54.ラフィードの雨と人情に触れる
身軽になった後はのんびりと街の景色を楽しみながら戻り、昨日の検問所から川沿いの街ゾナドフを後にする。
例によって適当な場所で車に乗り込んだ。
飲み水、良し。昼飯に買ったフォカッチャっぽいパンとチーズ、良し。
ガソリンメーター、良し。目的地設定、良し。
空は生憎の曇り空。俺としては爽やかな陽射しの元が良かったが、日のあたりが強いとお気に入りの定位置に居られなくなるおはぎにとっては、良い旅立ち日和なのかもしれない。
「うし。行くぞ」
「……」
おはぎはその定位置にぶら下がって既に眠ってる。
次なる目的地・ラフィードまでの所要時間は、1時間半と少しだ。
車は丘陵地帯の新たな街道沿いを走る。
見晴らしの良い丘の風景は徐々に木立ちが目立ち始め、やがて森の中へと差し掛かった。森の入り口では、2、3組の冒険者や商隊らしき旅人が固まって野営している。
まだ昼になったくらいなのに、もう野宿か?
俺は不思議に思いつつその場を通り過ぎて、暫く走ると納得した。
森は霧が立ち込めたかと思うと、あっという間に雨模様となった。これは危険だ。ナビの導線と視界の悪い外を忙しなく見比べながら、徐行して進む。
いつだったかニュースで、カーナビの通りに走ったらいつの間にか湖に水没していたというアメリカの事故が報道されていたのを思い出す。
何もこんな時にだが、思い出したもんは仕方ない。一人ビクビクしながら、木立ちの切れ目に敷かれた街道を辿る事30分。霧が収まり、森の終わりに差し掛かった。
これで一安心と思った矢先、50メートルほど前方を数体の魔物がのっしのっしと横切っているのに出会した。
「うわっ、野生のオークだ」
ステルスモードの為こちらに気づかれる心配はないが、身構えてしまう。ムキムキの巨漢に牙の生えた凶悪な豚の顔。容姿は相変わらずだが、ダンジョンで見た時と違ってサイズにばらつきがあった。
小柄なもの、中くらいのもの…もしかして、家族だろうか。誰かを襲っている素振りは無い。ここに来るまで見かけた人といえば、森の向こうの野営していた一団だけ。なので、鉢合わせる事もないだろう。
小さな群れは程なくすると、雨に濡れた木立ちの中へと去っていった。
姿が見えなくなったのにホッとして、アクセルを踏む。魔物とはいえ、雨宿りもできないのは少し不憫だ。…そんなことを呑気に思える、このスキルに感謝せねば。
草木が広がる平原に、しとしとと雨が降り続いている。雨雲に霞んでなければかなり遠くまで見渡せただろうが、これはこれで良い景色だ。エンジンの音以外何もしない自然の中を、ひたすら走った。
こう雨が降ってては、流石に外で休憩とはいかない。居眠りから目覚めて暇を持て余したおはぎが、後部座席をパタパタと忙しなく飛び回りはじめた。やかましい。
「キィ~ッ」(おはぎのうつくしいターンを見よッ)
「ウロチョロすんな、危ないから!」
「およそ3キロメートル先、検問所です」
もうちょっとだから辛抱してくれ。
ラフィードの街を囲う石垣が見えてきたので、降りる支度だ。
ギルドカードを確かめ、路銀と護身用のスクロールをカバンに詰める。運転中は窮屈なので脱いでいた皮鎧を着用し、更にドルトナで購入したフード付きマントを被る。これで雨でも問題なし。
道から逸れた起伏に車を止めて降り、検問所へと向かった。
検問の列は短く、すぐに順番が来る。
「通ってよし。くれぐれもそのチビスケから目を離さないこと」
「はい」
チビスケことおはぎと俺をじろじと見聞しつつも、門兵はそう言って通してくれた。例によって、奇異なものを見る目だ。
検問の向こうは、これまでの街と違った景色が広がっていた。石畳や立ち並ぶ建物の代わりに、青々とした牧草、そして畑が目立つ。土を慣らした素朴な道に、門と同じ素材の石垣。広大な耕作地帯を、その石垣が区切っていた。しっとりと雨で濡れた空気に、動物たちの匂いがする。
自然豊かな田舎の風景。と思いきや、土と石垣の道を進むと密集された集落に到着した。ここは石畳が整えられ、花壇や噴水まである。冒険者ギルドもちゃんとあり、その向かい側には宿屋が数軒。その通りを更に進むと、ザクンダ商会の支部があった。
荷下ろしに良さそうなポイントを探しに行きたいが、この雨だ。先に宿屋をみつけよう。
雨止むと良いなぁ。
目についた宿にお邪魔して、従魔がいることを申告。すると店主のおっちゃんは衝撃的な台詞を発した。
「この街に従魔の泊まれる宿は…ねぇんじゃないかな?」
「えっ!?」
こうして、宿屋巡りが始まった。
1件目。
「あー、ダメダメ。うちはお断りだよ。悪いけど」
2件目。
「うわっ、プラムバット!?…は、従魔?なんで従魔にした…」
3件目。
「申し訳ありませんが、お引き取りください」
4件目。
「確かに大人しそうだけど…流石にコウモリをうちに入れるのはねぇ…」
街の方々を巡り夕方になってきたが、結果は全滅。この街の宿屋は全部で5軒だというので、頭打ちだ。
なんてこった…
ここはおはぎを信用して、空き家かどこかに待っていてもらうか?しかしそれは、思いっきり従魔から目を離す行為だ。その間にもしも誰かに追い回されたり、逆に誰かに噛み付いたりしたら…。ダメだな。
大体、俺が一人でノコノコ泊まりに来たら、どの宿屋からも「お前、従魔はどうした?」とツッコまれるだろう。
こうなれば、交渉してみるしかない。
俺は最初に訪れた宿屋、「ラミアの髪飾り亭」に再び顔を出す。
「あんたか。どうだった?」
出戻りの俺へ親切に声をかけてくれる店主のおっちゃん。気が引けたが、思いきって切り出す事にした。
「すいません。宿代を上乗せしてお支払いするので、どうかこいつも泊めてもらえませんか?」
「い、いやいや、無茶言わんでくれよ。他の客だっているんだ」
「そこを何とか…!」
困り顔のおっちゃんに、俺はおはぎの無害さをアピールした。
トイレの躾、万全です。
煩くしません。
他の部屋や客人、厨房にも絶対近寄らせません。
万が一部屋を汚したり、物を破損させた場合は宿代とは別できちんと賠償します。
しかし、おっちゃんはますます困り果てて渋い顔。ですよね。
「厩でもあてがってやりたいが…それはそれで馬が嫌がるしな」
「キィ~」(おはぎも部屋がいいよ~)
「うっ、出てきた」
マントの裏側からノソノソと伝って来たおはぎがアピールに加わると、おっちゃんは驚いておはぎを睨んだ。カウンター裏の厨房から奥さんもやって来て、迷惑そうに俺とおはぎを見ている。
うう、ダメそうだ。しかし粘ってみよう。
「こいつ、食ってるか寝てるかのどっちかで、とても大人しいんです」
「いくらあんたがそう言ったって……コウモリは困るよ」
「一人部屋料金のもう一人分、お支払いします」
「ハァ!?そんなに?」
「ううーむ…」
「ホラ。お前も部屋で寝れるんなら、騒いだりしないでじっとできるよな?」
「キィ」(できるよ)
おはぎはソロソロとマントの上から全身を出し、毛を膨らませながらも店主夫妻へ向けてキィキィと語りかけた。宝物の萎びた木の実を取り出し、「見てもいいよ!」とアピールしてる。よしよし、変なコガネムシは出すなよ。
「なにしてるんだ?」
「安全とみなした人には自分の宝物を見せびらかすんですよ。信頼の証というか」
「いや、信頼されてもな…」
そう言いつつも、おはぎを見る夫婦の目つきが少しだけ和んだ。いけるかも?と思った矢先、おはぎは木の実と夫婦の顔を心配そうに見比べ始めた。
「キキィ、キッ!」(あ、あげないよ、見せるだけ!)
「あげないんかい。新しいの買ってやるから、ケチケチするなって」
「ギ!」(いやだ!)
「ちょいと…要らないよ。そんな汚いもん」
「…お兄さん、その子と話せるの?」
いつの間にか奥さんの後ろにくっついていた娘さんが、ぽそっと呟いた。金色のおさげがよく似合う小学生くらいの女の子だ。
「ああ、うん。契約した時に。…別にコウモリ語が分かるわけじゃないよ」
「なんて言ってるの」
「自分もここに泊まりたいって」
「ふぅん…」
彼女はそう言うとくっついていた母親から一歩離れ、じーっと両親の顔を見上げた。
「泊めてあげないの?」
俺とおはぎの懇願に、女の子の圧が加わる。
その結果、おはぎと共にここへ泊まれる事となった。
案内された1人部屋で、俺とおはぎはとりあえず雨を凌いでくつろぐ。
「無理いっちまったけど…何とかなって良かった」
「キィー」
「しかし散財したな…」
備え付けの机の下におはぎのトイレ用布を敷いて振り返ると、窓枠にぶら下がったおはぎは嬉しそうに「キィー」(くるしゅうない)と声をかける。毛むくじゃらお代官め。
「親切な人たちだから助かったけど、本当は良くないんだぜ。おはぎ、絶対他の人にちょっかい出したり、違う部屋に勝手に入るなよ」
「キィ!」(大丈夫!)
「あの子に感謝だな」
大人しい娘さんだったけれど、おはぎを見つめる顔には好奇心が溢れていた。
撫でさせてあげたいが、両親は良い顔をしないかな。別の贈り物を用意しよう。おはぎも嫌がるかもしれないし。
…この際、おはぎにはアイテムボックスを使った一発芸でも覚えさせようか。
従魔の連れてける宿がないって場合が、きっとこの先もあるだろう。今日みたいに無害アピールを成功させれば、こうやっておはぎも泊めてもらえるようになるかもしれない。
試しにおはぎへ小銀貨を一枚持たせてみようとすると、毛玉は偉そうに羽をはばたかせてこう言った。
「キィーィ」(不味そうだからイラネ)
「まぁ聞けって。この先もお前が友好的な魔物なんだと思われれば、こうやって自由が効く。色々便利になるんだぞ」
かくかくと説得するも、おはぎは困ったように銀貨を見つめるだけだ。聞けば、要らないというよりアイテムボックスに出し入れできないらしい。
「キィキィー」(食べれるものしかできないもん)
「食べれる物しか?そんなアイテムボックスありかよ…」
とんだ食いしん坊スキルである。
そもそも魔物がアイテムボックスのスキルを待つことは無いって言ってたよな。相性の悪い者が無理矢理もったから、スキルに欠陥が出てしまったのだろうか。だったら、コイツのそれが普通よりちょっとおかしくても不思議じゃないのかもしれんが…。
では銀貨じゃなくフルーツで…なんて真似をしたら、溜め込んだ分を際限なく食い散らかして、デブコウモリと化すに違いない。
諦めよう。
外は厚く垂れ込めた雨雲で暗い。
交渉に力を入れ過ぎて、夕食を申し込むのを失念してしまった。下へ降りて頼めばありつけるかもしれないが、無理に泊まり込んだ手前、気まずさが勝る。
小心者の俺はフォカッチャとチーズと水を平らげて、その日はずっと部屋に引きこもった。
本でも欲しいなぁ。
ーーー
翌朝。
日付が変わっても生憎の雨模様だ。残念。
空腹に追い立てられて下へ降りると、美味しそうな良い匂いが立ち込めている。
お盆を手にした女の子が「おはよう」と声をかけてくれた。
「もう行っちゃうの?」
「朝ごはん頼み忘れたからなぁ」
「あら、食べてくかい?」
「いいですか!?」
同じくお盆を手に給仕をする奥さんが、苦笑して「連れは部屋に戻しとくれよ」と言って朝食を用意してくれる。俺は追加の料金を払い、ウキウキと部屋へ取って返した。
「キキ…」(まぁた自分だけ…)
「サーセン」
恨みごとを呟くおはぎの視線は、華麗に無視だ。
「まだ杏があっただろ。すぐ戻るから、それ食って待ってろ」
「杏が好きなの?」
気がつくと、娘さんがトコトコと後ろについて来ていた。
「果物なら何でも食うぞ。カブとかトマトも」
「……ふぅん」
「昨日はありがとうな。君、名前は?」
娘さんはおはぎをまじまじと見上げながら「ティナ」と答えた。おはぎもやや警戒しながら、ティナちゃんを見てる。
「ティナちゃんのおかげで、雨の中困らずに済んだよ。俺はシマヤで、こいつはプラムバットのおはぎだ」
「オハギ」
「キッ?」(呼んだ?)
ティナちゃんは口数が少ないが、呼びかけに反応したおはぎに目をキラキラさせた。まるで可愛い子犬でも前にしたかのような反応だが…コウモリでもこんなに喜んでくれるとは。
ええ子や。
「毎朝ブラッシングでお手入れするんだけど、良かったら少ししてみる?」
「…!うん」
俺はおはぎに声をかけ、それからティナちゃんにブラシを渡した。俺の手のひらに収まるおはぎへ、おずおずとブラシを通してく。
彼女の気が済んでブラシを手放した時には、おはぎも目をつぶってすっかりリラックスしていた。
「…フワフワだった」
はにかんで微笑むと、「バイバイ」と小さく手を振って給仕のお仕事に戻って行く。
うむ、なんてええ子や。雨模様の陰鬱さなど吹き飛ぶ程にほっこりさせられる俺だった。
その後奥さんの用意してくれた朝食(豆入りクリームスープとパンと目玉焼き・ごろごろ人参のサラダ付き)にあり付き、宿を出る。
さぁ、荷下ろしポイントを探そう。
石畳で整頓された道は、荷車が通る車道と歩道で分けられていた。車道で荷車を引くのは馬や牛だ。
運ばれているのは山と積まれた葉野菜や芋で、さらに別の場所では、数人がかりで大きな銀色の容器が下ろされていた。牛乳っぽい。
「酪農の街なのかな」
そんな街の様子を伺いつつ、ザクンダ商会の前へ辿り着いた。
これまた立派な倉庫と併設された商会には、人々が荷運びに精を出している。その脇では職員さんらしき女性が、軒先へ花の鉢植えを移動させていた。どうやら雨を避けているようだ。
長閑な光景を通り過ぎる。
静かに降る雨の中、歩道を彷徨う事しばし。俺が見つけたのは商会から300メートルほど離れた地点の廃屋だった。
「よし、行けおはぎ」
「キィッ」(がってん)
見るからにボロボロで捨て置かれているが、万一を考えておはぎに内部の偵察を頼む。ホームレスも野犬もいないのを確認して中へお邪魔し、車のキーを開けた。ラフィード支部への納品は、1箱だけだ。
荷車にラフィード宛の荷物を固定し、トランクを閉める。手紙類は雨が心配なので、包みの上から更に布を厳重に巻いて鞄に収めた。いざ、出陣。
狭い路地をすれ違うのに苦労したが、ゾナドフでの失敗に比べれば何でもない。石畳のガタガタ道を気にしながら来た道を戻っていく。
再び商会の前へ辿り着いた時には、職員さんによって花の鉢植えは全て壁ぎわに並べられていた。
今はバケツを手に別の事をしている彼女へ声をかける。
「こんにちわ。王都からの荷物の受け取りをお願いします」
「あら、ご苦労さまです」
そう言って俺の提示する身分証を確認する職員さん。彼女の頭から覗く三角の犬耳が、ヒョコヒョコ小刻みに動いた。遠目から眺めてもしやと思ったが、やはり獣人さんだった。
「レダート領の品と、郵便物…はい、確かに」
職員さんに案内され、ジンジャー箱を倉庫の一角へ納品した。手紙類を手渡してサインを貰いながら、軽く世間話をする。
「ラフィードは初めてかしら?」
「はい。天気が良ければゆっくり周ってみたかったけど」
「昨日からずっと降られちゃったわね。といっても、畑と牛ばかりで他には何もないのよ」
職員さんは朗らかに笑って言う。
「王都から来たんでしょう、森は大丈夫だった?」
「森…ああ。霧が凄かったけど、何とか抜けれました」
「そんな無茶をしたの!?」
何でもあの森は魔物の縄張りで、悪天候の際は入るのを控えるのが鉄則らしい。そう言われればナビのマップだと、森の奥に周囲より赤色に表示されている所があったような…。
王都のダンジョンのような濃い赤さではなかったので、あまり気にしていなかった。
「馬は無事なの?私が言う事じゃないけど、程々にしないとダメよ!」
「わ、わかりました。次から気をつけます」
キャラメル色の三角耳をピンッと立てた職員さんに叱られてしまった。まずい。馬をこき使うクソ野郎と思われただろうか。
俺は話題を変えるべく、この辺りで子供の喜ぶようなお土産屋がないかを尋ねた。ティナちゃんへのお礼だ。
「あら、いいわね。我が子にお土産?」
「ぅぐ……ッ。あ、いや…親切にしてくれた宿屋の子へ…」
さながら不意打ちの鉄拳。子もいなけりゃ嫁もいない俺の心に痛みが走ったが、職員さんに気づく由もない。「お土産ねー…」と真面目に思案してくれる。
「お菓子なんてどう?ここから近いパン屋が、日によってクッキーを出すの。糖蜜たっぷりで美味しいわよ」
色々と教えてくれた職員さんに礼を言って、商会を後にする。近くの軒先におはぎを待たせ、パン屋に立ち寄るとお目当てのクッキーが並んでいたので購入した。
「キィキィー」
「待て待て」
「キィキィキィー!」
「待て待て待て、お前のじゃないって!」
おはぎが大変だ。雨をものともせずクッキーへ飛びかかろうとするのを宥めたり叱ったりしつつ、再度「ラミアの髪飾り亭」へ立ち寄る。
主人のおっちゃんと奥さんは「何もそこまで!?」とかなり驚いて、何ならドン引きしていたが、礼の気持ちならばと笑って受け取った。
「……いいの?」
「ああ。食べてくれ」
「良かったな、ティナ」
「お礼を言うのよ」
「ありがとうっ」
ティナちゃんはクッキーの包みを手に取ると、中身を見て表情を綻ばせた。嬉しそうな笑顔にホッとする。
その後、ティナちゃんは「…オハギに1枚あげる」と告げ自分のクッキーを差し出すという大天使ぶりを発揮した。歓喜のあまり大声で飛び回ったおはぎは、何とそれを食べる事なく4つ目の宝物に認定しアイテムボックスへ仕舞い込むのだった。
初めて見る光景だ。俺のやった杏やカブはすぐ食い散らかしてたのに…別にいいけど。
「コウモリにクッキーって大丈夫なのか…?」
「キィッ!」(このおはぎに食べられない食べ物などない!)
「ダメそう」
待てよ。こいつゾナドフで魚を食ってたよな。
その後、不調もなくピンピンしているが…何が毒に当たるか分かったもんじゃないか。
もし具合が悪くなったらすぐに教えるように、と念を押しておく。こういう所で意思疎通ができるのは本当に助かるな。




