2024年11月01日から
結果は答えなかった。
正しい末路をさらして反面
正しい順路をたどって一面
正しい管路をみがいて両面
正しい進路をめざして仮面
古臭くてみすぼらしい百面
◯
ゆるやか
霊媒もだんだんと耳が遠くなり話もあっちこっちに行ったり老いを隠せない感じになってきた。寝ないと阿呆になるよと言ったのにテレビをみているからかと返したり、電話をしてないのに電話をしたとか言ったり。あやしくなってきた頭の働き。いつもいつもではないがそういう瞬間が増えてきた気がする。そういう時とても寂しい気持ちだ。置いてかれるような気持ちだ。年上とつるむとこれが嫌だ。避けられないものが突きつけられる。
◯
上。
出て行くとそこには既に出来上がったものがある。半世紀以上の積み重ね。世代交代は驚くほど緩やかで古い社会の縮図を今に留めている。タイムカプセルかな。何もかも古い社会。そのくせ今風の不景気がしっかりある。
過ぎ去った好景気が残っているなら我慢もできようがないので我慢し難い。
◯
にらめっこ。
夢の内に顔。顔が右へ左へ目だけはじっとこちらを見て。笑顔でそれを眺める。揺れる顔。すっと近付く顔。いきなり、齧り付いてきた。
◯
天候不順
天候が安定しないが暖かい。このまましばらくとんでもない暖冬になるのだろうか。
◯
注解
簡明な本文に難解な注解を後付けしていく。都合のいい解釈。簡明な本文をどう眺めてもそうはとれないだろう解釈。たいした権威もない一人二人ならどうという事もないかもしれない。しかしたいした権威がなくとも百人千人万人で言いつのれば信じていなくとも付き合いで支持する人も出てくる。ないじつがどうであれ膨れあがってしまえば権威が生まれる。転がるなら始まってしまう。大河も上流は小さい。誘導というのは恐ろしい。
◯
引用→自分も天動説信じてるフリのSNSでの書き込み1回につき200円って言われたら多分やるだろうな…
◯
神話
小賢しい狷介な小人物より底抜けの馬鹿の方が成る事がある。自分のようなのはそういうのをあまり信じていない。底抜けの馬鹿は騙されて毟られるか丸め込まれて悪事の片棒を担がされると思っているからだ。なんであれ再起出来るなら続けられいつかは成るかもしれないが、たった一回で取り返しのつかない事が世の中には多すぎる。
◯
引用→間違えた結果絶妙な味がでた
間違えた樽で寝かせた蒸留酒みたいな妙な味わいがある
◯
のうみそ
脳って怖いな。当事者が皆ばらばらね。全員別世界からやって来たのかなと思うような証言をする。本当に同じ事実を体験したのだろうか。
うんざりする疑問だ。
いがみあい苦しめあい泣きあう。誰もが被害者で誰もが加害者でみんな傍観者だ。説得は失敗で分かり合う事も出来ずうまいこと手を抜いてやりすごし自分の分け前を持って行け。
◯
全体主義と道徳の崩壊
分断と経済圧力と組織化
驚くほどに変わらない
名を変え時と場所を変え
いつまでも残っている
社会主義と無神論のよう
人類の為に夢を描くのか
誰も報われない夢の続き
◯
引用→どの新聞も同じ事言い始めた時が一番危ない
◯
剣をとるもの
剣をとるものはみな剣で滅びる
きっとそうなのだろう
ただ剣をとらないものが剣で滅びないともされない
◯
夜に猫を探す募集
怪しげな募集。携帯電話も仕事中は預ける。
猫を探して記録する。深夜、鉛筆と地図を手に歩くという。真っ赤な嘘の真っ白な黒い案件。
◯
引用→邪悪じゃ!で迫害しまくって
キレて襲ってきたらほら言ったとおりじゃ!で返す完璧なフォーメーション
◯
引用→女性の自立を妨げてきたガラスの天井が破れた!
一日だけ女性であると自認すると誓約。
ある男性大統領
◯
おそろしさ
おそろしさ故、留まれない。
おそろしき時、頭と腹と別れる。
頭は留まろうとしつつも腹は安堵できない。
もっとさらにもっとと反復し続けるあいだ、おそろしさは紛れる。そこに行動がある。
そこにある行動を小さくより小さくすれば残心となる。残心となれば腹は留めている、きっと。
◯
学歴
学歴もないのがあんなものを支持する。そういう言葉が出る。そういうことの因果としてとうとう言われる。学歴しかないのが自分らで嫌悪する、自分らの理想でないなら何でもだ。
◯
正しさの
正しさは短絡を好む人々を誘引した。
正しさは過激を好む人々を誘引した。
正しさは欺瞞を嫌う人々に嫌悪された。
正しさを好む人々の身勝手さが正しさ。
◯
失敗増悪
勝利至上を超えて失敗を増悪した。
勝利を讃えている時間よりも失敗を侮蔑している時間が増えた。言及されていないものは全て可になり盤外戦術が珍しくもない。
ただ失敗を増悪して失敗を押し付け合う、勝利を忘れて。失敗に怯えて。
◯
差別の禁止
差別の禁じられた世界で差別をするのは簡単だ。差別をしようとしていると誰かを指摘してやればいい。可能であるというだけで過敏になった状況は実行と混同し始める。
◯
引用→道場という閉鎖された環境は師範代の暴力が支配している
◯
引用→空手教室は田舎ヤクザの隠れミノになってて
スポーツ育成団体として補助費が出るのでやってるところが多い
見分けるコツは一年中長袖インナーを着た指導者や生徒が多いとこは
イレズミ隠しの可能性が高いので近寄らない方が良い
だそうだ
◯
引用→前はバカが金持ってたから詐欺で金を出させていたが
今はバカが金持ってないから詐欺で人を襲わせる
◯
おまじないグッズ。
おまじないグッズをあげるよ。そういう話がやってきた。占いのよう。いまさらおまじないグッズかとうんざりする。そのうえ細かい話はなし。おまじないグッズでどうしろってんだよ。そこはまあ、おまじないをしろってんだよという事なんだろうが。どこをどうしたらおまじないグッズをあげようとなるものなのか。
◯
続 おまじないグッズ。
こっちに来ないで霊媒のところに流れるという事になった。まあそっちのほうがらしいだろう。奇妙もなく平穏だ。あとは直近では親戚の結婚式か。まさかアメリカに行っていた親戚が日本で結婚式をするとは思っていなかった。小さい頃世話になった手前行かないわけにもいかず何年ぶりかの革靴を履かねばならない。親父の葬式以来か。
◯
引用→やってる人からはそう見えるけど実際はそんなではないって事
あるよ
◯
マグナカルタ
引用→だから一瞬世界地図からイギリスが消えたって世界史の先生が言ってた
◯
黒い猫。
黒い猫が跳びかかる夢。
更新してみれば何か足りない気がしてならない。保存しそこなったのか、勘違いか、座り心地の悪さを覚える。だが、どちらにせよその程度ですむ。何となく引っ掛かるが少しすれば薄らいで忘却してしまう。夢のような違和感にすぎない。
黒い猫を撫でた夢のように過ぎ去る。
◯
自動の車
事件や事故の要因になってきた自動車。自動車がなければ発生しなかった事。いまだに凄惨な量を積み上げ続けている。規制しようともしない。規制してしまえば成り立たないからなのだろうか。
自動車が自動運転の車を指すまで後何年だろうか。自動車が事件や事故に関われなくなるまで後何年だろうか。
降霊術
電力、コード、サーバー。決められた手順
学習、改善、導入。膨大になり続ける手順
召使い、社員、指導者。希望の具現化手順
顕れる存在は月額使用料削減の煽りで低順
◯
引用→くさった香々じゃないけれどお向かいに住んでる90半ばのお婆ちゃんは
お百姓の家がもう古くなって不味くて喰えないってんで河原に樽ごと捨てた漬物を
家族で冬場に拾っておかずにして食べてたって話だったな
昭和に入っても戦前の貧乏な家庭はそんなレベルだったって事だね
◯
もうない
もうない店舗の夢を見た。
思い出してみるとなかなか懐かしい
霊媒に言ったなら笑われるだろうか
もうない店舗に働きたいと人が来た
もちろん取らない理由を伝えている
ながいことちっとも儲からないんだ
◯
引用→おっと現代が正しいというのは常に一考の余地があるぜ
◯
救済 引用→登ってきてもまたそこを我が物顔で地獄にするだけだ
◯
なにかのため
あなたで218人目です。 直近では
それが美しく無心無私で挺身献身であってもそれがすっかり陳腐になってしまっていると見せられてこんなものかとうっかり納得した後で、さあどうぞとなってもやりきれない気がする。
自分の未来が目前でむごたらしく転がっている。素面でやってられるかよ。覚めてしまった後、当然のようにやらねばならない。嫌々やらないといけない理想ってなんだよ。疑問ばかり浮かぶ。
◯
引用→画太郎先生は残る
残らないのはマンガだと週刊誌で短期打ち切りになった全1巻の本とか
お金出しても手に入らない、俺しかほしくない本なんかは後から見つけるのが本当にむずかしい
◯
本
本を渡される。読んでおけというお達し。
市販品の文庫だ。おまじない本だな。風水とか簡単なお供え物の作法とか等。第三刷。一昔前の主婦層向け本ではなかろうか。そのうち読もう、そのうち。
◯
残り
寝やすい季節。寝やすい室温。涼しい程度の暖かい冬の日は夢が頭に残りやすいのか、いつまでも覚えていて落ち着かない。
紫色の夕暮れ、階段または梯子の虹。
それが予兆だという。救済者はやってくる。
霊媒からはそろそろ二十年前後程、話を聞いてきたが、一番珍妙なはなしだ。救済者は猫の姿をしているという。それはそろそろ来るという。
磔から下ろされた中年男性ではないのを喜ぶべきか嘆くべきか。
◯
引用→ハギス狩りは銃使わないよ
空に向かって夜を射るんだよ
それが刺さった
◯
ここの夜は矢であろう。
◯
引用→人生ゲーム以外でも一緒に遊ぶ事で距離を詰めやすくなるから
勧誘や宗教にボドゲが悪用される事が時々界隈では問題になってる
問題にはなってるが何か対処法はない
対処法はあるぞ
自分の居場所を一つだけにしない
ボドゲに限らずオタク系の集まりは
オフラインで不特定多数を集められる+社会をあまり知らない若者が多い
なので格好のカモ狩場なのだ
歴史あるボドゲサークルが何時の間にかこの手のに乗っ取られて
実績あるサークルだからとやってくる新規をカモにしてるって噂は聞いたことある
◯
全て
すべて。このたった三文字が示そうとするもの、それを言語だけで十分に表せられるのは異常な能力ではないか。
◯
三方
少数が満足して多数が不満げ。ならいっそ誰も彼もうっすら不満げになってしまえばいいとばかりに足を引く。暴走は少数から始まっていくのだから。
そうして誰も満足できない。
◯
引用→探し方のほうを探していたのか
探し物をする上でそれなりに有効な方法だ
◯
敵はいない
敵はいなかった。みずからが作り上げた敵だった。欺瞞と疑念をこねて浴びせた幻影だ。
しかし敵はいないとしても敵という概念はあるではないか。どこかに敵はいるから敵という概念は発見され必見の概念として今の今まで残っているのではないか。
そうでないのなら発生したのではないか、優しい嘘として。争いが不可避となり遠くの/近くの隣人をうたねばならない、誰かがそうなる。誰かの親、誰かの子、誰かに寄り添う誰か、そうでなくても、どれだけ違っても人間なんだ。あなたも人間だ。さあどうぞではあまりにもむごい。
敵なんだと言い聞かせてくれ、苦痛の緩和して。
◯
独善
独善ばかりの集まりでたったひとりそうではないとしたらどちらが独りよがりか。
みな独善で耐え忍び、次善で、次々善で、堪えているというのに。無瑕疵の善を持ち込もうなどと。自分だけ綺麗であろうとは烏滸がましい独善ではないのか。
望まれない善など
◯
交換
正しき人が旧弊な人々に正しきを説いた。
そこで旧弊な人々の一人が交換を願い出た。
我々とあなたで交換してもよいなら言うとおりにします。そうして正しき人は旧弊な人になり、人々は正しき人々になった。
正しき人々から交換してもよいという人はついぞ出なかった。
◯
引用→これは「屠殺する瞬間までは愛情たっぷり育ててくれる畜産家」みたいな話なので…
◯
引用→もっともらしく間違う人間
◯
これこれ
これという条件なのでそうはならないだろう。これはとても重要なのでこれを優先してこれを蔑ろには出来ないのだから。それで一安心としていると、世の中にはよく切れる方がいるもので、これの定義を変更しようとしたり、これより重要だとしたり、手を変え品を変え突破しようとする。恐怖焦燥疲労が抵抗を弱める。
どうしようもなく仕方ないという日がやってくる。検証もされずに。
◯
引用→日本でモスクを建てることに反対する日本人は非難するが、アラブにお寺や神社を建てられないことは非難しない
◯
引用→他人を羨むことも
自分に引け目を感じることもしない
やるべきことをやり生きることに潔い
気持ちのいい男たちの条件
◯




