プロローグ
朧気でも、微かでもいい、記憶の片隅には置いておかなくていけない...
プロローグ_______________...
------もし、あなたが_______だったなら...私は---------
ep1.あなたの物語の幕が開けたなら...
いつかの日、僕は誰かと約束した...
その人のことはまぁ、よくは覚えてないのだけれどとても大事な人だったと、朧気にそう感じている。
でも、なんでそう感じるのか...何かを一緒にした?それとも、一緒に暮らしてた?...
そんな風に、何度も思い返してはいるけれどまったく、皆目も思い出せない。
正直、そんな朧気にしか覚えてない昔のことなんてきれいさっぱり忘れてもいいのかもしれない。けれど、そうしてはいけないと、朧気でも、微かでもいい、記憶の片隅には置いて置かなくてはいけないと、何となく感じていた。
「はぁ、なんで昔の事なんも思い出せねぇんだろ。」
そんなふうに、実際声に出してボヤいていると...
「おーい、ゆきにぃーはよ起きて、ご飯ー!ドーン!!!!」
と、妹の、ゆりかがドアを壁に穴がぶち開くぐらいの強さで解放し、声をかけて来た。
「なぁ、前から思ってるんだけど、もう少し家のドアと壁の耐久値を気遣うというか、僕の心臓もといメンタル値を気遣う気持ちはないのかな...?」
「だって、ゆきにぃ普通に起こしたって無反応じゃん!」
妹の言葉に、まぁ確かにと納得してしまい言い返す言葉もなかったので、取り敢えず布団の中から威嚇しておいた。(フシャー)
「はいはーい、ゆきねこちゃーんご飯ですよー♩」と、威嚇したのに煽られるという理不尽に会い諦めて布団から出ることにした。
そんな布団から追い出された僕は間之字 往人、高校2年の17歳。ちなみに妹は間之字 百合香 高校1年の15歳。
僕が早生まれなのに対して、妹は遅生まれなので、学年はひとつしか変わらないけれど2歳差が空いている。ふぅ、ご飯だべるか...
僕と妹がご飯を食べるために1階に降りると、「おっはーよぅっ!」となんとも、ふざけた感じで、隣の家に住んでるはずの幼なじみの神無 叶美がいた。
「お前、なんで家にいんの?」僕は聞いてみた。
「え? 百合香ちゃんに会いに来ただけだよ? えっ、もしかして僕に...とか思ってた!? あはっ!」と、盛大に鬱陶しい感じで答えてくれた。まじ、ふぁっ(自主規制)。
そんな、たったの数行の会話でささくれだった僕の心を両親が海外へ出張なため、妹が作ってくれた朝ごはんで潤しつつ食べ終わったあと、 これ以上、叶美煽られるのも癪に障るので、煽られる前に急いで着替え僕は2人より先に学校へ向かうことにした。
_________To Be Continued.




