3-EX2 いんたびゅ勇者
「いやー、颯選手。お疲れ様でした。初めての『魔王城バトルロード』、惜しくもファーストステージ敗退となってしまいましたがやってみてどうでしたか?」
「負けちゃったのは悔しいッスけど、夏瀬さんと戦えて楽しかったッス!」
「颯選手は現在加入するクランを募集されていますよね。数々のクランから声が掛かっているかと存じますが、加入するクランはお決まりになりましたでしょうか?」
「そうッスね~、色んなクランから声かけてもらってありがたいんスけど……イマイチ決めきれないんスよね~」
「入りたいクランの理想像がおありなのでしょうか?」
「そうッスね!楽しいクランがいいッス!」
「良いクランに出会えることをお祈りしております」
「はいッス!」
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「炎選手、お疲れ様でした。今回の『魔王城バトルロード』、いかがでしたか?」
「いやー、やっぱ猫屋敷は超絶強いよな!」
「炎選手、猫屋敷さんに騙されたように見受けられましたが……」
「なっ!?俺、騙されたのか!?で、何がだ!?」
「……いえ、勘違いだったかもしれません」
「おう!そうだよな!」
「炎選手は次期〈十天〉入りを目指していると伺っておりますが、実現に向けて何か具体的な動きなどはございますでしょうか?」
「おう!超絶筋トレしてるぞ!」
「……ありがとうございました」
「おうよ!」
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