その8
ある日、父さんの読んでくれた本の一つにとても興味深いものがあった。
昔、何人もいた魔王の中でも最も力を持っていたと言われる魔王を倒した、ドワーフ達が作った最高の剣持った勇者と当時かなりの力を持っていた教会の聖女、千年近く生きたエルフの賢者、獣人の中でも最強と言われた獣人の武道家。の、四人の話なのだが聖女の話しに魔法のことが細かく書いてあったのだ。
それによると、どうやらこの世界の魔法は精霊の力を借りて起こす現象のことを言うらしい。
そして、精霊の力を借りるのに必要なのが、
「言葉」と「魔力」で魔法の規模によっては、「宝石」や「陣」なんかが必要になるらしいが
精霊は認識することができないのだが聖女が精霊は、いると言ったことからそう考えられるようになったみたいだ。
それで、精霊には、「火」「水」「風」「地」
そして「光」の五種類がいるらしい。
そして「光」と言うのは他の四つとはだいぶ違うモノのようでその魔法を発動したときに発光するから「光」と言われているだけで怪我を治したり、魔法を防ぐ見えない盾を出したりだとか良く解っていないモノの総称として使われているようだ。
んで、聖女はその光魔法の扱いが教会の中でも一番上手い人がそう言われるらしい。
あと、男性は、女性より魔法が上手く使え無いと言われていて事実、この本にも、聖女に魔法で勝てたのは、エルフの賢者や、賢者候補と言われたエルフの女性だけだったと書かれていた。
まぁこの中で重要なのは、「精霊」だ。
その精霊とか言う良くわからんものの力を借りて魔法を使っているのなら、俺が魔法を使えない理由はそれだろう。
何故なら俺は精霊に語りかける方法を知らないのだから魔法が発動しなくても、不思議ではないということだ。
が、さすがに呪文やなんやらは書いてなかったので結局、魔法の使い方はわからない。という結果になる。
まぁそれはもっといろんなところに出歩けるようになってからにするべきだな。と、自分を納得させるのだった。