設定資料No.001(ネタバレ含む)
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相魔: 色々な現象を具現化する術
相魔には10の色がありそれぞれに特徴がある
赤:火を発生させるなど熱を操る
橙:金属を操る
黄:土など非金属を操る
緑:空気等の気体を操る
青:水等の液体を操る
藍:植物などを操る
紫:生物への干渉、治癒や肉体強化も可能
白:光を発生、レーザー光線が撃てる
黒:精神感応系、生物であれば人間以外でも効果バツグン
金:謎
相魔石:相魔師が相魔術式を発現させるための媒介となるモノ。
相魔石にも発動可能な容量があり、大きいものほどより大きな術式に対応可能
基本的に発掘されるもので、一般人が手を出せる金額ではない。
ある程度以上の大きさのものは国家レベルで管理される。
小石程度のものは探せば見つけられるが、術式を発現できるものではない。
術式: 基本的には相魔石と呼ばれる媒介を介して発動される。
発動に際しては、術式と呼ばれる情報を相魔石へ送る必要がある
単純なものであれば一言で済むが、複雑な内容になるとかなりの難易度になる。
術式は術者と相魔石との間で情報伝達される。
脳内に蓄積された情報とされるため伝達可能な容量はその人の能力で大きく異なる。
起動に際して発声は必須ではないが、術式を明確に相魔石に伝えるために有効な手段であり、
先ほどの容量が比較的小さくても術式の起動が可能になるメリットがある。
相魔師:術式は誰でも扱えるわけではないが、訓練が必要というだけで基本的には誰でも少なからず実行可能。
例えば、決められた機能を術式としてあらかじめ実装した道具などは、ほとんどの人が使用可能。
相魔師とは、自分で術式を組み、様々な現象を自在に操れるようになった者を指す。
相魔師と相魔石との相性もあり、術式を送り自在に術式を発動可能な相魔石の色は普通の相魔師であれば1つ(メインカラー)、
せいぜい、その周囲の2色も効率悪いが何とか使える といった程度。
2つ隣の色まで自在使えれば3色に相性があるという意味で3元の相魔師、
3つ離れる色までであれば基本的にすべての色が使えるという意味で虹の相魔師と呼ばれる。
例外色:白色は赤青緑の相魔師が協力して発動させる術式。白の相魔石は基本的に存在しない
黒色は複数の3つ以上の相魔石を同時に使うことで発動させる術式。使用可能な相魔師はトリコロール以上。
金色は神話の中に存在するだけのシロモノ
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冒険ギルド: いわゆる何でも屋であり、冒険者はギルドに所属し色々な依頼をギルド経由でこなす。
基本は家名の無い平民が所属している互助会であるが、もちろん家名持ちの貴族や商人などいるにはいる。
ただし、家名持ちは家名を隠して登録していることが多い。
ギルド内には貢献度によりランクがあり、上から 金剛、白金、金、銀、青銅、鉄 となる。
相魔師は戦闘面や他の用途にも使えるためギルド内ではそれだけで別格の扱いを受ける
相魔ギルド: 相魔師が登録されている。相魔石の管理や入手などは基本的にここを通されるため、相魔師のほとんどはとりあえず登録している。
ギルド自体はどこの国にも所属しない建前であるが、各国のギルドにおいてはそれぞれ国から派遣された者が少なからずギルド内にいる。
冒険者のような依頼の仲介もするが、荒っぽい依頼はほとんどない。
相魔師の才能のある者たちを集めた研究施設などもあり、その最大の研究施設は”虹色の塔”と呼ばれる。
相魔師は使える色の範囲以外で、術式を扱える範囲でギルド内のランクも存在する。
神霊、聖霊、精霊、相霊 となり、
ほとんどの者が相霊級であり、精霊級以上は2割ほどと言われている。
ただ、相霊級であっても、冒険者ギルド内では最初から銀以上の扱いとなる
例えば、相霊級の銀であれば、アークシルバー と呼ばれる。
各国のギルドマスターは聖霊クラスが多い。
神霊は基本的に各色に一人だけが許された称号である。
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封魔石: エリスの緑の戒からをガゼルが抜け出したように、相魔の効果を封じるもしくは減衰させる効果がある。
相魔師でなくても使えるが、相魔師しか作ることが出来ず入手できないことは無いがかなり高価である。
7色の相魔石をブレンドして精製し、封魔の術式を織り込んだもの。
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緑の戒め:(緑)対象の周囲に空気の圧力を掛け、身動きを取れなくする
緑の風壁:(緑)空気の密度を凝縮した空間を作り、その範囲に入ってきたものには膨張に伴う反発力で押返す
風魔乱舞:(緑+青) 局所的な上昇気流による竜巻を作り、締めにはダウンバ―ストで巻き込んだものを徹底的に破壊する。
エリスはダウンバーストまでは発生させなかったので、ガゼルたちは生きている
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