表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

4話、最弱の異能

『勇者のなり底ない』



俺の職業欄には、そう書いてあった。



何だこれ?



幾ら何でも、ステータスが低すぎる!

女子のステータスにでも、一番下の子が500いってるんだぞ!?



吉岡に至っては、ほとんど10000いっていた。



しかも、職業が『真の勇者』だってよ。

俺なんて、“なり底ない“だぜ?



ははは。何か、目から変な汁が.....。



「ステータスの確認は済みましたか?」



女神が口を開いた。



「それでは、ステータスを見せていただきますので、こちらにお並びください。」



みんなそれぞれ、ステータスを女神に見せることになった。

俺としては、何か見られたくないな。



ステータス確認が、次々進んで行く。



「ほぉ、誠一様は『真の勇者』でしたか。真の勇者と言うのは、唯一魔王を滅ぼせることが出来る、『聖剣』を使う事が出来ます。」



それはまた、たいそうな事で。



「誠一様には、勇者の中でリーダーなるものになって頂きます。」



まぁ、適任だろうな。



次は、山下さんの番になった。



「桃花様は、聖女でいらっしゃいますね。まさか、一度の召喚でここまで揃うとは.....。」



女神の口の端が、僅かに緩む。



「しかも、異能を複数持っているだなんて中々いません」



異能を複数持っているのか!?

やっぱ凄すぎだろ!



そして、俺の番になった。



「..........。」



女神の沈黙が続く。



「《影》ですか.....。」



俺の異能を意味深そうに呟いた。



そして、

「まさか、まだこの異能があったなんて.....。」



俺の異能って、そんなに凄いのか?

ステータスがあれだが、異能最強って感じか?



しかし、そんな微かな希望は女神の言葉によって、脆く崩れた。



「こんな最弱の異能がまだ残ってたのね.....。」



ん?


主人公、驚きすぎです。



ブックマーク、評価よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ