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異世界行ったら門前払い食らいました  作者: 矢代大介
Chapter1 些細な始まり
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第3話 冒険者になりましょう

「ここだ。いい建物だろう、俺の部下が設計した図形をもとに、つい最近改築されたんだぜ」

朝食を食べ終わった俺は、休日であるライドウさんに連れられ、冒険者の拠点となる場所である「ギルド」へとやってきていた。

――いいよね、冒険者。異世界と行ったら、男の子が勇者の次くらいに憧れるような職業だからな!

といってもこの世界のギルドは単なる慈善事業というわけでもなく、裏では貴族の暗殺やスパイ活動、時には未開拓の地を開拓するための体のいい捨て駒など、様々な依頼を請け負っていることから、冒険者というよりフリーの傭兵を雇い、依頼人に提供するための施設と言ったほうがしっくりくるかもしれない。

ただ、冒険者ギルドには本当の意味での傭兵のほか、富と名声を手に入れるために、あるいはロマンを求めて登録する人間も多いらしいので、そういった意味では「冒険者」として定義することには疑問はないのだろう。

などといろいろ考えつつ、俺はライドウさんに礼を言ってギルドの建物内へと歩を進めた。



「うっ……」

入場そうそう、俺は好奇の視線にさらされた。

それもそのはず、ギルド内には見たところ成人した人間ばかりが務めており、おおよそ見積もっても俺と同年代の冒険者などは見つかりそうもない。もともとが半傭兵家業である以上、冒険者ギルドというものは好んで子供が来る場所じゃないんだろう。

だが、紹介をしてもらった手前そんなことは言ってられない。意を決して、視線の雨が降る中を俺は突っ切る。

「あの、すみません」

「はーい、どのようなご用件でしょう?」

カウンターまで行くと、すぐに受付と思しきお姉さんが応対してくれた。柔らかい笑みを浮かべるお姉さんがまぶしい。

「えーっと……ライドウさんから紹介を受けて来たんですが」と話すと、それだけで内容を把握してくれたようだ。

「ああ、ライドウさんが仰っていた方ですね。ではさっそく、登録のための『依頼』を開始させていただきます」

事前情報として聞いた話では、この冒険者ギルドに登録するためには、実力テストを兼ねたチュートリアルの依頼を受けることが大前提として必要らしい。もっとも、依頼と言っても「薬草の採取」だとか「野良モンスター討伐」など、右も左も知らない人でも簡単にクリアできるようなものだそうだ。

ライドウさんに教わった注意事項を頭の中で復唱していると、受付のお姉さんが持ってきた紙を渡してくれた。内容は――――森イノシシの討伐。

「こちらの依頼を達成し、報告を行っていただければ、晴れて冒険者ギルドに登録となります……が、まずは本人確認のために必要事項の記入をお願いいたします」

そういって、依頼を書いた紙とは別に書類のようなものを差し出された。書類は履歴書を簡単にしたようなもので、受付の人が言っていた本人確認のために最低限必要な事項を書くためのものらしい。

幸いと言っていいのか、この世界の言語は日本語――レグラート語という、レグラート神から授けられた神々の言葉だそうだ――であるため、記入は特に滞りなく行えた。

「はい、確認しました。『タクト・カドミヤ』さんで、ギルドに仮登録をさせていただきます。依頼達成の報告を行う際には、

こちらの仮登録カードを提示する必要がありますので、くれぐれも紛失しないようお願いいたします」

「わかりました」

短く返事を返し、プラのような材質でできたカード――身分証明書の代わりとして機能するので、運転免許みたいなものだと解釈する――をしっかりと受け取った。ついでに渡されたカードポーチを、ここ二週間の間でミリアさんに買ってもらっていた普段着のベルトに取り付けて、準備は完了――と思いきや、踵を返そうとした俺を受け付けのお姉さんが呼び止めた。

「そういえばタクト様、武器はおもちでしょうか?」

「あ」

忘れていた。この世界――というか異世界のセオリーは、護身用であれ狩猟用であれ武器を携帯するのが常だ。

そんな基礎情報さえ忘れているというほどこの世界に慣れているというわけではないはずだが、ともかく忘れていたことに頭を抱える。

「武器をお持ちでないなら、先ほどお渡しした支度金で最低限の武器をお売りできますよ」

という受付の人の言葉に感謝しつつ、何を得物にしようかと考える。



***



「おぉ、帰ったかタク坊。その剣、似合ってるぞ!」

「あはは、ありがとうございます」

結局、俺はシンプルな片手剣を二本買った。なんてことはない、強いて言えばロマンのためだ。小さいころにやっていたアニメの主人公が片手剣二刀流で無双していたのに憧れただけである。

カードポーチと同じようにベルトに吊られた、鞘に納められた剣の柄に軽く手をかけて、いよいよこの時かとすこしだけ感慨深くなる。

「……二人とも、ありがとうございました。こんな役立たずの俺に、こうしてやさしくしてもらって」

しおらしく頭を下げると、二人ともあっけにとられた表情で俺を見つめて――――ライドウさんが大笑いしだした。

「ぶ、っふはははは!なーにスカしてやがるんだタク坊、まだ礼を言う段階じゃないだろってんだ!」

「あいてっ!?」

そのままの勢いで、俺の肩を割と強い力でぶっ叩く。勢い余って転びそうになりつつも踏みとどまり、再び笑うライドウさんに非難の目を向ける――その前に、わしわしと頭を乱暴に撫で回される。

「お前はまだまだヒヨっ子だ。それがいっちょ前にお礼を言おうなんて考えるな。まずは、恩を返すことから始めな!」

つまり、口先ではなく行動で示せということだろう。ミリアさんも、そんなまなざしを俺に向けている。やっぱり二週間は世話になりすぎたかな。

「……わかりました、やってやりますよ。二人がびっくりするくらい、大活躍してやりますよ!」

「その意気だタク坊!うんと強くなって、お前を門前払いしたあのクソ王家に一泡吹かせてやりな!」

そのまままた笑い始めるライドウさんに、俺は不思議と安堵の感情を覚える。二週間の間、本当の父親のように接してきてくれたおかげだろうかと考えつつ、ともかくはライドウさんの撫でまわし攻撃から逃れるためにもがく。

――厚意は嬉しいけど男に撫でまわされるのは嬉しくないんだよ!こんなこと言ったら攻撃が苛烈になるけど!



***



数時間後、俺はライドウさんの案内と持たされた周辺地図を頼りに、森イノシシがしばしば出没するポイント――徒歩では時間がかかる場所に存在する森の中へとやってきていた。

ここ「アレグル森林」は新米冒険者が肩慣らしに使う場所として重宝されており、回復薬――いわゆるポーションの原料となる薬草や、しばしば駆除依頼の出されるキラービーや森オオカミ、武器防具の材料である鉱石が取れる炭坑跡などさまざまなものがあると聞いた。冒険者になって、余裕ができたらぜひとも探索を行ってみたい。何か発見がありそうな気がする。

そんなことを考えながら歩いていると、不意に目の前の茂みがガサササッ!とけたたましい音を立てて揺れた。

「――――来たか!」

右手、左手の順番で腰の左右に吊った剣を抜き放ち、格好つけてポーズをとった直後、想定通り茂みからは左目に傷を負った森イノシシが、鼻息も荒く飛び出してくる。

「うぉっと!」

が、その突進速度が予想以上のものだった。余裕があるかと思っていた俺は完全に油断し、顔から突き出た牙が服にかすりつつもどうにか回避する。

――――新米用のモンスターって言っても、やっぱり現実とは勝手が違うな。

今更過ぎることを思い出して笑いがこみあげるが、押し殺してカーブしてきた森イノシシを、今度は確実に回避する。

これが「普通」の異世界人であれば、驚くなり興奮するなりなんらかの反応を見せるところだろう。だが、小さいころから肝試しやらジェットコースターなど、度胸を試される物が大好きだった俺は、その豪胆な性格のおかげか友人たちから突然の奇襲を受けたり、街中でカツアゲにあったりしたときも、少し驚く以外に特に反応を示さなかった。友人には「おどかしがいの無い奴」と批評を受け、カツアゲには「無視してんじぇねえぞゴルァ!」と怒鳴られたりしたけど。無駄に度胸があるということが、こんなところで役に立ってくれるとは。そんなことを考えて苦笑しつつ、再度カーブして突進してきた森イノシシを、クロスさせた両手の剣でがっちりと受け止めた――はずだった。

「ぐおっ!?」

が、突き出した剣はイノシシにたやすくはじかれ、そのまま突っ込んできたイノシシのタックルに、俺はゴムまりのごとく吹っ飛ばされる。そのまま数度ゴロゴロと地面を転がりつつ、背中を殴打したことによる痛みに悶えるが、イノシシ自体から受けたダメージはいたって少ないようだ。どちらかというと脅威なのは、その身によるタックルで生じる追加ダメージのほうらしい。

違う要因によるダメージで獲物を弱らせて仕留める。初心者のためのモンスターとか謳いつつ、ずいぶんと狡猾こうかつなモンスターだとこの依頼を回した奴に愚痴の一つも吐いてやりたい。が、とにかくは押し切られたという現状をどうにかしなければ。

押し切られた原因は、おそらく俺自身の体力不足があげられるだろう。元から運動は好きでもなく、こちらに来てからは二週間の間ミリアさんの家事を手伝うだけで、あとは自堕落――半分自暴自棄になっていたので何をしていたかは覚えていない――に過ごしていた俺に、野生動物のタックルを受け止めきるだけの体力はないに等しい。

ならばどうするか。ダメージを受けず、然るべき反撃を叩き込める手段は、何がある――――!

そんなことを考えているうち、イノシシが俺を逃すまいと4度目のタックルをかけてきたことに気付くのが遅れた。

今度はガードもまともに行えず、全長だけなら成人一歩手前の人間ほどある大きな体躯が、俺の体を力任せに吹き飛ばす。

「お、ごっ」

さらに最悪なことに、吹っ飛ばされた場所にはかたい木の幹が存在した。頭から突っ込むとまではいかなかったものの、したたかに背中を打ち付けて肺から空気を絞り出される。

一瞬の酸素不足で思考をせき止められつつも、俺は打開策を打ち出そうと策を巡らせる。

――考えろ。力がない奴は、どうやって相手の攻撃を防いだ?

だが、イノシシは考える猶予さえ与えてくれなかった。5度目のタックルが、今度こそ俺を仕留めるために殺到する――――。

「っそおぉっ!!」

咆哮一発、俺は左手に持っていた剣をまっすぐに突き出した。抵抗されるとは予想外だったらしく、慌ててコースをそれる。そのおかげで直撃を食らうことはなくなり、おまけに大打撃といえる傷にはならなかったが確かなダメージを与えることにも成功した。

「ぃ、よぉし!」

まだ回復していない、ろれつが回っていない口でどうにか気合を入れて、反撃できたことを喜びつつ体勢を立て直す。

その時――先ほどの光景がフラッシュバックした。

剣を突き出す。

イノシシが逸れた。

間接的にだが、わずかにダメージ。

――逸らす?

「――――――そうかッ!」

瞬間、俺はひらめいた。同時に、なぜそんな簡単な戦法をとっさに思いつかなかったんだと軽く自分を叱咤する。

そう、実に簡単な方法だが、それは同時に高等手段でもあると、俺は知っていた。

だが、試さねば開けない道もあると、自分に言い聞かせる。負けたら負けたで、何か打開策を打つべきだ。それこそ、盾を買うとか。

……客観的に考えてみたが、なぜ俺は盾を買わなかったんだろうか。身の安全を最優先するなら盾を持つべきなのに、なぜ二刀流にしたんだろうか。自分のうかつな行動にちょっとヘコむ。

――いやいや、今言っても詮無きこと。落ち込むなら終わった後だ!

自分にそう言い聞かせて、もうずいぶんの間走り回っているイノシシをにらみつける。向こうもそろそろスタミナがなくなるだろう、ここで決めなければ、ダメージに悶えている間に回復され、再び翻弄されてしまうことは明白だ。

チャンスは、次の一瞬。

直後、イノシシがターンして今までよりもひときわ早く突進してきた。成功するかは賭けになるが、どのみちやらねば吹き飛ばされてダウンが落ち。ならば――――!!



「負けてられるかぁァッ!!!」

吼えると同時に、再度両手の剣をクロス。受け止める体制とはわずかに足の位置と重心を変えて、イノシシの激突を真っ向から迎え撃つ。

数瞬ののち、イノシシの牙が、顔面が、剣の腹に、確かに当たった――――直後。



イノシシの体は、俺を吹き飛ばすことなく、脇に逸れていった。驚きからか制御を忘れていたらしく、木の枝をがさがさとかき鳴らしながらイノシシが木の幹に激突する。

「――よしっ!」

一か八かだったが、秘策である「受け流し」は成功したようだ。初の確かな反撃を行えたことで、否応なくテンションが上がる。

しかも幸運なことに、イノシシはその鋭い牙が木の幹に突き刺さって身動きが取れないらしい。ここぞといわんばかりに剣が閃き、無慈悲な連続攻撃の前にイノシシはあっけなく倒れるのだった。

さすが初心者用モンスター、動きは速いが紙のようにもろい。



***



「……はい、森イノシシの牙を確認しました。それでは、ただいまを持ちましてタクト様のギルド本登録を承認いたします!」

数時間後、初めての戦闘と初陣から敗北しかけた経験で蓄積した疲労のせいか小走りすることさえもかなわず、街に帰ってきたのは夕方だった。

久しぶりの運動で痛む足に鞭打ち、現在はギルドにて本登録の手続きを行っている。仮登録のカードは回収され、受付の人――朝とは別の人に代わっていた――が持ってきてくれたカードは、真新しい正式仕様に変わっていた。手に取ってしげしげと眺める俺に、受付の人が説明を行う。

「冒険者として登録された方は、まず最低ランクであるEランクからスタートしていただきます。このランクはいわば冒険者様の実力を証明するものであり、活躍の功績などによってランクは逐一変動を行います。なおランクは下から順にE、D、C、B、A、S、SSとなっておりますが、何かしらの規約違反などが確認された場合はランクの降格もあり得ますので、くれぐれもご注意ください。ここまではよろしいでしょうか?」

受付の人の確認の声に、俺は確認できる程度の角度でうなずく。

「なお、そちらの冒険者証は各地のギルド協定に属している店舗にて、常時割引待遇を受けることが可能となっています。遠方への冒険の際には、ぜひお役立てください。……さて、それでは支度金と特別支給金をお渡しして、登録手続きを終了とさせていただきます」

――――ん、特別支給金?

時折相槌を打ちながら話を聞いていた俺は、受付の人の言葉の一部に思考が寄った。

「……あの、すみません。特別支給金ってなんですか?」

恐る恐る質問してみると、どうやら説明を忘れていたらしく、あっ、という表情を作ってから一つ咳払いをする。

「失礼いたしました。……実は、先ほどタクト様が討伐された森イノシシに懸賞金がかけられておりまして、その懸賞金を支度金としてお支払するため『特別支給金』として措置を取らせていただいた次第にございます」

「け、懸賞金?そんな、あいつは別に大した奴じゃないはずじゃ……」という俺の驚きに満ちた声は、しかし受付の人が俺に向けた営業スマイルに打ち消される。

「タクト様が討伐された森イノシシの牙を調べてみたところ、タクト様に報告された気に刺さった時の傷以外にも、何度も争ったような痕跡が確認されました。牙の直径から見ても大きな個体だったことから、当ギルドはタクト様が討伐した森イノシシを親玉として懸賞金をかけられた『フォレスト・ザ・ボスボア』と断定し、討伐を行ったタクト様に褒賞金を贈呈させていただいた次第です」

まさか、自分が倒したのが親玉のイノシシだったとはついぞ思わなかった。が、思い返してみると確かに野生動物にしては狡猾な手段を使ってきていたし、よくよく思い出せば左目に傷を負っていたような気がする。思わぬボーナスだったが、これを一体どうしろというんだろうか。



***



「ほぉー、タク坊が親玉をなぁ。大変だったろう?」

「まあ、他の人ならサクッと倒してたんでしょうけどね。多分まぐれですよ」

「謙遜しなくていいのよ。……それにしても、ずいぶんと多く分けてくれたけど、よかったの?」

結局、支度金以外は宝の持ち腐れになるような気がして、迷った挙句ミリア夫妻に活用してもらうことにした。褒賞金全額だとか言ったら無理やりにでも押し返されそうなので、二人には褒賞金の半額だと伝えてある。

イノシシの親玉といってもやはり大した敵ではないらしく、支度金にわずかに届かないくらいだった金額が、半額という言葉を現実味のあるものにしてくれたのは幸いだったのか、どうなのか。

「構いませんよ。その代わり、冒険に出るまでの間、もう少しだけここに泊めてもらえれば」

冒険に出る、という言葉に、二人は豆鉄砲をくらったような顔をしたとおもったら、そろってしきりにうなずき始めた。

「そうか、そうかぁ……タク坊が旅に出るんだなぁ」

「タクちゃんが旅にねぇ……。嬉しいやら悲しいやら、あたしにはわからないわ」

たった二週間の付き合いとはいえ、かいがいしく世話してくれていた反動からか二人には来るものがあったようだ。正直オーバーじゃないかと思ったが、それを言ったら照れ隠しに頭をわしわしされそうなので言わないでおく。

「短い間だけど、お世話になりました」

なので、素直にお礼を言っておく。精一杯感謝を込めて、できることをやってから、俺はお礼を告げた。

「いつでも帰ってらっしゃいね。あなたはもう、あたしたちの家族だから」

「おう、タク坊の部屋はそのままにしておいてやる。さみしくなったらいつでも帰ってこい、歓迎してやるぞ」

まだお別れの日じゃないんだけどなぁ。

とは言え、そう言ってくれるだけで、俺の胸には温かいものが満ちていた。熱を帯びた頬を覚ますかのように会釈し、「早くご飯食べちゃいましょう、冷めますよ」とだけ言って、三人で少し遅い食事を始めた。



そう遠くないうち、俺は旅に出る。

勇者としてではなく、一人の冒険者として、世界を回ろうと、心に決めたんだ。

それが本当に良いことなのかどうかはまだわからない。けど、後悔はしたくないから。

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