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光のゆくえ

二つのタイヤ、一つの心臓運ぶ

通りすがり教会、いつもの街

見馴れた景色が素晴らしい

僕が僕と共有する思い


駐輪場の箱、響く子猫の声

大人達には秘密、皆の友達

ある朝、一つ音が減っても

受け入れるべき、親友の墓


伝えたい想いは届かないから

仕方なく届くのは言葉だけ


僕の心臓だって、夜空に飾ろう

君へ想いを届ける、衛星として

離れ離れは怖くない

360°世界は繋がっている


ほうき星一つ、落ちたら過去

頬撫でる流星、零れたら底

空席だらけの玉手箱で

また一つ、君を見守ってる


抱えてる悲しみは消えないなら

共に世界を照らすのは笑顔だろ


君の心臓だって、車輪の上に

最期の日へ、続く最初の一歩

死ぬ事は受け止めて

どうして今を受け止めない


星になった親友が光ってるなら

此処に居る僕等も光ってるだろ


言えない言葉は届かないまま

伝えたい想いだけは届けよう


僕の心臓だって、夜空に飾ろう

君の心臓だって、車輪の上に

離れ離れは怖くない


側にいる怖さを受け止めれば

離れ離れは怖くない

360°世界は繋がっている


二つのタイヤ、二つの心臓運ぶ

通りすがり教会、祝福の鐘

見馴れた景色が素晴らしい

僕が君と共有する思い


二つのタイヤ、二つの心臓運ぶ

目的地は親友まで

日々のほうき星、駆け抜けて



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