ラジオが大好き❣️②
「クッキーあーん」
佐藤叶。叶はクッキーを作ってたらしく大地にあげた。物凄く美味しくて正座しているのを忘れてしまいそうなほど。滝行をこれからするのかという雰囲気が全く無く緊張感が抜ける抜ける。
「これ、足のとこにトゲつけるんすか?」
「はぁ?面白いからやってるだけだけど」
「何それ」
大地は芸人みたいにコケた。トゲ達は流石に用意できないか……そこまでドSじゃないだろうと大地は親指の爪を噛みクッキーの残りカスを食った。青春の味だ。
「うーん、スイート!」
「そうだね〜美味しいね〜」
叶は佐藤恵に頷いてクッキーを追加。牛乳に浸すと美味しいんだこれが……牛乳もあるのかと大地は驚いたが……おっと
「何、私達と仲良くしたいわけ?」
「こほん、まぁそうだな。仲良くしたい!!!!!!!ラジオ好きだし!」
「まじ〜?あたいもラジオ好きだし〜」
「「GOGOマニアック渡部ラジオ!」」
笑った。佐藤蓮希は笑う。オタクに優しいギャル爆誕。ガングロじゃない。大地がどタイプなギャルだ。
「渡部敦の演技が凄くていいね、小説の世界に入り込む感じ!」
「解る!本当に!太宰政宗とかなぁ!」
「はいはい、トークはここまで、ここに入部届け書いて〜」
佐藤礼羽は入部届けを大地に出す。
しかしこんな偶然あるのだろうか?どれも迅那由多に似ていて苗字が佐藤だ。家族になった感覚。これはこれは……ハーレム家族と名付けよう。まじで仲良くなりたいのですぐさま入部届けを書いた。
大地はマイクに近づいて……
「全員愛してるぜベイベー!」
一目惚れ。これだ。大地は全員大好き。もう抱きつきたいほどだ。10人全員愛している。そっちはどうか解らないが全員だ。もう一度言う一目惚れ、愛しているのだ。
「恥ず、1時間正座ね。大地」
名前呼びやったと大地は思った。しかし、時間を巻き戻す?いやいや、違う。考えているのは佐藤がいっぱいいるから名前呼びなのかとガックリした。しかし、1時間か。部活が終わるのが何時になるのだろうか。叶はクッキーをまたあげた。
「うむ、苦しゅうない……」
「美味い?」
「イチャイチャして〜」
自分の嫁か?と思ってしまった。いや、全員が嫁だ。第1号、第2号、第3号……本当にみんな可愛い……鼻血が出てきそうだ。
礼羽はマイクに息をかけラジオを開始する。大地はずっと正座だ。なんともシュールな絵だろうか??
礼羽の前には佐藤靜がいる。
『さぁ、始まりました!『佐藤と家族になろうよラジオ』!佐藤礼羽がお送りしまーす!』
『佐藤靜でーす!!』
ラジオが始まった。大地は耳を大きくしながら盗み聞き。




