だから
終わりがいつ来るかなんて
そんなこと考えたって仕方ないわ
息をつくようにため息がでるけれど
それと同時に何か溜まっていたものがぬけていく感覚がするの
精一杯やっているって、そう考えてため息を吐くたびに
……本当に精一杯やっているのかしら、って、自問自答 不安になるの
そうして、その不安の針の穴をつくように 溜まっていたものが抜けていく感覚
結局は、私の精一杯は、普通の方の下らへんなのだわ
自己評価が低すぎる、と人からはよく言われるけれど
結局は、自己評価って、自らの評価だから、一番正直なのではないかしら
私は、私を客観的に見たときに、
普通の方の下らへんしか頑張れていないわ、って思うのだから
何をどうしてここまで、って、立ち止まって振り返ろうとしてみれば
わけわからないことしかないわ
流されながらも出来ることを精一杯 そういったことしか出来ないから
計算なんてして動いたことがないのだから
立ち止まればもう足を踏み出されなくなりそうで
だから、振り返ろうとする意味なんてすらそこに見出せない
終わりがいつ来るのかなんて、そんなこと考えたって仕方がないわ
10年前の私が、今の私を見たらきっと驚くくらい
先のことなど、本当に未知なのだから
何が起こるのかを未知の部分まで考えていたって身がもたないの
あなたは違う?
私は、普通の方よりも下らへんの考えしかもてないから
そんな能力しかない私がいくら未知を考えたって、それなりなの
だから、せめて精一杯、出来ること 心のこと 自分のこと 責任のこと
ひとつひとつ積み上げて 明日につなげるしかないわ
だから
少しでも楽しめるように
私を楽しめるように