プロローグ
初投稿です。
会話ばっかりですがそれでも良ければどうぞ
「申し訳ございません!!」
「・・・・・」
えっ何があった?この人だれ?どうして謝ってるの?
「あ、あのー」
「・・・・・」
気がついたら金髪の女性が土下座してた...自分でも何言ってるかわかんない、うん、俺にどうしろと?
「石川さん?でいいんですよね」
「・・・・・」
何だこの人今、俺の名前呼ばなかったか?
「怒ってますか?いや、そうですよね私がベランダでうたた寝しなければ、まだ石川さん50年以上生きてましたからねそりゃ怒りますよね!!」
あっ、何か言った方がいいよな...
「あのー、詳しい説明お願いできますか?」
「はっはい!私が落としたスマホが外を歩いていたあなたにぶつかってそのままあなたは、死んでしまいましたすみません!!」
そんなことで.....
「では、何故私はここに?」
「私は他の世界で女神と呼ばれていているのですが、地球には私は存在しないことになっているんですよ。それで私と言うイレギュラーがあなたの運命を変えてしまったので、そのお詫びに何でも1つあなたの言うことを叶えて異世界でもう一度人生をやり直す権利を与えることになったのです。ただ、それ以外にもある程度までなら要望も聞きますよ」
「どうして異世界なんですか?」
「記憶を残したままじゃないと人間にはお詫びにならないと考えたのですが、あなたがいた世界ではそれが難しいというのと、あなたのいた世界を管理している神に自分の不祥事は自分でどうにかしろ。と言われたので異世界に転生ということになりました」
「.....一つだけ願いを叶えてくれるんですよね?」
「一応は。曖昧だったり複数の意味を持つ願いは無理ですが」
「そうですか」
曖昧な願いと言うと世界最強とかかな?
つまりどんな力が欲しいかハッキリしないといけないわけだ
「それで、どうしますか?」
「...ゲームみたいに自分のステータスを見れるようにしてもらえますか?」
「分かりました。
これから転生をしますがあなたのいた世界とはだいぶ勝手が違うと思いますが頑張ってくださいね」
「具体的には?」
「例えば、魔法があったりエルフやドワーフなどの多種多様な種族や地球には存在しない生物がいますね」
聞く限りだとよくあるザ・ファンタジーって感じだな。
「そういえば、あなたの願いですがしょぼいと思ったので勝手ながらオマケをつけさせてもらいました。
これでお詫びになるといいのですが...」
その言葉を聞いたあとすぐに俺の意識は遠くなっていった。