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-1話 魔法少女とかませ犬(邪神)

テスト当日だけど書いてみた。後悔しまくってる。

ちなみにマイナス1話です。



――――魔法少女



それは魔法を操り世界の――人間にとっての――害悪たる存在である世界の穢れ<魔物>と戦う者である。


ごく最近まではアニメやマンガ等に出てくる空想上の存在であった魔法少女は今、この世界では伝説とも言える存在となっている。


その生ける伝説である魔法少女が現れたのはほんの数年前のことである。



ある日突然として太平洋上に強大な力を持った魔物が現れた。


もちろん魔法少女が現れる前にも魔物はいたし、魔法も超能力も、それを操り魔物を狩る者もいた。


しかし、その魔物は桁が違いすぎた。


いくら魔法や超能力が使えるといっても多人数で竜にやっと勝てる程度。


その程度の力でどうして過去に邪神とも言われた魔物に勝てるだろうか。


当然勝てる訳もなく、さらに海のど真ん中と言うこともあり、手が出せずにいた。


さらに魔物がその場にじっとしているはずもなく、人の多い最も近い場所――日本に向かって進んでいた。


さすがに大きく、しかも太平洋上に一つだけぽつんと浮かんでいる名状しがたきフォルムの邪神が衛星に捕捉されないわけもなく、その邪神の存在は各国に行き渡り、そして――民間にも広がった。


魔物や魔法が存在する事を各国は知っていたが各国民にとっては突然過ぎた。


考えてもみるといい。

昨日までは「はぁ?剣と魔法のファンタジー世界とか現実見ろよクソオタ!」とかいってたのに自分たちが今いる世界がファンタジーしてたこの現実を。

さらに日本国民にとっては、今まで知らず知らずに倒されて来た魔物とは桁違いの魔物がもうすぐやって来るという、遺書書いとけよ、おまいら、と言わんばかりの日本政府からの報道。

もちろん突然なされたそれを信じる人は少なかったが、国営放送局でも同じ事を放送し、次第にそれを疑う人は少なくなっていった。

こんなことになってしまったのだから当然、外国に逃げる者、変な新興宗教にどっぷり浸かりこむ者、暴動を起こす者、自殺する者、自分が世界の救世主だなどと宣う痛々しい輩もいた。

しかし、さすがは日本人と言うべきか、そのような者は少数で、大半はまあどうでもいいやと言わんばかりに日常していた。

その間各国も別に日和っていた訳でもない。しっかりと邪神を相手に戦争をしていた。

戦闘機からはじまり果ては核まで使用されたが結局意味はなかった。核により多少は傷ついたもののすぐに再生され、数秒の時間稼ぎができただけであった。

動員された魔法使い等も足止め程度で役に立たずに帰還する、という非常に残念な結果となった。


さらに日本が民間に情報の開示をした後、隠し通す気でいた周辺他国は日本に敵対した。



まあ、そのような事がありとうとう魔物が襲来する日になった。


旧暦2034年、つまり新暦零年の10月21日の事だった。


魔物は千葉県の南東から上陸すると予告されていた。


周辺住民の大半は避難し海岸等には自衛隊が配備されていた。


海上には艦が、近くに急造された離陸場には戦闘機が配備され物々しい雰囲気を醸し出している。


そして、国営放送局のヘリからうっすらと魔物の巨体が見えたとき、戦闘が始まった。


艦の砲撃、爆撃機の爆撃、ミサイルの直撃、そのすべてが効果はなく、ほんの少し魔物の進行速度を遅くしただけであった。


そんな有り様をテレビごしにみた国民の感想は「あ、これ無理だわ」であったという。



そして海岸から魔物が肉眼で確認できる程になったとき、急に状況が変わった。


周りにいた艦や戦闘機がその場を離脱し始める。

まるで巻き添えを恐れるかのように。


その場に残っているのは魔物とその様子を生放送する国営放送局のヘリのみになった、その時。


<彼女達>が現れた。


そう、<魔法少女>である。


日本人とは思えないようなカラフルな髪色をし、少女少女した衣装を纏った、まだ小学生程であろう少女達が十人、唐突にその場に現れ、空中を魔物に向かい駆けていく。カメラ目線で。


魔法少女達が現れたと同時に邪神も名状しがたき叫びのようなものをあげ魔法少女達へと向かって触手のようなものを投げつける。


そして魔法少女達に飛んでいったそれらは彼女達に当たる前に一部は燃え尽き、一部は刻まれ、一部は消し飛ばされ、憐れにも塵と消える。


それを見た魔物は分裂するも分裂体達は触手と同じ末路をたどった。


そして最後に残った魔物の本体らしき歪な球体が何かをしようとするも、銀髪の魔法少女により切り裂かれ、魔物の中核をなす部位<コア>をその刀で両断された瞬間、海上に漂っていた魔物の体液などが霧のようになり、消えていく。文字通り、魔物がいた、という痕跡さえも跡形もなく。



こうして魔法少女は現れ、始まりの邪神と呼ばれる魔物を倒し、伝説となっていったのである。


この十人の魔法少女達は「初代」<ファーストマギ>と呼ばれていて、今でも魔法少女としての活動が確認されている者は二人のみである。



邪神さんの外見はffのモルボ○みたいな感じ。

触手さんが消滅するバリエーションを10通り書くのはめんどいのでやめた。

なお魔法少女達の一連の行動はカメラ目線でおこなわれております。

しばらく続きはかけないとおもわれ。

すみません。

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