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※第一章 まとめ

登場人物や用語のもろもろの解説です

【登場人物】

○メイン人物

姫宮(ひめみや)マナ 

今作の主人公兼ヒロイン。名門私立駒場魔法学園の首席にして綺麗な金色の髪を持つ才色兼備な少女。幼い頃から《魔導師》を目指している。

正義感が人一倍強く、間違っていると思ったことには誰であろうと指摘する気概を持っている。そのため正反対な性格の九條とは反発することがしばしば。

また向上心が高く負けず嫌いでもあり、ムキになることも多いとか。案外に沸点が低い。

実力について座学は学年首席であり、戦闘技術も中等部の頃に魔法決闘の部活で優秀な成績を修めていて並みの高校生よりもかなり強い。しかし高等部に入ったばかりだけあって習得している魔法も限りがあり、耐性の多い敵にはまだまだ苦戦しがち。

最近の悩みはあまり発達がよろしくないということ。どこがとは言わない。


九條(くじょう)(しゅう)

マナの師匠で魔法事務所を経営している魔法士。今年度から駒場魔法学園の《魔術師師弟制度》に参加したとのこと。

性格は偏屈で傲慢で慇懃無礼。金を持っている依頼人に対しては真摯に対応するが、金を持っていない人や目下の者に対しては露骨な態度をとる。

実力はまだ作中で明らかになっていないが、『どんな依頼でも引き受けたら必ず成功させている』と謳っていることから他の魔法士とは一線を画すことがうかがえる。しかしそのぶん依頼料をふんだくっており、某藪医者を彷彿とさせる。

嫌いなものは貧乏と老害と馬鹿。好きなものはお金と美人(巨乳)



○学園関係者

・早川由美(ゆみ)

駒場魔法学園1年A組の生徒。マナと同じ三鷹の中等部出身で親友の間柄。

中等部の頃から陸上に情熱を注いでおり、大会でも優秀な成績を出している。

良く言えばムードメーカー、悪く言えばお調子者といった性格をしており、よく生真面目なマナをからかったりしている。しかし明るい性格からかマナ曰く何だかんだ憎めない。

交友は広い方で先輩にはとても可愛がられている。

魔法戦闘は得意な方だが、座学の成績はあまりよろしくない……。


・松本あずさ

駒場魔法学園1年A組の生徒。マナと同じ三鷹の中等部出身で親友の間柄。

趣味は読書で得意なことは料理と裁縫と文化部系の女の子。

性格はおっとりしたのんびり屋でたまに毒のある言葉をさらっと言う。

中等部の頃から一学年上の高橋という先輩に片思いしており彼の卒業式の時には第二ボタンをもらっている。しかし肝心の想いは相手に伝わっていない模様。

体型は小柄でいわゆる守りたくなる系。しかし出るところは出ているらしい。最近の悩みは肩凝りなんだとか……。

湯浅博士ゼミ所属


西園寺(さいおんじ)麗奈(れいな)

駒場魔法学園3年の生徒で生徒会長。マナの先輩で憧れの人物。

成績は文武ともに学年トップであり、生徒会長としても生徒からの信頼は厚い。

神田アキラゼミ所属。


月城(つきしろ)(れん)

駒場魔法学園1年A組の生徒。日比谷の中等部から来た生徒でマナに次ぐ二位の成績で高等部に入学を果たす。

家は魔法使いの名門月城家であるため魔法使いとしての素質が高く中等部の頃は他の生徒とは比べられない程強い。

成績優秀・眉目秀麗・両家出身と誰もが羨む優良物件。


服部(はっとり)恭介(きょうすけ)

駒場魔法学園1年A組の担任教諭。マナ達の担任の先生。

『言葉は伝わらなくても心が伝わればそれでいい!』という英語教師としては疑いたくなるようなことを言う熱血漢。体育会系出身らしい。


神田(かんだ)アキラ

駒場魔法学園の《魔術師師弟制度》に参加している名物教官。またマナの憧れている《魔導師》でもあり、マナも当初は神田のゼミを志望していたがひょんなことから入ることができなかった。

所属生徒は西園寺麗奈、月城蓮など


湯浅(ゆあさ)博士(はかせ)

駒場魔法学園の《魔術師師弟制度》に参加している教官で魔法工学を専攻している研究者。

本人自身はあまり女性とは疎遠の生活を送っているのにも関わらず、なぜか毎年ゼミ内でカップルができることに憤りを感じている。

所属生徒は松本あずさ


○マナの家族

・お父さん

マナに魔法使いとしての正義を語った人物。魔法省に勤めている。

本人はデスクワーク派のためあまり戦闘は得意ではないとのこと。

性格はうっかり屋でよくマナのお母さんを困らせている。


・お母さん

専業主婦。

夫婦の仲は極めて良好だが夫の性格に時折困らせられることも。


カナ

三鷹の中等部に通う生徒。今年で中学2年。

少々シスコンの気がある。



○その他

熊谷(くまがい)喜一(きいち)

九條魔法事務所に依頼に来た初老の男性。化野(あだしの)村を襲う魔物の討伐をマナに依頼する。野菜や穀物を栽培して生計を立てているが、実際は秘密裏にマジック・フラワーを栽培して不当に金を得ている。今回の騒動で秘密を知ったマナ達を始末しようとするが派手に動いたことによって警察に捕捉された。



【用語・魔法・魔導具】

○用語

・魔法使い

魔法を使える人間の総称。人は皆魔力を持っているとされているがそれを自在に使えるか使えないかは本人の才覚による。


・魔術師

高等魔法学校を卒業した魔法使いのことを指す。

魔法職は一般に魔術師にならないと就くことのできず、そのため魔法の才能があるものは高等魔法学校に進学する。


・魔導師

魔術協会が“極めて優秀な魔法使い”に与える称号。

魔導師と認定された者には年間莫大な研究資金や魔術協会にて高待遇を得られる。

比較的魔法先進国の日本でも十数人しかいないらしい。


・魔法士

魔法を使って依頼者からの頼みを解決する職業。依頼の種類は魔物退治から護衛、人探しと多岐にわたる。

しかし魔導具技術の発達によって魔法士の需要は低くなってきている。そのため魔法士になる魔術師は減ってきている。


駒場(こまば)魔法学園

世界有数の高等魔法教育学校。通称駒学。

日本で《魔術師師弟制度》を初めて施工した学校で数々の著名な魔法使いを輩出している。



○魔法

・浮遊の魔法

物体を浮かす魔法。

魔法使いが最初に覚える魔法で魔術師レベルならほとんどノータイムで繰り出すことができる。

浮かせる物体や効果範囲、持続時間は術者の力量によって変わる。魔法耐性のあるものや人などの生物には効果がはたらきにくい。


・魔弾

魔法陣から魔力の弾を生み出し放出する攻撃魔法。

難易度は中学レベルでそこまで難しくはないが、熟練した魔法使いが使えば無数に高威力の魔弾を作り出すことができる。


炎弾(フレア・ブレッド)

魔弾に火属性を付加させた攻撃魔法。

高等教育レベルで魔弾に比べると生成に時間はかかるが、その威力は高い。獣には非常に有効な攻撃魔法となっている。


・障壁魔法

任意の座標に魔法障壁を生み出す魔法。

魔法陣に複雑な魔術式を組み込む関係上難易度は高め。高等教育レベルの魔法だがマナ達は中等部で教わっていた模様。

込める魔力によって強度も変わる。



○魔導具

疑似魔人形(ドッペル・マペット)

特定の生物の形をしており、その生物の魔力を込めると対象の生物のように動く魔人形の一種。


黒式魔槍銃(こくしきまそうじゅう)

マナが魔物討伐で使用した大型魔物の捕縛に用いる魔導具。

黒式とは雷属性のことを意味しており、被弾した相手の神経を麻痺させる。


・魔導銃

魔力の弾を撃つ魔導具。

一般的に魔導具は使用者が魔力を込めないと起動しないが、魔鉱石が込められた使い捨てのカートリッジにより魔力を扱うことができない者でも使うことができる。

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