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貴方が私を連れ去ってくれたなら

作者: 真田幸姫

たまに亡くなった大切な人を思うと苦しい時があります。


きっとそれは、愛しい気持ちなのでしょう。


でも、時には恨みたくなることもあるのです。


引き離された痛みを無理に、美化することはないのです。

貴方が私を連れ去ってくれたなら


私は悲しみに溺れて息も出来ず


内臓を引きずり出される様な絶望を


味わうことはなかっただろう。



貴方が召されたその日から


違えたことのない約束を


私は恨んでいるの。




“生きろ”と言った貴方の優しさが


今日も私を悲しみの海で溺れさせる。



貴方が私を連れ去ってくれたなら


私はどんなに幸せだっただろう。



貴方が悪魔に魅いられて


私の魂を食べてくれたなら…


きっと恨みやしなかっただろう。



優しい貴方…


恨んでいるの


それでも私は愛してる…。








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