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第6話:オムライス・天使たち

かなり短めです()

高校生活が始まり数日が経った。

俺達は放課後に毎日家庭科室に寄っている、家でやるよりこっちに来たほうが美味しい料理を作る事ができるからだ。それと俺に友達ができた。


誰かというとメイドの綾瀬さんである、綾瀬さんと料理について色々話しているうちに友達と呼べる関係になったのだ。あと愛莉鈴の世話もしてくれている。料理中は相手をしてあげれないため、俺としてはかなりありがたい。


今日はオムライスを作る、愛莉鈴が昨日食べたいと言っていたからだ。最後に作ったのが1ヶ月程前なので丁度いい頃合いだろう。


オムライスの材料は事前に買い揃えておいた、調味料は学校のものを使用して良いらしいのでありがたく使わせてもらう。さぁ…料理を始めようか。


今回使う材料はハム2枚、玉ねぎ1/2個、卵6個、塩、胡椒、ケチャップ大さじ4、バター、ご飯200gだ

今日の夕食は食べに行く予定なので1人前を2人で分けることにした。綾瀬さんは部活終了後にお嬢様を迎えに行くらしいのでいらないみたいだ。


まずはハムを1cm角に切る、あとで使うので小さめの皿に移しておく。玉ねぎは事前にみじん切りして冷蔵庫に入れておいた、料理中に目が痛くなったら大変だから事前に用意したのだ。


卵はボウルに割り、塩と胡椒を加えてよく混ぜる。

次にフライパンを少し温めたらバターを入れ、玉ねぎも入れてよく炒める。あめ色になったらハムを加えて更に炒める。


ハムが炒められたらケチャップを回し入れ、混ぜて炒め、ケチャップがよく混ざったらご飯を加えてさらに混ぜ炒める。


塩、胡椒で味を調整し、フライパンから取り出す。


フライパンにバターを入れ、さっきボウルで混ぜた卵を入れてフライパンで卵を混ぜ広げる。


卵の真ん中に炒めたご飯をのせ、フライパンの柄をトントン叩きながら卵を回してご飯にかぶせる。


更にまたフライパンの柄をトントン叩き、卵を回してご飯にかぶせ、形を整える。

皿にオムライスをのせ、ケチャップをかけたら完成だ!


このオムライスはあるシェフが作ったものを参考にして作った。プロが作るのとは違うけど、家庭用としては良い感じのができたと思っている。


「愛莉鈴、できたぞー!」

「わ~い!オムライスだ、ママありがと!」


娘の笑顔は俺の宝だ、これからも愛莉鈴を喜ばせるぞ!

愛莉鈴が食ってる間に片付けを始める、料理は洗って片付けるまでだって死んだ婆ちゃんが言っていたからだ。

すると綾瀬さんがこちらにやってきた。


「陽翔様、私はこのあと用事がありますので帰ります。あとであのオムライスのレシピを送ってくださいね?」

「わかった、あとでLINEしとく。」


綾瀬さんは真剣な表情をして教室を出ていった。

何があったんだ?いったい…

お嬢様に何かあったのか?クラスメイトとして少し心配だな。


このとき俺は知らなかった。

綾瀬さんが何者なのか、能力者が何なのかということを…


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


とある屋敷でメイド達がバタバタとしていた。

そのメイド達は全員同じ顔をしており、背中に白い翼が生えていた。彼女達は天界で過ごしていた天使たち、訳あって下界に降りてきたのだ。


彼女達は謎の白いゲートから資料を取り出し作業をしている、ある調べものをしているようだ。


『アテナ様の体が人間の手に!?』


『あ!ここに邪神の足跡がある!』


『アイツの仕業か…やっと証拠が出てきたわね…』


『まだ資料が足りない!もう少し借りてきて!』




決戦の時は、多分近い!!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



「ハッハッハッ、楽しいゲームの始まりだ!」


誰だこのオッサン!?



次回からはバトル編の予定(´・ω・`)

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