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第0話 其の壱 元魔法少女の日常

色々と\(^0^)/オワタ。

だが二話目だ。



よく晴れた朝。

とある高級住宅街では一際異彩を放っている一般サイズの一軒家での出来事。

食卓にはこれぞ日本の朝ごはんといったようなメニューが並び、壁際にある大きなテレビからはニュースが流れていた。


―――今朝六時頃に茨城県に現れた大型魔物は無事に魔法少女によって駆除されました。周辺の損壊は軽微で、怪我人はいない、とのことです。この件について魔法課は、魔物発生の原因の究明等を急いでおり―――


ニュースを聞きながらテレビ前のソファーに寝そべり、だらーっとしていた黒髪の背の低い少年は料理をしている、白髪の背の高い少年に向かって

「大変なもんだよねー、魔法少女も。朝っぱらからでかめの魔物が出るたびに日本中駆けずりまわんなきゃならないんだからさ。そうは思わない?悠。」

と気だるそうにニュースの感想をなげかけた。

悠と呼ばれた少年は苦笑をこぼしながら

「魔法少女をやっていた君がそれを言うのかい?詠。」

と返す。

「ほら詠、出来たから食べちゃって。急いで食べないとまた遅刻するよ?」


「あいよー」

詠と呼ばれた少年はソファーから起き上がって、食卓につく。

「はい、じゃあいただきます。」


「うぃ、いただきます。」

詠は眠そうな眼を擦りながら朝食を食べ続ける。


二人が黙々と朝食を食べ続けるなか、テレビでは、


―――それでは今週の魔物発生予報です。魔法都市での各区画の魔物の発生予測をお伝えします。都市学園ブロックでの予測は0.03F、警戒レベルはF、居住ブロック、商業農業ブロックは共に0H、その他共に警戒レベルはHです。ですが、最近、予測にない大型魔物が発生しているケースがあります。気をつけて行動したほうがよいでしょう。次に―――


と不吉な予報をしていた。


「なーんかひと悶着ありそうだなー、めんどくせー。」


「そんなこと言わない。ほら食べたらさっさと着替えてきて。洗い物するから。」


「ん、頼んだ。」

そう言いのこして詠はリビングから出ていく。


一人残された悠は、

「詠じゃないけど...何か嫌な予感がするなぁ。何もないと良いんだけど。」

そう呟き、食器を洗い始めたのであった。

誤字脱字には目をつむってください。

何か有ったら言ってください。お願いします。

眠い

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