第1話
10月31日 ハロウィン
朝起きると、
何故だかリビングが
騒がしかった。
何だろうとリビング
に降りていくと
── 光夜が居た。
「おはよ、琥珀!」
「お、おはよう..」
って、私髪の毛も
整えて無いのに..!!
やばい、今すぐ
洗面所に逃げよう。
「琥珀ー?
どうしたんだよー。」
見ればわかるだろうに
私がたった今起きて
身支度してない事くらい!
さて、私がプロローグで
冷めた話し方をした
のに何故こんなに
騒がしいか説明しよう
説明するまでもない。
私は光夜が好きなのだ
正直婚約者決定と
聞いた時にはそりゃ
少しは喜んだものだ。
だって好きなんだから
と、とりあえず
私と光夜の説明をしよう
私は、月宮 琥珀
つきみや こはくと読む
自分でも思うけど
琥珀とは珍しい名前だ
しかも私女だぞ。
琥珀とかめっちゃ強そうな
名前じゃないか←
え、別にそんな事無い?
そうか..。
容姿を言うのは中々
恥ずかしいんだが、
見たまま言う事にする
髪は胸辺りまでで黒茶
目は一応二重だ、大きさは
普通がわからんが
多分、普通だ←
目色も黒茶。
肌は肌色、あまり外に
出ないせいか運動部
よりかは白いぞ。
身長は155cm
成績は時により差が酷い
上の中〜中の下下の上
まで色々だな。
次は光夜だな
榊 光夜
さかき こうやと読む。
髪は黒短髪と長髪の間だ
目は黒茶で普通だ←
肌は羨ましい程綺麗だ
前遊びに行った時女子に
「保湿クリームとか、
化粧水とか何使ってる?」
って聞かれていたな
光夜は何もしてないが。
身長は164cm
成績は上の下って所だ。
さて、説明してるうちに
身支度整ったし
リビングに行くか..!
「お、琥珀おかえりー」
「ただいま、光夜
こっちくるにしては
早かったね?」
「うん、待ちきれなくて
始発で来た(笑」
「始発かー、
お疲れ様です。」
「いえいえ。
さてと、出掛けようぜ!」
「え、出掛けるのは
良いけどご飯食べてない」
「そういや俺も
食べてなかった」
「あほかww」
うーん、なんで
光夜と縁があるのかな
いや、嬉しいんだけど
私なんかで良いのかなって
たまに気になって
「よーし、じゃあ
出掛けるぞ!公園まで!」
「パン持ってるし..ww
うん、行こうか」