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2023/10/18 から


 引用➡お前が嘘を付いたせいで百万人のイラク人が死んだ。

 ○

 言えない。

霊媒というのは思っていても言えない事がある。まあ、誰にでもあるのでそらそうよとなるが。霊媒の場合言うと声が出なくなったり、寝込んだりして激しく反作用がある。どの霊媒もそうなのか、知り合いがたまたまそうなのかは定かではない。

賢い振る舞いとして結局、沈黙したり、話を誘導して別の事を話そうとする。仏法を謗るのは罪。そんな言葉を思い出させる。なんとも偉大な生まれにしては器の小さい話だと思うがそうなんだそうだ。声がなくなる。命懸け。そうまでしても伝えたい事はそうそうないという事。天に唾するという言葉もある。罰ばかりでなく加護なりあればよいのにねえ。

 思うは悪、行わざるは不善。

善も思うとそうだとなる日が来るといいのにね。

 ○

 引用➡野良犬は消えた替わりに高級そうな脱走犬がたまにトコトコ歩いてて不安そうにこっちを見るんだ

 ○

 引用➡以下の会話は、分かりやすさと分量のために少し編集されている。

 ○

 平時に。

平時に平和に反対したり戦争を賞揚したりすればとんでもないヤツだとされるだろう、特に負けた戦争の後なんかには。その時に向けられる目は戦時に戦争に反対したり平和を賞揚したりした時に向けられる目とどれだけ違うのか。増悪に充ちて絶対に許さぬ決意がその内に固まっているのではないか。それを恐れるなら、平時に戦争協力を反省するようなら、結局、その時々の時勢に迎合しているだけで戦時になればまた協力をしやしないか。

 つぎは勝つかもしれない。その時、反対者の名誉は回復しない。あるいはとても長く、当事者意識が抜けて歴史上の出来事となるまで回復しない。それでも反対者でいられるというのはなかなか理解が及ばないところだ。

 ○

 知らない家の。

知らない家の知らない幼児の鳴き声混じりの声で目が覚める。

イヤイヤ期間かな。あるいは外れか。親にも外れ。子にも外れ。時勢にも外れ。地域にも外れか。そんなはずがあるはずがない。そう断言出来たならいいのだけども。

 ○

 引用➡人間がやれば悲劇

ロボットがやれば喜劇

 ○

 引用➡真正性(authenticity)に囚われるあまり家族愛を見失ってしまった○○○○

物事を判断する上で真贋は一つの要素でしかないのだ

 ○

 引用➡人間を人間たらしめる肉体と経過した時間だから

記憶と人格をコピーしただけでは成立しない


 引用➡それだと

肉体の大部分を機械に置き換えた人間と

有機的な素材で作られたアンドロイドが今後出てきた時前者が機械になるな…

 ○

 引用➡俺は本物と全く同じ記憶持ってるならそれはもう本物だと思うけど

 普通は本物がいなくなったらそういう代替品が登場して「ソレは本物か偽物か」って問うからそれでいいんだよ

問題はその後で本物が本当に本物で戻ってきてしまう時なんだよねぇ

 ○

 引用➡難民

コロナ

ウクライナ

イスラエル

我々は分断 対立している

 ○

 引用➡女性選手が生理止まるのはドーピングだったかトレーニングしすぎだったか

どっちもあるけど基本的にはトレーニングのし過ぎ

若い頃それ気にせずやってて引退して子供作れなくなってて絶望みたいな話もちょくちょく出てくる


 引用➡女子の場合は試合時期に合わせて生理止めたりズラシたり大変だと思うが

プロならまだしも学生でそこまでしてやる価値あるものか?


 引用➡生理周期壊されて骨折もしやすくなる

健康と人生の前借りだなぁ

将来の骨密度の低下もあれだけど生殖能力に深刻なダメージ行くのがね…

30代で排卵止まるとかざらだし


 ○

 引用➡脂質は細胞壁やホルモンの材料だからね

過剰な脂肪は当然健康リスクになるけど脂肪無さ過ぎても危ない

 ○

 人によっては。

死後に一家言ある霊媒も身近な人がおなくなりになった時、大いに取り乱し、泣き、疲れて急に老いて見えた。

死後にどうなるとかの知識、直感が身近な死という別離に効いていない。胸の痛みをやわらげはしない。泣き腫らした目元。現実味のなさ。無力さ。

 死後に興味を持っても助けにならない人間もおるんだ。死後にどうなるなど忘れていれば良いという人も確実にいる。全員そうだとは思わないが。

 ○

 自分は

死後にどうなると訊かれても、考えない。なるようになるだろう。

 考える事が沼に飛び込む様なもの。肥溜めに漬かりたいかということだ。自分にとってはそうだ。そう考えない人は存分に死後に想いを馳せて考えればよい、死後なるものを。

 ○

 毎日四十分。

瞑想せよや。ということだ。まあ出来る。出来るが上っ面にすぎない。静かに座って。二、三回目の足の組み替えが終わる頃にはそれくらいの時間が経過している。蓮華座。それらしく印を組んでそれらしく座る。偽物としか思えないがまあいい。精一杯やってこれなのだ。妥協してもらうとしよう。まずいなら苦情が入るだろう。その都度検討するとしよう。出来るだけ。

 ○

 引用➡うるさくて不良っぽかった元同級生はある日後ろから誰かに壁に頭叩きつけられて障害持ちになってたよ

 ○

 引用➡「盗んだバイクで走り出したり夜の校舎で窓ガラスを壊して回ろうとしてる人もいるかもしれないが、卒業式終わっても3月31日までは行政上高校生なのでここで警察沙汰になると退学になって高校三年をドブに捨てる事になるので大人しくしとくように」と卒業式で言った校長先生

 ○

 ちから。

 夢の中で力を得られると霊媒は言った。現実の人間に夢の中の力を授けて善いことをした思っているのだ。夢を忘れる人間にそんなものが何の足しになるだろうか。それが事実でも虚構でもどうせ忘却されるのだ。痕跡もない。影響もない。人生に一瞬のサザナミさえおこさない力。

わずかないまいましさを影響というならそれが実生活に与えるものはなんだろう。すでに十分にうんざりしている。増えても変わりはないように思える。溜め息も出ない。あるいは溜め息位は吐かせられる。どちらにせよだからどうしたというものだ。

夢を覚えていないというのは安心だな。うんざりする事を増やさずに済む。変わりはないとしても。

 ○

 引用➡笑っちゃいけねえんだけど笑っちまうよな

拷問から生還した勇者を称える詩までつくれられて……

割れた瓶で

火の上で

貫かれる

尻を

しかし生き延びた

ジョルジェ・マルティノヴィッチが貫かれる

奴らが踏みにじった、奴らの将来の畑を手にするための、最初の、しかし大きな一歩

阿片が切れると痛み

ジョルジェ・マルティノヴィッチがやってくる

遠い過去から

トルコ人の時代から

火刑場から蘇ったのだ

 ○

 引用➡フランスでも非白人の移民がフランス風の名前で正式に登録するために提出した書類を

公務員同士でそれを笑いながら

「さっきの黒んぼが出したこの書類、名前なんて書いてあるのかわかんねえww」

「ウンコって読めそうだからウンコで登録しようぜww」

って本当にやった事例がある

 ○

 他人の夢。

背の低い建物。広い未舗装の道。背の低い痩せた通行人。電柱も無いので電線もない。広く感じる空を眺める。家々に電灯も大きな硝子窓も無い。明るい日射しの昼でも外に開かれた家の玄関から見える薄暗く影溜まり。内に含まれているわびしさ。誰もいないかのような寂れた空間、通りを幾人かの子供達がやってくる。その子供達は軍人の真似をしつつチンドン屋の様に騒ぎ立て、留まることなく通り過ぎていく。なんの興味も示さず。

夢から学べというが、いったい何を学べというのか。辛気臭いだけの古びた夢。開け放たれた玄関の前で知らない家の内を眺める。ただ暗い。自分は背を向けて離れた。暗がりに用などない。知らない家にも、知らない秘密にも、何の用もない。

夢は終わった。最近では珍しく忘れる事なく。

何の足しにもなりそうもない。老人に会った気もするがどうでもよいことだろう。

 ○2023/10/25

 一時間。

一時間が壁になった。一時間も座ると何となく気持ちが切れる。うわべも取り繕えない。揺れ、座を解く。うろうろ歩く。

こんなもの何の足しになるのだろう。なんでまだ生きているのだろう。言葉が浮かぶ。知らぬふりをして歩きだす。座ると頭がやたらと冷える。髪の毛に悪そうだ。うろうろ歩く。

 ○

 一様はそれぞれの恣意的な解釈が対立し、多様同然になるに至り崩壊する。多様はそれぞれの恣意的な解釈が合流し、一様同然になるに至り崩壊する。

 恐れる故、内実は真逆に至る。

そうあらねばならぬとなる時、そうある事は途方もなく困難になる。排斥がある。その恐れがある。いずれそうなる。先を見越すようになる。硬直に至る。怯えと堅苦しさ。よくなる展望は窺えない。

 ○

 引用➡パン屋はパンを売ってる→魔女だ!という異次元理論で吊るされたパン屋とかもいる

昔から金貸しとパン屋は嫌われ者だったのだ

粉の量を誤魔化してるとか勝手に値段釣り上げてると思われてた

実際そういうのも居た

 ○

 引用➡過激なのはどうかと思うよ…に対しても「おっ魔女か?」で返せるのが無敵だと思う

多分実際そういう理由で吊られた奴もいる

 ○

 まぶたの裏に。

未来を見ろと言われても出来る気がしない。

それの根拠を聞けば、お前なら出来るのみ。

それは根拠を言った、願望でしかないけど。

いつもいつも願望を根拠と言い張るのはなんなんですかね。

 ○

 約束は期日も込みで約束。

一方的な延期。やる気がないのではとなるが、確認するとやるという。どうやら約束の期日を守るという事と約束の実行が別れているようだ。期日をのひのびにしていても、約束を破ってはいないという認識なのだ。自分で決めた期日だから。文化が違うというのを実感させられる。しかもそれが好意から起こっている事態なのだ。約束を実行する。さよなら。縁が切れる。嫌だ。約束を延期する。待ってもらう。縁が続く。好き。これも多分でしかない考察だが、どうやらそういうフシがある。ふざけんなよという気持ちしかわかないがふざけんなよと言う事しか出来ない立場だ。しかも言ってもどうにもならない。泣き寝入りですよ。二度と関わらないぞ。だが頼んだ仕事はやってもらわなければならない。そしてこちらが二度と関わらないぞと考えている事は向こうも知っている。詰みだ。

 ○

 このように成りたくて

このように成りたくてこのようにする者はこのように成り難い。

 ○

 引用➡お前がこのようにして、真にこのように求めるのであれば、このようにはならない

 ○

 引用➡感覚を追求する人は錯覚を本当の感覚と勘違いしてしまう。

 ○

 満月。

はい満月、と。てかてかした夜空の月よ。満月の日は早く寝ないといけない。期限がある。自分達は好きに伸ばすがこっちが伸ばすと怒るんだろう。試す気持ち。気持ちだけでやりはしない。面倒だ。ふうん。ふうん。鼻息は出ていった。何も変わりゃしない日だ。人間はそうそう脱皮なんてしやしないんだから。

 ○

 引用➡最初は正義があったのかもしれんが

どんどん歪んで外道に堕ちていくんだよなテロリズムって

 ○

 妄想の下。

憐れな妄想者。便利に身内に磨耗するまで使われている。

その憐れな妄想者の妄想を刺激する為の触媒として日々細々と暮らしている。妄想者の中では自分は一種の超人であり、肉体を抜けて空を飛び、人を救済し、神々に助勢し、世の安寧を促す。まあ、全くもって知らぬ話である。仮にそれらを出来たしても自分はそれらをしないだろう。この日々発展しようという社会にあってはわけのわからぬ力など不要であろう。通俗な小話の中での出番が精々であれば、やはり不要であろう。

 ○

 卵と牛乳を待って。

ひるさがりの配達日。配達を待つ。毎週同じ曜日、同じ配達人がだいたい同じ時間にやって来る。今日はやや遅い日か。

人を待つとこう、集中しずらいので何となく気持ちが落ち着かない。人を待っていなくともさほど集中など出来ないだろうが、気持ち程度は違うはず。きっと。そろそろ来そうな気がする。

 ○

 引用➡サンタ・ムエルテ

 ○

 えっ、一時間未満で。

開脚前屈で胸が床に着くまでに四十五分前後掛かった。十代の頃は三時間掛けても出来なかった。早くなった。格段に。これで。痛みがなくなりはしないが。痛む時間は短く。痛んだ価値はあったと信じられるといい。可動域は速やかに拡がったのだから。痛いばかりで何も変わらず、いつまでも届かない反復を繰り返すむなしさは思い出になった。

何もかも遅すぎるという言葉も浮かぶが。

 ○

 引用➡記憶にない青春が蘇る

無かったものを無くした気になると絶対に取り返せなくてつらい

最初から無かったものだから

 ○

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