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第5話:部活・見学・家庭科部

続きます(´・ω・`)

昼休みが終わり、次の授業の時間となった。

なんと4限目は部活動見学である。この学校は珍しく4限目と5限目は部活動になっているのだ。


元々部活に所属している生徒はその部活での活動を見せるために昼休み中に部活する場所に向かう。学校内で活動しない所も存在するが、今回は特別に仮設の教室が設置されている。そこで映像を見たり、部活風景の写真を見たりするのだ。


俺と愛莉鈴は事前に学校から配られた資料を読んで今回見学するところを絞ってきた。この学校では部活の所属は絶対であり、規則である。1ヶ月以内にどこかしらの部活に所属しなければ退学の可能性が高くなるのでほとんどの生徒は適当な部活に所属することが多い。


ちなみにだが、この学校で一番人気の部活は帰宅部だ。ここの帰宅部の活動内容はどれだけ早く家に帰れるか競う部活である。部長はその前の年で総合1位となった者がなる決まりとなっているらしい。俺は所属しないけど。


今回見学する所はゲーム部、ゲーム制作部、お嬢様部、家庭科部の4つである。


俺的にはもっと気になる部活が色々あるが、愛莉鈴の興味も考えて部活を決めたのだ。それぞれ所属したい理由がある。


ゲーム部に所属したい理由は休みの日によく愛莉鈴とゲームをしているからだ、愛莉鈴はまだ3歳だが知能は7歳くらいあるらしい。誰の遺伝だろうか?


次にゲーム制作部だ、これは俺の興味である。昔から沢山のゲームをしてきたので自分で何か制作できれば面白いと思ったのだ。


お嬢様部は愛莉鈴が興味を持ったので一度見に行ってみることにする。ネットで調べたところだとお嬢様口調でお茶会をしたり、社交ダンスをしたりするらしい…


あのクラスのお嬢様が所属していそうだなぁ


最後は家庭科部である、家庭科部は愛莉鈴の為に所属したいと考えている。活動内容は先生に聞いたのだが、自分で食材を持参して料理を作ったり研究したりする活動らしい。俺は主婦なので家の家事をしなければならない事が多いのだ。


母は病院勤務で帰りが遅くなることがよくあり、父は介護福祉士なのだが仕事の効率が悪く帰りが遅い。妹は基本的に何も家事を手伝ってくれない為、俺が一人でやるしかないのだ。


作って持ち帰りできれば楽だよなぁ…


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


教室から出た俺たちはまずゲーム部に向かっていた。

ちなみにだが、さっき能力を解いて男に戻った。女になった姿だとかなり目立つため、男の姿になっている。


最近愛莉鈴のおねだりで女になってる事が多いため、男として何かを失ってる気がするが気のせいだろう…


きっと、気のせいだ。絶対に!


この学校のゲーム部はレベルが高く、色んなeスポーツの大会でトップに入ったり優勝したりした猛者達が揃ってるらしい。ジャンルはさまざまで対戦系やパズル系などがある。愛莉鈴は大丈夫だろうか?本人に聞いてみよう…


「愛莉鈴、ここのゲーム部は俺と比べたらかなり強いが…大丈夫なのか?」

「うん、大丈夫だよパパ!この前あったぷ●ぷ●のオンライン大会で優勝したから!」

「いつ、その大会に参加したんだ!?」

「勿論レートは3000だよ?」

「トップクラスやないか…」


今度戦ってみよう、そんなバケモンに勝てるわけがないが…3歳で大人に並ぶとは思ってもいなかったな。

俺の娘って天才じゃね?もしかして他のゲームも…?


「一つ聞きたいのだが、他のゲームはどんな感じだ?」

「う~んとね…大丈夫だ!問題ない。」

「大丈夫じゃないんだな…」


さすがに他のゲームは微妙らしい、良かったぁ…

自分の娘に全て負けるなんて親としてちょっと悔しい気持ちになるからね。


教室前の階段を登り、右に曲がって真っ直ぐ進んだ所にゲーム部があった。もうすでに始めているのか、中からカチャカチャとコントローラーを操作する音が聴こえた。


邪魔にならないようにゆっくりと扉を開けると銃声っぽい音が聴こえた、その方向をみると倒れてる人が見えた。


『何やってんだよ!団長!生身で敵に突っ込むなんて!』

『お前らが止まらねぇ限り、この先に俺はいるぞ!だからよ…止まるんじゃねぇぞ…』

『団長ーーーー!?』


どこかで見た光景だな、あっ!黒服の怪しい人に連れて行かれた…


「パパ〜?あれって同じクラスメイトのオ●ガだよね?」

「愛莉鈴は何も見ていない、イイネ?」

「ふ~ん」


俺達はそっと扉を閉じて次の部活に向かった。

フリー●アが流れてたので下手をすれば巻き込まれていたことだろう、知らんけど。


後日例の能力を使い、アレを消したのは秘密だ。



その後土管から復活したのはビックリした。

何なんだよあれ…何処から現れた?


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


その後俺達は、ゲーム制作部、お嬢様部へと向かったがおかしな部活だったのでスルーしてきた。


ゲーム制作部に入ろうとしたらトゲトゲ頭の不良が子供に追いかけられるという謎な事が起きたり、その中で花火をしてたりと意味が分からなかった。あれは関わったら駄目な連中だ…


お嬢様部は世界が変わっていて異様だった。ドレスを着た筋肉質な男がお嬢様口調でお茶会していたり、金髪縦ロールのお嬢様が集結していたりしていた。


愛莉鈴はかなり気になっていたが、男達の視線が怖かったためやめたのだ。寒気がしたねぇ…


ちなみに、あのお嬢様部に例のお嬢様はいなかった。

どこに所属したのだろう?まぁ…俺には関係ないかね。


そんなこんなで家庭科室に到着した。家庭科室は1階の食堂付近にあり、料理によって調理室か家庭科室のどちらかに向かうことになるらしい。料理によってと言われても分からないだろうから説明しよう!


まず調理室はレストラン等で出てくる料理をするときに利用するらしい、家庭科室より調理器具が多いのでかなり人気だ。


家庭科室は自宅で作るような料理を作るのに利用するらしい、俺はこっちを使う予定だ。将来的にレストラン等で働く気はないので調理室の道具を使って勉強しても意味がない…だが、愛莉鈴のおやつを作る為に高校に入ってる間だけでも良いのを作ってあげたい。


その為に調理室は利用させてもらおうと思っている。

説明はここまでにして部室に入ろう…としたがあることに気がついた。そう…家庭科部には女子しかいなかったのだ!俺は男のままで入ったらどうなるか考える。


『うわぁ…男が来たよ…』

『私たち目的?キモいからあっち行って!』

『もしもしポリスメン?』


きっとこうなるだろう、ちょっと怖いなぁ…


仕方ないから能力使うかね。愛莉鈴にあとでもみくちゃにされる未来が見える気がするけど、背に腹は代えられぬ!能力の発動だが、少し変わった事がある。


なんと言葉で変体って叫ぶ必要がなくなり、頭の中で叫ぶ事でも発動が可能になっているのだ。

能力を一定回数以上使った事により進化?したらしい。


いわゆる無詠唱的なやつだね、叫ぶ必要がなくなってる事はかなりデカい。最初の頃は近所迷惑になったりしたから苦労したなぁ


能力を発動し、女性形態になり準備は完了!

すると愛莉鈴が興奮した眼差しで俺に話しかけてきた。


「ママ〜!おんぶして?」

「背中から揉むのはなしだぞ?」

「分かってるよ~」

「ハァ…なぜこんな育ち方をしたのか…」


何やら髪に鼻をくっつけてスンスン匂いを嗅いでるが大人しくしているなら良いとしよう。

愛莉鈴をおんぶして、いざ……突撃ーーー!


コンコンッ


「失礼します、1年の望月陽翔です。部活動見学に来ました」

「スンスンッ、スンスンッ………」スヤァ

「お待ちしておりました、どうぞあそこの椅子に座ってください。」


指示された通りに椅子に座る。愛莉鈴はいつの間にか寝てしまったみたいでスヤスヤと寝息をたてていた…

一息つくと横から声をかけられた。


「あら、貴方は望月様ですね?さっきぶりです、メイドの綾瀬と申します。」

「ご丁寧にどうも俺は望月陽翔、よろしく。」

「望月様はなぜここに?私はお嬢様に作る料理を勉強する為にここに来ました。」

「俺は娘や家族に料理を作る為ですねぇ…家事は俺がしているんですよ。」

「そうですか…お互いに頑張りましょうね。」


メイドさんは淡々と答え、先生の方へと視線を向けた。最後に複雑そうな顔で俺を見ていたのはなぜだろうな?


先生の説明が終わり、見学の時間となった。

先輩方が次々と料理を作る光景は美しかった、できた料理はプロ級で俺も早くできるようにしたいと思った。


長いようで短い1日が終わり、俺は帰り道を歩いていた。愛莉鈴はまだスヤスヤと眠ってしまっている。

夜寝なくなると困るので起こしとかないとな…


「愛莉鈴、起きろ。夜寝れなくなるぞ?」

「むふぅ…」


この時俺は知らなかった、俺が使っている能力についての秘密を…


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


暗い道をスタスタと歩くメイドがいた、彼女はなんとホムンクルス。特殊な体をしたゴーレムである。


「アレは神界での()()()、なぜあの男が?詳しく調査しなければ。」


メイドは少し慌てる様に屋敷へと帰って行った…

時系列的に多分愛莉鈴の年齢は3歳。

能力発動の仕方の設定を完全に忘れてたのはナイショね()

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