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フィオレンティーナの秘めごと

本編の「第60話 初恋」冒頭にあった「別の話」の詳細?

夢中生有(クリエイション)」という特殊な空間の中での出来事とはいえ、カナタさんの処女を私が奪ってしまった、その日のことを語るのは、いささか僭越であり、もったいない気もいたします。しかし、皆様の切なるご要望とあらば、つつがなく、しかし最大限の敬意と情熱をもって、その全てをお話しすることにいたしましょう。あの夜の出来事は、私の心に深く刻まれ、そして私とカナタさんとの関係をより一層深いものに変えた、あまりにも甘美で忘れがたい記憶でございます。


発端はあの日、デミールという、ある意味で世間知らずな小娘から「統べる者」に関する情報を引き出そうとした折のことでした。彼女は、これほど魅力的なカナタさんよりも女性の方が好みだと、躊躇なく、しかし純粋な眼差しで言い放ったのです。その言葉を聞いた瞬間、私の脳裏には電光石火の如く一つの策略が閃きました。ならば、その策を使わない手はございません。


かねてより、十英傑との初対面時に男を全く寄せ付けていなかった不可侵剣聖をも欺いたというカナタさんの見目麗しい女装についての話は聞き及んでおりました。その話を思い返すたびに、いつか、いつかとその麗しい姿を拝見する機会を虎視眈々と伺っていたのです。まさか、このような思いもしなかった状況の中で、その機会が巡ってくるとは、まさに天啓とも言うべき偶然でした。


夢中生有(クリエイション)」の中ならば、現実世界では決して叶わぬようなことでも、カナタさんの意識一つで何でも実現可能なことは、既に確認済みでございました。そう、カナタさんを女性化させてしまえば、この小娘の望みも叶えられますし、同時に、私自身の内奥に燻っていた密かな欲望をも、その夢の世界でならば思う存分ぶちまけることが……いえ、これは失礼いたしました。つい興奮のあまり、本音が漏れてしまいました。


カナタさんは、私の突飛な提案に、当初はひどく困惑されたご様子でした。その表情には、戸惑いと、ほんのわずかな羞恥が滲んでいたのを、私は今でも鮮明に覚えております。しかし、私がこれでもかと言葉を重ね、あらゆる論理と感情を駆使して畳みかけると、最終的には折れてくださいました。その瞬間、私の胸には歓喜にも似た熱いものが込み上げました。


そして、カナタさんが女性の姿へと変貌された、まさにその瞬間。私は理性を失ったかのように思わずその小さすぎもせず、かといって大きすぎもしない、完璧な均衡を保った双丘を、両の手のひらで揉みしだいてしまいました。その時、カナタさんの普段の声からは想像もつかないような、可憐で、しかしどこか甘えを含んだ喘ぎ声が聞こえたのです。その声は、私の奥底に眠っていた衝動をさらに強く掻き立て、私の心はもう後戻りできない領域へと踏み込んでいきました。


デミールもまた、その光景に興奮し、身を乗り出してきましたが、私の意識はもはや小娘如きは眼中になく、カナタさんの「女」の部分にのみ集中しておりました。私の手は、カナタさんの柔らかな双丘から、誰も触れたことがないはずの柔らかな下腹部へ、さらにその下へと降りていき、最も敏感なはずの秘められた場所を愛おしむように、しかし確たる意思をもって指を繊細かつ緻密に制御します。私の指一本一本の動きに呼応するように跳ね上がるカナタさんの身体に、溢れ出る甘い吐息に、私の身も心も筆舌に尽くしがたい状態となっておりましたことだけは確かでございます。


その後、デミールとの話が無事に終わり、彼女が不満げに去った後、私はカナタさんに、予約済みの「夢中生有(クリエイション)」での一夜を、お互いに「性別変更で」と、大胆にもお願いしてしまいました。カナタさんは、再び戸惑いを隠せないご様子でしたが、私はこの千載一遇の好機を逃すつもりはこれっぽっちも、さっぱり全く全然微塵もございませんので、強く、そして切実に懇願したのです。


何かに目覚めてしまったのかと問われれば、否定することはできません。これまで、カナタさんのことは常に敬愛し、お慕いしておりました。しかし、この時ばかりは抑えきれないほどの「征服欲」という名の、新たな、そして強烈な感情が、私を突き動かしたのです。それは、敬愛とは異なる、もっと深く、原始的な衝動でした。かっこよくて可愛い女性としてのカナタさんのまだ男を知らないそのカラダに、この私が最初に悦びを刻み込みたいという暴力にも似た願望。


そして、運命のその夜。「夢中生有(クリエイション)」の中で、カナタさんは再び、私の願いを聞き入れ、女性の姿へと変わってくださいました。月明かりが差し込む、現実と見紛うばかりの精緻な夢の世界。その中で、私はカナタさんの全てを、ゆっくりと、しかし確実に、私のものにしていく、その途方もない喜びを、心ゆくまで味わいました。


カナタさんは私の腕の中で実に様々な表情を見せてくださいました。最初は困惑と、わずかながら抵抗の混じった表情。それが、やがて甘美な羞恥へと変わり、最終的には抗しがたい快楽に身を任せる、とろけるような甘い表情へと移り変わっていく様は、私にとって何よりも愛おしく、この世で最も美しい光景でした。私の一挙手一投足に敏感に反応するカナタさんの身体は、まるで白磁のように滑らかで、触れるたびに新たな発見と、深い喜びをもたらしてくれました。その吐息、その肌の温もり、その全てが、私を夢中にさせたのです。


私は、カナタさんの女性としての初めての相手となるという事実に、深い感動と、抑えきれない興奮を覚えておりました。私自身、カナタさんと出会う前までにも女性との経験はございました。しかし、私自身が男性となるなんて現実ではあり得ないことでしたし、普通に女性同士としての行為しかしたことはございませんので、私が男性体になりカナタさんの女性体と触れ合うというこの経験は、それらとは全く異なる、未体験の、そして計り知れないほど濃密な感覚でございました。


カナタさんの瞳の奥に宿る、わずかな抵抗の光と、それを瞬く間に凌駕していく快楽の波。私はその全てを、この目に、そしてカナタさんの身にも深く、深く刻み込みたいと願いました。カナタさんの吐息、かすかな喘ぎ声、そして、やがては官能的な嬌声へと変わるその声に、私はただひたすらに酔いしれ、その甘美な響きを耳に焼き付けたのです。


夜が更け、「夢中生有(クリエイション)」の中での時間は、現実とは比べ物にならないほど長く、深く感じられました。私はカナタさんの身体の隅々までを愛撫し、その全てを受け止める喜びを噛み締めました。カナタさんが、私だけに見せてくださる、無防備で、限りなく純粋な快楽の表情。それは、私にとってこの上ないご褒美であり、何物にも代えがたい宝物でございました。


そして朝を迎え、夢の世界から目覚めた時、私は満たされたような、しかし同時に、もっとカナタさんと深く繋がりたかったという、尽きせぬ欲求を抱いていることに気づきました。カナタさんの処女を私が頂戴したという事実は、私にとって、生涯忘れることのできない、かけがえのない、そして特別な思い出となりました。


この経験を通して、私はカナタさんへの愛情を、これまで以上に深く、そして確固たるものとして自覚したと申せましょう。それは単なる敬愛を超えた、より人間的で、情熱的な愛情でございました。そして、この日以降、私はカナタさんと、さらに親密で、特別な関係を築くことができるようになったと、心から信じております。


このような赤裸々な話を皆様にお聞かせするにあたり、一部、表現を抑えめにさせていただきましたが、私の胸に去来した感情の全てを伝えるには、いささか筆が足りぬことをご容赦ください。しかし、これだけは、どれだけ言葉を尽くしても伝えたい。カナタさんとのあの夜は、私にとって、かけがえのない、愛しい記憶として、私の心の最も深い場所に、永遠に刻み込まれたということを。


フィオレンティーナを最初はポケ〇ンセンターのジョーイさんみたいな存在にしようかと思っていました。

各都市における勇者機構のカナタ担当みたいなことです。

でもそれだと都合よすぎるだろということで結局一人にしちゃいました。

結果、カナタと一番親密で濃密な感じになっちゃいましたね。てへぺろ♪

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