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約束の指輪  作者: みやみ
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あなたと巡り合う為に

輪廻転生ものが好きなので、巡り合う為の苦労があるお話を書いてみようと思いました。初めて書く為いたらない部分が多々あると思いますが、ご承知おきください。

プロローグ

「あなたに会いたい。好きなの。好きだったの。私だけを愛して欲しかった」


美亜はつぶやく。あの頃の自分に向けて。かわいそうな自分に向けて。

もう何も信じない。自分の事も信じられない。そんな悲しい私に誰がした。あの人だ。

好きだった。大好きだった。忘れたい。まだ忘れられない。今日も忘れられない。

あんなに弱い人だったのに、いい思い出などあまりないのに、こんなにも忘れられない。


やっぱり、あなたに会いたい。

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