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ナイトメア・ウィング  作者: 渋い森
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序章 闇夜に降りし黒翼の烏魔天使

…ファンファンファンファン

真夜中の繁華街に鳴り響くパトカーのサイレン

日々犯罪が絶えない街で、この日もまた重大犯罪が発生した。

今回起こった事件は『銀行強盗』だった。

警備が薄くなるタイミングを見計らい、一人の男が侵入し犯行に及んだ。

小さな銀行だけのことはあり警察が到着するころには、犯人はおらず金庫の金はほとんど盗まれていた。

「いいかお前ら、まだ犯人が近くにいるはずだ!絶対に逃がすなよ。手分けして探せ!」

「はい!」

指揮する刑事の掛け声にそれぞれ複数人のグループ分かれた捜査員たちが捜索を開始した。

その頃犯人はパトカーの音を背に男は路地裏にいた。

「ここまで来たらもう安心だろう・・・・・・」

袋いっぱいに金を詰め込み逃走した男は荒くなった息を整えつつ安全な逃げ道を探しに行く。

すると一瞬目の前を影が通った。

「誰だ?!」

影の方向に静かに怒鳴る銀行強盗。すると影がこちらに向い徐々に大きくなっていく。

「こ、来いよ・・・・・・相手してやるよ・・・・・・」

ナイフを影の方向に向ける。すると影は突然消え空から羽根が舞い落ちてきた

「は、羽・・・・・?しかも黒い・・・・・・」

舞い落ちてくる羽を掴むと男は言った。その羽の主が誰のものか、男は落ちてきた方を見た


翌日、男は昨晩いた路地で首を吊って死んでいた。目立った外傷は無く争った形跡もなかったため警察は自殺として処理した。銀行強盗が犯行後突然自殺したことはメディアで暫く話題となったが時間と共に忘れ去られていった。男の死体近くに黒い羽が数枚落ちていたこと以外は・・・


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