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桃色の小春に恋をして

綺麗に飾ってた少女への想いは三月の夕方に首を吊った

情けない僕が握り締めた剃刀 鏡に映る傷痕が似合わなくて

陽溜まりにて正常はお昼寝 代わりに絶望を纏ったつもりが

タンスからTシャツは減って まだ絶望を着込み生きる日々


くだらないからって 狂ったみたいだって

自分で掘った穴に足を入れて


君に恋をした、君に恋をした 可愛らしい桃色の頬に

"寂しさ"がキラリと光ったから


適した住家が全然ないから この心臓をしまう木箱もない

脈を失った愛情を垂らして 浴槽の向こう、排水管は火葬場


死んでみたいからって 生きていたいからって

借りただけの命に夢中です


君に恋をして、君に恋をして 白濁を届ける注射器で

"愛しさ"も伝われば、尚嬉しい


白い砂浜を命綱を付けて歩く 湿った呼吸器官から弱音を吐き

死人を運ぶ銀河の鉄道で目的地 君と共に、世界を捨てたい


君と恋をして、君と恋をして ゴミで保たれた世界から

銀河の彼方に紡ぐ歌詞を

君に恋をして、君に恋をして 可愛らしい桃色の頬に

三月の夕方に出逢った小春に

ラブレターに似た歌詞を・・・ラブレター代わりの歌詞を・・・




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