表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/53

2022/11/26から

 ○2022/11/26

 話なし。

最近は霊媒も分かりやすい話をしなくなった。背が伸びるとか角が生えるだとか、尻尾が生えるだとかいう話をしたものだが、そういうのはすっかり鳴りを潜めた。そうならなかったのだから、だんだん言い難くなったのかもしれない。

 誰か来なかったかと訊かれても来なかったとしか言えない訳で。自分には分からないだけで何かしら来ていたとしても認知できない以上は誰も来なかったとなるわけだ。夢も見ないかと訊かれても。見たかも知れないがさほどの夢など見た覚えもない。あれもない。これもない。霊媒の向こうの誰か。その期待だけが変わらずに在り続ける。気長な期待だけが残り続ける。

 きっと自分には大層なものなどないのだろう。顔も知らない誰かの期待だけが自分には詰め込まれている。叶うことのない期待が積層を成してまるで騙してるかの様だ。正直に言えば言うほど何もないのがつまびらかになる。なるが、なったところで期待というものに何の作用もしない。もはや期待していたいから期待している様だ。こちらが死体になっても変わらずに期待しているのではないか。灰になろうが塵になろうが変わらぬ期待をしているのではないか。そう思える。いっそ自分に期待するのでなく虚空を信じて期待をすれば良いのにと思う。虚空は期待を重荷に思う事もないだろうから。期待を叶えることもないだろうけど。偶然叶うことを待つのを信じると言うか言わないか。

 ○

 引用➡どちらにしろ80年代という醜悪な時代を生き抜けなかったと思う

 露悪とカネの時代か

 ○

 引用➡社会の最高権力者の間では小児性愛に寛容である。

 ○

 引用➡科学は魔術になってはならない

すなわち科学とはいつ誰が行ったとしても同様の結果を出すものであってそうでなければ魔術だというのを昔言われてその通りと思ったものよ

 ○

 引用➡この問題は

静かなる有事とも言われ

遠くない将来に我が国の経済、安全保障に弊害を及ぼすであろう

 ○

 引用➡初期の角川スニーカーの方針は「セリフだらけだろうがなんだろうが、「俺は小説を一冊読破したんだ」っていう体験をするかしないかでその子の読書人生は大きく変わる、我々がその最初の一冊を提供するんだ」ってものだからね

小説としての質の高さはしばしば入り口の狭さに過ぎなくなる

 ○

 引用➡荒々しい言葉を言うな。言われた人々は汝に言い返すであろう。怒りを含んだ言葉は苦痛である。報復が汝の身に至るであろう。

 ○

 引用➡まず美女と野獣は「外見に囚われない善意」が美徳の物語なのに

最後に報酬として与えられるのが「美男子」というのは

物語の根幹を否定している、という見解は見たことがある

 ○2022/11/30

 膨らみ感

 頭部の膨張感覚を得た。影を思い。自分とは違うモノへの郷愁。今はもうないモノ。かつて賑やかな場所の静けさ。

 あほで間抜けで無様を晒す自分とは違う。格好良く在り続けるモノへの隔意。分かり合う事はないという事が安心だ。もう模索する事もないだろうから。期待に煽られてもがくのには疲れた。あれらが理想を求め過ぎると自分が感じるのは、あれらが若い存在だからだろうか。自分が諦めたからだろうか。

 次善の現実で納得して、手に入らない理想を諦めた方がずっと良いと説得したらどうだろうか。そう促しても芳しくない。眩しい若さだ。自分も年寄り振るには若造だが、挫折をたっぷり味わってほとほとうんざりしているという点ではやや年寄り側のくたびれた人間だ。頭が膨らむような晩には暗がりに若さがことさら眩しい。


 高齢者でも瑞々しい挑戦者も居れば、四十手前でも自分のような戦わない人間もいる。

 ○

 引用➡知られては都合が悪いことを知らせるのがジャーナリズム、それ以外はただの広報

 ○

 満足の後

 少しずつ減る。終わりの感覚。じわりじわりと欠乏していく感覚。そのむなしさを抱えて過ごすかわりない時間。

 ○

 引用➡サッカーに限らず色んな競技に言えるけど

反則は競技を競技として成立させるためのルールを犯す行為だからペナルティがあるという考えと

ペナルティ受け入れれば反則もやっていいじょんって考えがあって

これはもうトップアスリートのプロ達ですら割れるから難しい

 ○

 引用➡ずっと待ち望んでた瞬間だけど

それと同時になんか逆にこれで何かが終わってしまった感じもしている

 ○

 速やかで安らかな終わり。

叶わない願いを叶えたまえと願い出て。欲がないと言われる。需要と供給を解さない故の誤解だろう。

自分が自分の為だけに願った。自分以外の誰のためにもならない願い。これが欲だ。只自分だけの為に願うのが欲だ。これが欲だ。そうじゃないなら欲など何処にある。それを欲がないなどと戯けた事を言う。即物の極みではないか。金は尽きる。地位は追われ。名誉は古び。命は死ぬ。何もかもいつかは終わる。避けても避けても追い付かれる日がやって来る。ならば単刀直入にそれを願う。それだけをくれ。たったそれだけを。

 ○

 引用➡昔の国粋系結社にはあれのちゃんとした練習手順がある

最初は棒立ちの状態からダッシュするのを繰り返す

次はダッシュしてサンドバッグに体当たりする

力いっぱい体当たりできるようになったら短い木剣を構えて体当たりする

体当たりしたら木剣をひねる

これを繰り返し繰り返し練習し、愛国者と短刀が一体となり短刀自身が愛国者となる境地に至るまで練習する

さすれば必殺であると

 ○

 引用➡山の話ではないんだけど突然知り合いに呼ばれたみたいな感じで「おい」という声がした時は返事すると死ぬから気をつけろという話は子供の頃に聞いた事があるよ

でも自分だったら反射的に返事しちゃうかも

 ○

 引用➡いろいろあって犬と夫婦になって山奥で暮らす女がいた

山伏が犬を殺し女は手籠めにして弱らせてから連れて帰った

山伏は後日女に刺されて死んだ

この話の教訓が「女は油断ならない」だぞ昔話なんかそれでいいんだ

 ○

引用➡トントンお寺の道成寺

釣鐘下ろいて 身を隠し

安珍清姫 蛇に化けて

七重に巻かれて 一廻り 一廻り


これが道成寺に伝わる手毬唄だけどめっちゃ横溝正史感あるよな

 ○

 引用➡『大日本国法華験記』(巻下第百二十九「紀伊国牟婁郡悪女」)が最古ではないかと

法華験記では安珍・清姫という固有名詞はないし女は姫ではなく寡婦で彼女の家に立ち寄るのは2人

老僧と若い僧でこのうち若い僧に女が一方的に思いを寄せ(以下略)の流れは同じ

後日老僧の夢に若い僧が死後女と強制結婚させられ蛇体になったので供養してくれと頼みに来る

老僧が彼の望みを叶えた後男は兜率天へ女は忉利天に転生して目出度し目出度しという流れ

 ○

引用➡人類の父カポイと一緒に大地の腹の中にいた人類はサリエマ(鳥)の声が気になって外に出ていった結果短命になった

地下世界ならいくらでも生きていられるのになーってブラジルはカラジャ族の創世神話

 ○

 引用➡アフリカの神話で神様が人間に不老不死をさずけようとしてカメレオンに預けたんだけどのんびり歩くカメレオンがまだ人間の元につかないうちに気が変わってカメレオンより足の早い動物に命は有限とする事ってのを授けて先にそいつが人間の元に着いちゃったから人間の寿命は決まっているってのが面白かったな

 ○

 引用➡ポリネシアの神話はスゲェぞ

芋虫に変身した英雄が不老不死になろうと寝てる女神のおマンコに潜りこんで

膣圧で粉々に粉砕される話がある

因みにこの英雄が今日の人類の祖です

 ○

 引用➡ヨブ記でヨブが酷い目にあったのは同時期にモーゼが出エジプトするので神がサマエル(サタン)の囮に非ユダヤ人のヨブをあてがって悪さしないようにさせて、その間に海を割って脱出させたのだっていうユダヤ教の説話酷すぎて好き

 ○

 引用➡自分をハードパンチャーだと思いこんでる濡れた野良犬みたいな扱い

 ○

 引用➡濡れた子犬扱いで誰も放映権買わなかったやつがそのまま濡れた子犬として仕上がった

 ○

 引用➡国際政治の原理が、凄くよく見える。

「こちらの恐怖があちらを支え」「あちらの恐怖がこちらを支える」そして気付けば、お互いの恐怖が相互に依存しあい、共鳴し、爆発する。不信が不信を育て、戦争が戦争を養うループの誕生である。

 ○

 引用➡ベラルーシ国民1000万の上には、ルカシェンコという肥えたライオンが一頭いる。ウクライナ国民4000万の上には、飢えたハイエナが1000匹いる。国として「安定している」と言えるのは、果たしてどちらか

 ○

 目蓋の裏の透かし。

開花し続ける一輪のカーネーション。泡が沸き消え去る様に、部分が開いた。中央が右端が左が上が下が。増加するでもなく、減少するでもなく。動物めいた速度で動き続ける花弁。赤い一輪の花。

あるいは常より足の多いクマムシがくしゃくしゃに丸まり縦に旋回し続ける。斜めから見ている、左側面を。それはもしかすると常より足の少ないムカデかもしれないが。赤い透き通った肉感的な生き物。ぐるぐると程よい定速を維持する。

あるいは真っ赤な万華鏡。ただひたすらに赤い。鏡面が回る。回る。

そんな幻視を目蓋の裏に感じた。真っ暗では消える。光を目蓋の裏にほんのりと透かして見る。手のひらで覆うと消える。自分は見た。自分の内に自分の発想ではない意味が有るのか無いのか分からないモノを。ただそれは再現されない。ただそれはほどほどに珍しい。ただそれはなんになるというのか。映像としてさほどのモノでもない。作ろうとすれば作れてしまうだろうあっけなく。そして作れても作るほどの価値、思い入れもわかない。


素晴らしい映像というのは実にありふれている。これからはさらにありふれている。自然とはありふれている。素晴らしい自然とはなによりもありふれている。

 ○

 引用➡ビジネスモデル特許「ブランコの漕ぎ方」

 ○

 引用➡何ができるというより、大きな金を動かす場で「ありうる」という社会通念を醸成(裁判所で通じる)して犯罪資金の洗浄や不正取引の場にして稼ぎたいんだろうな。

ブルゴーニュワインがそんなんなってるそうだ

 ○

 引用➡残念ながらそれももう古い話になってしまった

 ○

 引用➡コロナ禍の時期にオピオイド中毒・乱用による死者がさらに増えたことで、オピオイド禍関連の経済的損失は2020年だけで1兆4700億ドルに上ったとの推計を示した。

 ○

 引用➡黒人が苦役から逃げるのは病気って説に逆に黒人に白人が奴隷にされて逃げて同じこと言われたらどう思いますか?

した人が精神病院にぶちこまれた話と

 ○

 引用➡あの民族が馬鹿なのには科学的な根拠がある!

は民族差別で必ず出てくるぞ

 ○

 引用➡でもアメリカの抗うつ剤メーカーが効き目がプラセボと変わらねえものをデータの改ざんやロビー活動で売りまくって大儲けしてたり

製薬業って悪魔だなってエピソードだらけ

 ○

 引用➡アメリカがオピエイドの原材料をインドから輸入したらアフガン産でタリバンに塩送ってたて話は資本主義過ぎて酷い

 ○

 引用➡人類史上最悪の化石復元の一つである「マグデブルクユニコーン」です

 ○2022/12/29

 僕のなかでは死んだんだ。

僕は霊媒に言った。:親父が夢で帰ってきたよ。ただいまって。それに お父さんは死んだよ。葬式もだした。 そう言った こっちを見て棒立ちだった父がぐらぐらしだしたから、肩を貸してあげたよ。右側で。それで夢から覚めた。

霊媒は言った。:せっかく帰ってきたのに、お帰りくらい言えよ。

 他にも細々とした事を言う霊媒。僕は霊媒に言われた事に対して嫌だと答えた。あの世の生が本物だろうと、夢の中の父が本物だろうと、関係ない。僕のなかでは死んだんだ。

なんて冷たい奴だとのお言葉を頂戴する。

なんて冷たい奴だ。

僕は言った:僕は事実を言った。死んだ事、葬式。それで冷たいなら、冷たいのは僕ではなく事実が冷たい。

僕はまるで自分が冷たくはないのだとばかりに抗弁した。

しかし冷たい事実を温めない人を冷たい奴だというのなら僕は冷たい奴だ。わざわざ温めようとはちっとも思わないのだから。

 ○

 引用➡菊地秀行がエロ伝奇小説で稼いで建てた豪邸の異名が

「淫楽御殿」だったのなんとなく思い出した

 ○

 ⬆夢枕獏だった。

 ○

 引用➡米国のハリケーン被害で暴徒が商店襲って略奪してる写真を

フランスの新聞が一面トップにして「これがアメリカだ」

というタイトルをつけて報じた

数年後フランスで移民を中心にした待遇改善のデモが暴徒化して

シャンゼリゼ通りで次々車が放火され高級ブランド店80店舗が

破壊される騒動が起こった

アメリカの新聞がその写真を一面トップで報じた

「これがフランスだ」

 ○

 引用➡アメリカのホームレスは道を歩いている人から施しで金は受け取るけれど

食べ物や飲み物はもらわないんだって

いたずらでパンの中に割れたガラスが入ってたり

飲み物に変なものが入れられたりしてることがあるから…


それはアメリカ以外でもあるらしい

 ○

 引用➡慈善団体がパッケージされた糧食を配布する活動を行っているんだけど

コロナ禍以降はそこに白人が押し寄せて来てるって話がおつらかったなあ

そこの職員さんは有色人種の人が多いんだけど白人さんはその際に感謝ではなく屈辱に顔を歪めるってのが悲しかった

 ○

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ