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3.17 人と神の境界線Ⅱ
フィリアが姿を消した後、沈黙した空気だけが謁見の間には残された。
「あいつ言いたいことだけ言って勝手に帰っていきやがった。残される側の事をもう少し考えて欲しいものだ。」
「まぁそれを丸く収めるのもご主人様の務めですので」
「お前もだいぶあいつに感化されてきたな。はぁ~仕方ない。おい爺さん!今回の顛末どこまで知ってる?」
「床に伏している際にクロノス様から粗方は聞いておる」
「そうか、ならまずはそこでずっと置いてけぼりにされてる奴らに聞かせてやってくれ」
最初から全て話すのを面倒に思った結弦はその役目をシャルロットに押し付け、部屋の隅に備え付けてあったソファへと腰掛ける。そんな結弦の態度にやれやれと愚痴をこぼしつつもシャルロットはこの場にいる全員へ事の顛末を語り始めた。




