鐘を取り出すと、勢いよく振り激しい音を鳴らす。その直後、後ろの荷台から四人の《ナイトオブスピリッツ》の団員が姿を現す。


 この鐘は緊急時および敵襲時に鳴らすものであるため、四人の精霊使いはすぐさま霊具と霊装を顕現させ戦闘態勢にはいる。御者を務める団員も疑似霊具を構える。


 荷台から出てきたのはA級精霊使いが一人とB級精霊使いが三人で、御者を務めているのがC級精霊使いであるようだった。

 

 「お前たち何者だ!」

 

 A級精霊使いが問うたその時だった。左端のローブ姿の影の手に身の丈はあろうかという大鎌が現れる。

 そして大鎌を地面に突き立てるとフードの中が怪しく光る。


 次の瞬間、《ナイトオブスピリッツ》の団員たちは意識を失いその場に倒れこむ。 


 団員たちが戦闘不能になったことを確認すると、真ん中の影を先頭に馬車の中に入る。

 馬車の中には両手足を拘束された傭兵集団《蛇の鱗》のボス、デトス・チャートの姿があった。

 この馬車はデトスを古都国から王都へ護送するための馬車だったのだ。

 

 「やあ、久しぶり」

 

 物腰柔らかな口調で最初に入ってきたローブ姿の影がフードを外す。

 あらわになった顔は特徴らしい特徴はどこにもない、あえて言うのならば優しげな面影のある青年のものだった。

 

 「あんたは・・・・・・」

 

 「そう、君の雇い主だよ」

 

 「わざわざ何しに来た?」

 

 馬車内の椅子に固定されているデトスに、ローブ姿の彼は膝をつき目線を合わせる。

 

 「プロの傭兵ってことで君を信用していたんだけど、君は僕が思っていた以上に気分屋で口が軽いみたいだ。だから・・・・・・」

 

 彼の言葉からどこかで宙翔とのやりとりも見られていたことをデトスは悟る。

 依頼主を裏切るような行動をとったデトスに微笑みをたたえ、どこまでも優しい口調で言う彼だが、言葉の内容と放つ雰囲気にデトスは恐怖を感じた。

 そして彼は右手を突き出しデトスの頭を掴む。

 

 「何を・・・・・・」

 

 「お仕置きだよ」

 

 不敵に笑う彼を見てただならぬ気配を感じたデトスは、霊具を顕現しようとするができない。

 なぜなら《ナイトオブスピリッツ》がデトスの手首につけた拘束具は特殊な《霊応石(れいおうせき)》で作られており、霊力を吸収する特性があるからだ。


 そのため契約の指輪に霊力を流し込み霊具を顕現させようとしても、その前に霊力を吸われ精霊使いとしての力が行使できないようになっているのだ。


 何もできずにもがくデトスだが、それをよそにローブ姿の彼の腕から黒い霧が現れデトスの頭へと這い寄る。

 そして黒い霧がデトスのもとに到達すると、デトスの意識がかすみにかかったように鈍くなる。


 その黒い霧はそのままデトスの内部、魂に這い寄る。自分の中に何かが入り込み、かすめ取られるような感覚がするが、意識が遠のいているデトスには何もすることができない。


 数秒後、デトスの頭から手が離れると同時に黒い霧も消える。

 

 「これはもらっていくね」

 

 彼がデトスの前で左手をちらつかせる。デトスは彼の手の中にあるものを見て驚愕した。

 

 「俺の契約の指輪!?」

 

 それは先ほどまでデトスの右手にはまっていた、精霊スネイズとの契約の指輪だった。

 

 「他人が勝手に契約を解除して精霊を奪うことなんてできないはずだ!」

 

 目の前で起きたありえない出来事にデトスは自分の目を疑った。

 そしてデトスの頭を何としてでも指輪を取り戻さなければという思いが支配する。


 デトスが傭兵集団のボスの地位を手に入れ、金や食べ物を何不自由なく得られるようになったのはその指輪があったからだ。その指輪が奪われることはデトスにとってあってはならないことだった。


 おそらくあの黒い霧が現れた時に指輪を奪われたのだろうが、手足を拘束され動くことができないデトスはただ声を荒げることしかできない。

 何とか現状を打開できないかと、一度気持ちを落ち着かせ考えを巡らせたときだった。


 ふと何か違和感を覚えた。そして改めてローブを纏う三人、いや三体を見た瞬間、違和感の正体に気づき言葉を失った。


 精霊には人間とは違う独特の気配があり、精霊使いはそれを鋭敏に感じることができる。

 そのため精霊の中には人間と全く同じ容姿のものもいるが、精霊使いは正確に見分けることができる。


 デトスは目の前にいる影のうち二つは精霊であることを知覚できたのだが、自分から指輪を奪った影からは精霊とも人間とも違う気配を感じだ。

 より正確に言えば、精霊と人間両方の気配を感じたのだ。


 人間と精霊は存在そのものが違うため、同一個体から人間と精霊の両方の気配を感じることなどありえない。

 目の前にいる常識外の存在にデトスは全身が粟立つのを感じた。

 

 「お前は何者なんだ?」

 

 恐る恐るデトスに問われた“ソレ”は顎に手を当ててしばらく考える。

 

 (人間の皮を被った精霊か、精霊の皮を被った人間か。それとも・・・・・・)

 

 デトスがそこまで考えると“ソレ”はもう一度膝を折りデトスと目線を合わせる。

 微笑みながら膝を折り目線を合わせる姿はまるで幼い子どもをあやすようだが、それと同時にデトスにそれ以上の思考を許さないという思いも込められているようだった。

 

 「そーだな。話すと長くなるんだけど、一言でいうなら僕は《中途半端なまがいもの》だよ。というわけで、メアあとはよろしく」

 

 “ソレ”は再び立ち上がるとメアと呼んだ影の肩にポンと手を置いた後、もう一つの影を連れ立って馬車の外に出た。

 

 「ったく、精霊づかいが荒いんだよ。うちのリーダーは」

 

 デトスは契約の指輪を奪い返すために、無駄だとわかりつつ後を追おうと体を動かそうとする。

 

 「動くな」

 

 その瞬間メアがデトスの方を振り向き一声かけると、まるで金縛りにあったかのように体が硬直し身じろぎ一つとれなくなる。

 

 「体が!?」

 

 メアがフードを外しデトスに歩み寄る。その素顔は青みを帯びた鮮やかな紫色の長髪をもつ少女のものだった。長い前髪で左目が隠れているが、隠れていない方の右目は髪色と同じ色の瞳をしていた。そして彼女の右目は怪しく光っていた。

 

 「オレの眼を見ろ」

 

 メアの言葉につられデトスの瞳はメアの眼に吸い寄せられる。

 デトスは必至に抗おうとするが、その思いに反して瞳の動きを止めることができない。


 まるで魂にその行動が刻み込まれたかのようだった。

 そしてメアと目があった瞬間、自分の魂を覗き込まれるような感覚があった。

 

 「オレたちのことは忘れてもらう」

 

 メアが言葉を紡ぐと、デトスの中で記憶の糸が解かれ抜け落ちていく。

 

 「そして眠れ」

 

 メアの言葉にデトスのまぶたはゆっくりと落ちていき、視界が暗闇に覆われた。


***


 

 「終わったぞ~」

 

 メアが馬車の外に出ると、二つの影が何やら話していた。

 

 「アビス様、博士から通信が来ています」

 

 「わかった。アンナ繋いでくれる?」

 

 アビスと呼ばれた“ソレ”はアンナという名の影から光放つ水晶を受け取った。

 

 「おい、こんな道の真ん中でやるのか?」

 

 「人払いは済ませてあるんだろ」

 

 メアの言葉にアビスは信頼のこもった眼差しを向ける。

 

 「やってはいるけどよ、それオレの眼と精霊術の特性わかって言ってる?」

 

 いまだ怪しく光り続ける自らの右の眼を、親指で指さしながらため息交じりに言うメアに、アビスは当然といった表情を見せる。

 

 「わかってるよ。手短に済ませる。アンナはメアのサポートを」

 

 メアは再びため息をつくと、馬車の上へと飛び乗り周囲を警戒する。アンナはメアと背中合わせになるように馬車の上に移動し、メアの死角を補う。


 そしてアビスは水晶へと話しかける。

 

 「やあ博士、研究の方はどうかな?」

 

 『いやー、今回の件で貴重なデータが取れましたぞ。やはり小型化すると耐久力や霊力の吸収効率が低下するようですな』

 

 アビスの問いかけに、口調と声質から七十歳代後半と思われる男の声が応えた。

 年齢のわりに甲高く興奮気味に話す声に、一種の狂気さや猟奇さを感じられた。


 そして話の内容からデトスが炎姫に使った装置について話しているようだった。

 

 「それと、例の薬のサンプルが完成したのでその報告を。量がそろい次第、順次実験に入りますぞ」

 

 「わかった。そっちのことは任せるよ」

 

 「はい。それにしても先人の知恵、あなたの先生には頭が上がりませんな。研究者としては自分の力でここまでこぎつけたかったのですが、この歳では贅沢は言っておれますまい」

 

 「博士の研究が捗っているようでなによりだよ」

 

 水晶の先にいる博士に見えるわけではないが、アビスは笑顔で答える。

 

 「それもこれもあなたがわたしに声をかけ、あれほどの研究資料を渡してくたおかげですよ。おっと、もうこんな時間か。それではわたし実験の準備に取り掛かりますので」

 

 「いい報告を待ってるよ」

 

 そこで水晶の発光が収まり交信が終わる。

 

 「メア、アンナ終わったよ」

 

 アビスに呼びかけられメアとアンナは馬車から飛び降りる。

 

 「はいよ、これからどうする?」

 

 「メアにはあのシスターと少年の監視をしてもらう。シスターもだけど、あの少年の動向にも注意するようにね」

 

 「りょーかい」

 

 アビスからの指示を受け取るとメアはその場を後にしようとする。

 

 「定期的に報告してもらうからサボらないでね」

 

 「はいはい、わかりましたよー」

 

 振り返ることなく適当に返事をするメアは馬車の影の中に入る。

 馬車の影が揺らめき波紋が広がると、まるで水中に沈んでいくかのようにメアの体が沈降し影の中へと消えていった。

 

 「あの少年のことが気になるのですか?」

 

 メアの姿が完全に消えるころ、アンナがアビスに問いかける。

 

 「神性を持つ精霊と契約する者なんて滅多に現れないからね。僕も先生以外では初めてだよ。だからちょっと興味があってね」

 

 「そうでしたか。それで私たちはこれからどうしますか?」

 

 「とりあえず僕たちは一旦帰るとするか」

 

 アビスはそう言うとアンナを連れて歩き出す。

 そして懐から二枚の紙を取り出した。そこには肖像画が描かれていた。

 一枚目には白衣を着た年配の男とアビスが、そして二枚目には可愛らしい少女が描かれていた。

 

 「先生、マリア。あなたたちを殺したこの歪んだ世界をあるべき正しい姿に変えてみせる。そのためなら僕は・・・・・・」

 

 今まで笑顔しか見せなかったアビスが別の表情を見せた。

 その表情は怒りと憎しみと覚悟、様々な感情が複雑に混ざり合ったものだった。

 

 「今あるこの世界を壊すことも厭わない」

 

 不穏な気配を放つアビスは、アンナを連れてメアと同様に影の中へと消えていった。

 アビスと宙翔。世界の変革を目指す二つの魂が歩む道が交わるのは、そう遠くない未来の話だ。

読んでくださったみなさん、ありがとうございました。


これにて第1章「略奪の鎖と紅蓮の刃」完結です。

ここから本格的に精霊使いとなった宙翔の物語が始まります。


話は変わりますが、第1章完結にともない書けることが増えたのであらすじをリニューアルします。

また、話数表記も見やすいように、今の漢数字表記から「第1章1話」のような表記に変更します。

明日のお昼頃から適用していく予定です。


また拙作を読んでくださるみなさんには申し訳ないのですが、作者の仕事の関係で執筆時間を確保するのが難しくなり7月、8月は月一更新になります。

予定としては7月2日と8月6日の更新になると思います。

9月からは毎週更新に戻したいと思いますので、しばらくお待ちいただくことになると思いますが、よろしくお願いします。


明日のお昼頃に上記の2つについては活動報告にも書くつもりですので、そちらも確認していただけると助かります。


長々と書き連ねてしまいましたが、ここまで読んでくださったみなさん本当にありがとうございました。

次回は通常更新で第2章が始まりますのでお楽しみに!

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