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2025年01月29日から

 天使 天神 天子

救済者は外れだった。霊媒も分かりきった話。要らぬ事を軽々しく口にすれば酷い目にあうから決して言いはすまいが、救済者でございとしゃしゃり出るような者が真面なはずもない。霊というのも見る目が必ずしもあるわけではないということか。

 それで懲りたとならずに天使だなんだと吹き上がっているそうだ。救済者の次は天使かテンシと呼称しているがほんとのところは何なのか怪しいものだ。影を加工して天使になどと。二十年少々の付き合いだが上手くいったのを覚えていない。今度もどうせ失敗するでしょう。

 ◯

 官製または企業による守護天使。

人工知能があれやこれやと指図する時代

はい。はい。と聞いておけばそれが一番

要らぬ事を考えないのが知恵の時代だが

上手く行けば行くほどつまらないよ人間

祈るのは辞めて月々の御支払を眺める日

素敵な守護天使をオススメで選ばされる

これが最善で弄り回しても元のもくあみ

最適解は人間の言葉を奪っていったのだ

 ◯

 引用→エイリアンが

エイリアンが麦を踏んでミステリーサークルを作っているという懐疑派とビリーバーの両方を納得させる提案。

 ◯

引用→貧しい若者が娼婦のブロマイドを買うのは当然のことだ

 ◯

 落ちる指。

刀剣と刀剣での闘争下、自分で自分の指を落とす状況。自らの膝を叩く、自らの足を斬る。まあ想像出来る。自分の指を自分で落とすとはどうなんだろう。柄に諸手が掛かっていたら落ちないだろうから、柄から片手を離して刀身を握った拍子に落ちたのだろうか。

刀身がかち合い押し合いじわじわと押し込まれる。このままでは死ぬとなれば上品に柄に諸手を留めてはいられない。何とか手を伸ばそう。それは相手の刀身か自分の刀身か。とっさの事になるだろう。渾身の力で押し返そうとするだろう。遮二無二やれば指がうっかり落ちたとしても不思議はない。

 ◯

 分断

分断はとうとう実社会にあからさまに表れている。それぞれの発信。それぞれの受信。それぞれの強調とそれぞれの省略。極論から極論へ揺り戻し。

アメリカで起こった事は五年遅れで日本でも起こるという話もあったような気もするが、どんどん早くなる時勢にそれらは順繰りに起こるのか最新の事が起こるのか、混乱する。日本に来る前に既に終わったのなら見なかった事にしてくれ、都合も悪い。まったく都合が悪い。

 都合の良い事ももっと起こって欲しいものだ。誰かにとっての都合の悪い事でない都合の良い事が。 

 ◯

 煽動しそこなった時には分断と宣言。

 ◯

 引用→

差別

障害者

 ◯

 引用→だって現実に特に迫害してないじゃんね

他の人と同じ扱いしてるよ

なんなら俺の方が迫害されてる

 何言ってんだ…コイツ

 ◯

 革新

革新の切れ味は鈍りやすい。新鮮で簡明で直接でなければ人は離れる。高速でなければならない。時がたてばたつほど顕著だ。

組織の立て直しは抜本的改革の定番として人を惹きつける。惹きつけるが故、さらに惹きつけたくなる。より惹きつける為に過激に陥る。より過激になればより少数になる。過激さは自滅への道の一つなのだ。


それを堪えられる革新は老獪であり、革新の皮を被る保守勢力の出島だ。

 ◯

 ◯を許さない。引用→◯が消えたらたぶん見下すなり憎むなりの相手がいなくなってまた違う何かを探すのだろう

 ◯

 引用→常識は生きる知恵なんだなぁ

 ◯

 よのすごく

世の中で選択した。悪いものとものすごく悪いものとから選ばされる。選ばない事はあまりにも遠くて届きそうもない。

 悪いものと進もう。

ものすごく悪いものと進もうとするよりきっとマシさ。

 ◯

 素晴らしい犬だ。

二人の一致した見解

一人は飼おうとした

一人は喰おうとした

二人は買おうとした

二人は激しく争った

犬はもう居なかった

 ◯

 いやいや

他殺とされてしばらくして自殺とされた。

何年かたったのち、やはり他殺だったとされた。検証の積み重ねが二転三転させる。

誰かの思惑通り。

 ◯

上司あるいは不当への返報 引用→FBI捜査官の最大の力は、逮捕したり命を奪ったりする能力ではなく、「ノー 」と言える能力だ

 ◯

敵はいないんだよ

そんな敵はいない。妄想がそう見せている。

もしそうなら、敵でもない相手に好き勝手に毟り取って楽しんでいる奴らは敵より非道ではないか。敵ばかりの世の中より敵のいない世の中の方がずっと荒廃しているではないか。それならいっそ敵の方がマシではないか。

 ◯

 周辺。

興味の周辺。歳を取る。興味への集中が弱まる。倦いたのか、機能の低下か、ふと興味の周辺を気にする。協賛する会社、支持する政党、見慣れた集まりの顔ぶれ。周辺には政治がある。社会にあっては山の上にも海の下にも政治がある。もちろん街にも村にも家の中にも政治がある。周辺を見やればそこには政治がある。

 ◯

 引用→人生は終わってからのほうが長いからな

嫌になるぜ

 ◯

 やらなき

やらない善とは適用適切の範疇に留まる為に控えることだ。やる偽善とは施した以上に毟り取る為の仕込みだ。やらない善よりやる偽善とは儲け偏重だ。近視眼だ。短慮だ。ただ、塞翁が馬ということもある。何がどう転がるかは分からない所がある。入れ子構造のようにより離れて認識すればそれもまたヨシとならないとはいえない。

 ◯

 童貞殺服 引用→高齢童貞増えた事でもう童貞で一括りにする時代は終わった気がする

若い童貞なら飛びつくけど月日を経て警戒心の強くなり自分への言い訳も小慣れた高齢童貞は服くらいだとなかなか隙を見せない

 ◯

 都合の良い破滅は楽園 引用→衣食住に困らない破滅世界。

 ◯

 開陳する時 引用→困惑されるような熱情

 ◯

 人工知能の兵器への使用禁止の終了 引用→後から削除して無効な!って言える誓いって何

 ◯

 アフリカでは今、一分間に六十秒が経過しています 引用→同じ時間経ってるのになんで倫理観が同じぐらい育たなかったの?

 ◯

 引用→【被害の概要】声掛け事案

11月16日(水)午後4時頃、中央区網川原2丁目地内で、下校途中の児童が「後ろを見てごらん」と後ろから女性の声を聞いた。児童は後ろを振り向いたが、誰もいなかった。再び歩き出したら、また後ろから「後ろを見てごらん」とまた女性の声がした。後ろを確かめたが、やはり誰もいなかった。児童は不信に思い、すぐにその場を立ち去った。児童に被害はなし。

 ◯

 犬の夢

大きな犬だ。象の様に大きい。ヘラジカの様に大きい。空想上の犬だ。右の林からするりと抜け出て来た。こちらに気付いたのか寄ってきた。天井のようだ。もうおしまいだと思っていると犬は座り込み伏せる。見上げる自分を下敷きにしながら。幸運にも前足の間から頭が出ていた。ぽたり。なにやら液体が垂れて唇に掛かる。なんとか右手を出して顔拭うとそれは真っ白だ。固体に近い粘性。顔料のようだ。自分の唇は真っ白だろう。下敷きになりながらぐったりと時を過ごした。

 ◯

 犬の夢 異説。

大きい犬は自分の上で排便をした。真っ白な便は顔に落ちた。鳥の糞の様に。あるいはぐうぜん鳥が排便したのやもしれない。犬がわざわざこちらに尻を向けてから排便してのっかかるよりはありそうな事だ。

お気に入りの縫いぐるみを抱えるように、あるいはどうでもいい存在として挟まれていた。

 ◯

 均衡

行き過ぎないよう逆へ。立場は行ったり来たり。逆の主張をしてばかり。均衡という目的の為の反復は一貫とはいえ切り取れば足の引っ張りで、かつての御見方も今の御見方も見る目は冷ややか。

 道理に寄り添うても人に寄り添いはしないものに誰もいつまでもついては行かない。しかし人に寄り添うとは情治。道理を引っ込める先は明るいものか。

 ◯

 遠巻き

村八分とまではいかない。腫れ物だよ。あると気になるけど触らない方がいいんだ。

 訳の分からないものを認識して訳の分からない事を言いそして行う。時代錯誤という点では同じだよ。廃れつつある政治思想、信仰、平和主義だ。神秘主義者だ。

 あからさまな争奪の時代

 あばかれた覆いの薄さ

 足下の暗がりは想像通り

 悪趣味は絵空事のままで

 あんまりな貧相な妄想が

 あからさまに継続してる

 ◯

 親族 聞いた話 一週間

危篤と呼ばれて行ってみれば点滴もなくほったらかし。聞くと一週間ほどそのままだったという。患者は骨と皮になっていた。当然親族は激怒し転院させた。一週間ほったらかしで弱って危篤と。病院は延命治療はしないとしたのでそうしたという。

転院してどうなったのやら、死んだとは聞いていない。昔は延命治療というと管だらけで意識もなく機械の部品になる印象だが、今では意識がある患者への点滴さえ延命治療なのだろうか。末期というのは寂しいものだ。

 ◯

 らくがき 引用→信じる

 ものは


馬鹿!

 ◯

 引用→リアリズムを履き違えた奴が書きそうな話だ

 ◯

 唐突なオチ 引用→急に◯を見てたという現実に引きずり出すな

 ◯

 いいですか これからは

昔はプラスチックストローを紙包装していましたが時代は変わり、紙ストローをプラスチック包装するようになったのです。これはすごいことですよ。これからはこれが当たり前になります。

 ◯

 戦後

霊媒の親父さんは几帳面だった。身だしなみとして指の毛を剃った。PTAとして教師の接待をこなし、地域に尽力した。養子に出した幼い娘が養子先からすぐに帰ってきてしまっても猫の子より賢いと受け入れた。

それらを美談として話され虚心に聞いた。

昭和の価値観は分からないと感じた。

 ◯

 水玉の火の玉

 天使というのはどのようなものかとたずねた。すると水玉のようだという。水滴に目玉があるという。そう言われてから何日かして天使というのはどのようなものかとまたたずねた。すると火の玉のようだという。


 自分は足首を残して燃え尽きるのかとたずねた。お前は時々過激な事を言うがそんなことはないという。暖かい明るいものだという。

 ◯

 間の悪さ

うちの人間は間が悪いでしょうな。自分もうっかり産まれた。妊娠するきもなく。

 天候不順により延期ですってよ。さよなら満月また来月。天使を見る機会も遠ざかったというわけ。まあ向こうさんには幸運だった。今、来てもどうせ見えやしないから。天使なんていうのは自分では分かりはしないだろう。目の前に居ても分かりはしない。もし見るとした自分は見ない方がいい瞬間に見るのだろう。

見たこともない何かをみる瞬間というのは。


セルフレジを使った。あとは決済というところで現金使用不可に気付いた。レジの上方には現金を使えませんよとでっかい看板も掲げられている。三つあるレジで一つだけ。一つは先に使用され、二択をしくじる。隣を避けて選んだら駄目だったか。並び直した。


 ◯

 すっと目が覚めた。

夢のようだ、そう感じたら目が覚めた。夢の中で夢のようだはあまりにらしいので出来すぎだと感じて肝心の夢の内容は忘れた。


 何かが夢のようだった。

それは夢の様に忘れられて夢のような何かだったのだろう。

 ◯

 年上趣味

ずいぶんと年上と所帯を持ったという。

幸せだそうだ。それからずいぶんとたって伴侶が体調を崩したと聞いた。それから程なくしてしにわかれたと聞いた。同年代がかつてのずいぶんと年上とおなじくらいの見た目、歳になったが年上趣味だったものは今どう思うのだろう。自分が失った時に余所は自分が大好きなモノと寄り添っているというのは。理想から、自分は遠ざかり他者は近付く日々というのは

 ◯

 引用→◯はこの程度では動じない

本当に憎むべきはこれまで自分たちと同じ深層にいながら浅層のやつらに受け入れられるとこれまでのことをなかったかのように浅層にいくものこそ真の敵だと理解しているからだ

 ◯

 引用→凄い失礼を承知で言うけどやっぱりこの人はクラスの端っこの人気者が丁度いいポジションだったんだと思う

 ◯

引用→「面白いコメントをする場ではなく一緒に楽しむ場」って最近のAIはいいこと言うなあ…

その点人類!

 ◯

 引用→これのどこが捨ててるんだ。

捨ててるんだけど追い掛けてくるんだ。

 ◯

 歴史は抑圧者が書いてきた。

勝者が、興味を持つモノが、表現したがりが書いてきた、でたらめだ。という告発はそのまま告発者にもあてはまる。そうやって 周辺を、先人を敗者として蹴落とそうとしている。塗り潰された事実をあばく告発者か、事実を塗り潰す宣伝工作者か、どっちなのかはいつかわかる。

 ◯

 引用→俺は悪くねぇっ!

    俺は悪くねぇっ!!

 ◯

 同じ

同じ国で愛国者と呼ばれて

愛国者の愛する国はどこか

同じか異なるかは知れない

熱烈に愛する国は遠くあり

斜陽の国を眺める目の滑り

愛する事が意味する事とは

 ◯

 あきらめ

前腕でお互いに押し合う。足は動かして良い。不安定さを多分に含んだ均衡。ああ、地面を見ている。当然転がり落ち安くなる。しかし転がり落ちる時に地面を見ていなければ危険だ。そうして危険に備えることで危険に陥り安くなる。教えるとそれがよくわかる。比率だ。しっかり立ち続ける事を前提に転がる事を含まねばならない。立つと転がるの比率を瞬間瞬間に都度調整しなければいけない。

 転がる事で頭がいっぱいで立てば目の前の相手をますます強大に感じる。ますます転がる。触らずに転がされる。立ちながら既に転がっている。それは悪い事ばかりではない。鋭敏を促すという点においては。濫用に至らなければ。ただ鋭敏が濫用に至らなければどうして他者を引き込むだろうか。

 ◯

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