火山に初めて来るが、あ、暑い(;^ω^)
猛烈に熱く、額に汗が滴る
カレン「王様、暑いニャン」
王様「仕方ないだろう、皆だって暑いんだ」
カレン「そんなのわかってるニャン、暑すぎニャン!!」
ガイ「火山なんて初めて来るけどこんな地獄だとは、」
王様「想定外だな」
前に居た、エリーとピグが止まった
「どうしたんだ?」
ピグ「扉があるブー」王様「開くか?」
ピグ「開かないブー」
エリー「なにか、仕掛けでもあるでしょうか」
扉を開こうとするがびくともしない。
王様「そうだな、1回元来た道戻ってみるか」
エリー「そうですね」
ガイ「何かあるかもしれないしな」軽く欠伸を欠いていた。
カレン「そういえば、さっきの右と
左に別れた道があったにゃん」
俺達は、真ん中に真っ直ぐそっちに
行ったから・・・右か左かだな。
エリー「そこには、まだ行ってないですね」
王様「そこまで行ってみるか」
数分後、右と左に別れた道の前に立つ。
カレン「どっちに行くニャン」そうだな
ガイ「こんなの直感でいいだろう」
王様「直感って適当かよ」
エリー「どっちに行けばいい分かりませんし、
あたしは、
ガイさんの意見に賛成です」
ガイ「おう、エリーが珍しい、俺の意見に賛成なんて・・・」
エリー「もし行った先に何も無かったら
元に戻ればいい話ですしね」
王様「それもそうだな、で、どうやって決めるんだ?」
ガイ「俺が決めるのかよ」
王様「言い出したのは、ガイだろう」
ガイ「えーそりゃそうだけど・・・・・・・」
ピグ「皆、これは、どうブー?」
手に持っていた木の棒を挙げた
王様「それさっき、ピグが拾ったヤツだろう、
それをどうするんだ?」
ピグ「投げて、落ちた方向に進むブー」
ボールを投げるみたく、木の棒を投げた
左に落ちた、ピグ「左に進むブー、皆」
「おう」ピグの後を追う。
辿りついた先にスイッチがあった
エリー「見る限り、スイッチ押すと
扉が開く仕掛けになってるですかね?」
王様「罠っていう場合もあるけどな、とりあえず
試しに・・・・・・」
ポチッ、スイッチを押した音がした
ピグが1歩踏み出す先にスイッチがあり
しっかりと踏んでいた
ピグ「もう押しちゃったブー」
王様「まぁ、仕方ない、何にも無いことを祈るしかない
って無い訳ないよな」
視線を向けると火を纏ったゴーレムが2体立っている。
カレン「王様!!ゴーレムがこっちに来るニャン」
王様「そっちがその気なら行かせてもらう」
ピグ「皆、僕のせいでごめんブー」
王様「気にすんな、倒せばいい事だ、ピグ、行くぞ」
ピグ「で、でも・・・・・・・」
エリー「ピグさん、あのスイッチは、
いずれ誰かが押さなきゃ
いけないやつだったんです、
だからピグさんが偶然押しただけで
何も悪くないですよ、だから、そこでウジウジしないで
とりあえず目の前の事に立ち向かってください」
ピグ「エリー、わ、分かったブー、
僕が招いたことブー
頑張って倒すブー」
ガイ「おっ、いつものピグに戻ったな」
王様「よし行くぞ、みんな」皆頷き、それぞれの武器を引き
戦闘態勢に入る、ゴーレムに向かっていく
一体のゴーレムが地面を殴り、亀裂が入る、高くジャンプし
着地した、エリーは、羽を生えさせ、
右のゴーレムに向けて
上から矢を放った、右のゴーレムは、
自分の体に刺さった矢を
抜き、エリー目掛けて投げる、素早く避け、
エリー「あたるなんて思いました?
こんなの避ければいい話
何ですよ」黒いオーラを放つ
王様「おい、なんか、エリー、怖いぞ」
エリー「気のせいです、すみません、
あたし、しばらく
詠唱に入るので隙がどうしても
出来てしまうんでサポート
お願いできませんか?」王様「おうわかった」
ピグが左のゴーレムに向けて頬にパンチをかましていた
「手がい、痛いブー!!」おい、ピグ大丈夫か?
涙目になりながら「だ、大丈夫ブー」
カレン「ピグくん、危ないにゃんー!!」
ピグの目に映ったのは、ゴーレムの拳だった
俺は、ピグを思い切り押し、拳から逃れさせた
ピグ「王様!?」大丈夫だ、剣を振り、
ぶつかってくる拳を防ぐ。
カレン「ヒヤヒヤしたにゃん」
ガイ「安心してる場合じゃないぞ」
右のゴーレムの足元には、
火属性の魔法陣が張り巡らす。
エリー「そうは、させませんよ!!
燃え尽くす炎に終止符を打つ!!ウォーターバズーカ!!」
矢を上に挙げ、ゴーレムに向けて放つ!!
猛烈な水がゴーレムに押し寄せた。
エリー「カレンさんガイさん!!止めを!!」
カレン「わかったニャン」ガイ「おう」
ガイ「ウォーターフォース!!」
指を鳴らし、手を広げ、水を放出する。
カレン「ウォーターソード!!」
水を纏った大剣をゴーレムに
振り下ろす、ゴーレムは、声を荒あげ、消滅した。
エリー「やりましたね、あとは、一体だけです」
ガイ「そうだな」
俺は、後ろに飛び、ゴーレムと距離を置く。
さっきのゴーレムの倒されぶりをみると
どうやら、水属性の攻撃が弱い
やってみるか、地面に剣を突き刺し、
こう唱えた、「ウォーターレイン!!」
ゴーレムの頭上から雨が降る
どんどん、ゴーレムは、弱っていき、
生まれたての子鹿のようだった
最後の力を振り絞り、何かを唱える。
ピグ「王様!!上を見るブー!!」ピグに言われ、反射的に
見上げる、炎の細い線が俺に落とされようとしていた
王様「これくらいどうって事ない」手を挙げ、
ミラーボール、円型に透明な壁に包まれ、攻撃を防ぐ
足を鳴らした、降り出す雨は、水を纏った刃となり
ゴーレムに止めを刺す。
どこかの扉が開く音がした。
王様「おい、みんな、さっきの扉の所行こうぜ
今開く音がしたぞ」
ピグ「そういえば、なんか音したブー」
カレン「とりあえず行ってみるニャン」
ガイ「そうだな」エリー「そうしますか」
数分後、扉が開いていた、そのまま進み、
奥へと足を踏み入れる
直進に道が続き、途方もない
カレン「どこまで続くニャン?
もう熱くてヘトヘトニャン!!」
王様「さぁ?知らん、とりあえず、水を呑め」
カレンに水が入った水筒を渡す、
それをカレンは、受け取り
1口飲んだ。
ピグ「魔物もなんも出てこないブー
怪しいブーな」
王様「そうだな、なんかあるかもな
ガイ「油断大敵だな」
エリー「あっ、行き止まりになってますね」
壁が前に立ち塞がっている、横に看板があった
何か書いてる、(壁を壊せ、方法は、自ら考えろ)
ガイ「とりあえず、壊せばいいだろう、なんかハンマーとか
持ってないのかよ、カレン」
カレン「なんで私にゃん?持ってるけどニャン!!」
王様「嫌、何で持ってるだよ何に使うだよ」
カレン「一応の為にゃん」
王様「そ、そうか、よう分からんぞ」
巨大なハンマーをガイに渡し、壁に思い切り打つが
何度も打つが、ヒビも入りもしない、
ガイ「なんだよ、びくともしねぇ」
エリー「ガイさん、そこをどいてください」
王様「どうした?エリー、なんか思いついたのか?」
エリー「嫌、確信的では、ありませんが、試しみる価値は、
あるでしょ」そういうと壁に手を当て、目を瞑る
ガイ「何やってるんだ?エリー」
エリー「・・・・・・・・・・・・・・・」
暫くして目を見開き、口を開く
エリー「この壁の弱点は、火属性の魔法です
でもただの魔法じゃなくて、強力な魔法が必要みたいです
じゃないとこの壁は、壊せません」
ガイ「何したらそんな事分かるだよ」
エリー「さっき、してたのは、成分分析です、さぁ
とやかく言ってないでやりましょう」
王様「おう、そうだな、エリー、頼りになるな」
微笑みかける、エリー「そんなことないです」
そっぽ向き耳を赤く染めていた、
カレン「そこでいい雰囲気2人を
放っといてやるニャンー!!」
ガイ「おっー!!」
エリー「いい雰囲気なんかじゃありませんから!!」
ガイ「照れんなって、じゃあやるぞ!!
ファイアフェニックス!!」火属性のフェニックスを
発現させ、壁にぶつけさせた
カレン「ファイアエクスプロージョン!!」
猛烈な火が爆発を起こす。
エリー「照れてませんし!!ファイアアーチェリー!!」
巨大な火属性の矢を放つ、
壁は、ボロボロに崩れ散り、道が出来た
エリー「よし、行きますよ、皆さん」
そうだな、ピグ「なんかエリー、顔が赤いブー」
エリー「そ、そんなの気のせいですよ」
ガイ「動揺してるぞ、図星か」
カレン「エリーちゃん
なんか表情豊かになったニャン」
雑談しながら数百歩を重ねる内に扉の前に着く。
王様「また扉か、なにか書いてあるぞ」
見知らぬ文字で記されていた、
エリー「ちょっと解読しますね」
数分後・・・・・・・・・。
エリー「火の精霊部屋って書いてありますね」
王様「そうか、皆、準備は、良いか?」
エリー「王様ちょっと待ってください、
ガイ、精霊召喚士の証ありますか?」
ガイ「あるけど、どうするだよ」
エリー「扉にある、空洞にはめて下さい」
ガイ「スパークの時は、こんなの必要無かったぞ」
エリー「四大精霊は、特別です、はめないと
恐らくドアは、開きません」
ガイ「そうなのか」
リュックから、精霊召喚士の証を取り出し、
空洞にハメた、するとドアは、開いた
遠くの方で火の精霊が椅子に佇んでいた
王様「行くぞ皆」
皆、頷き、火の精霊の部屋に足を踏み出す。
火の精霊「ほう、久しぶりの客人だな、何の用だ?」
ガイ「あんたと契約しに来た」
火の精霊「ふーん、後、ドラゴンを封印する為かな?」
こちらを見透かした目で見つめる。
王様「そうだ、可能ならば戦いを避けたい」
火の精霊「それは、無理な話だ、
精霊界にも規律があってな
まぁ法律みたいもんだ、精霊召喚士と契約する時は、
1戦は、必須、負けた時、その者に忠誠を誓う、
これがルールだ、分かっただろう、不可能だ」
王様「じゃあ仕方ない、やるしかない」
火の精霊「さぁ、かかってこい」
椅子から立ち上がり、アクスを振り回す
王様「ウォーターブレード発動!!」
剣に水を纏い、構えた
火の精霊「面白い物出すじゃないか、少しは、
楽しませてくれよ」
王様「楽しませる?俺には、
その気には、ないんで申し訳ないな」
素早く走り抜け、火の精霊に剣を振った
!?片手の指の間に押さえられていた
余裕の笑みまで浮かべている
火の精霊「人間の技など所詮こんな物か」
まだ始まったばかりだろ、こんなって決めつけるの
早くないか?
火の精霊「そう言うなら、見せてくれよ、人間共」
人を見下すような態度を見せた
ピグ「なんかムカつくブー」頬が膨らんでいた
火の精霊「世界を救う、勇者は、ブタか?」
ピグに近づき、こう言った
火の精霊「神の矢の質が落ちたか、所詮、人間の家畜が
勇者に相応しくない」
ピグ「ぼ、僕は、人間の家畜でもないぶー!!
僕は、僕ブー!!、それに僕は、神に勇者に選ばれたブー
それは、嘘じゃないブー!!」
火の精霊「そうか、まぁそれは、相応しいかは、
これから、判断する」
ピグ「そうブーか」高くジャンプして
火の精霊の顔面に
パンチ食らわそうとするが片手抑えられ、
壁まで放り投げられてめり込む。
王様「ピグ大丈夫か」急いで駆け寄る
火の精霊「遅いな、その位のスピードで
攻撃出来ると思うなよ!?」
目を見開き、足元に異変感じる
カレン「仲間を悪くいう人は、
何が何でも許さないにゃん!!
ルート!!」
火の精霊の足元に魔法陣から
無数の根の鞭を発現させ、足に根が強く絡み
腕も絡み強く締め付ける、
エリー「この隙に皆さん、攻撃仕掛けますよ!!」
火の精霊「この位攻撃、効くわけないだろ」
体中に火を纏い絡む根を焼き尽くす、
火の精霊「つまらないなぁ・・・。
今度は、こっちから仕掛けるぞ」
王様「そうは、させない!」真正面から、向かっていく
火の精霊「敵に真正面から向かってくるとは、
無謀にも程があるだろ」片手で振り下ろされた剣を握る
火の精霊「大丈夫なのか?あの豚勇者は?」
王様「心配する必要は、ない、
アイツなら、お前の近くにいる」
火の精霊「ふん、何を言っている、何処が近くだ」
ピグは、壁に横たわっていた
王様「気づかないだな、まぁいい、そっちの方が好都合だ」
火の精霊「何を言ってるんだ?全く話が見えないだが」
ピグ「たかがブタなんて舐めると偉い目遭うブー!!」
火の精霊が振り向くと、高く飛び殴りかかろうとしている
ピグが見える
火の精霊「さっきまで、壁に横たわって奴が何で!!」
ピグ「混乱してるブーな!!皆で攻撃仕掛けるブー!!」
ガイ「ピグが俺らに指図するなんて珍しいじゃねぇか?」
王様「そうだな、連携魔法でもやるか?」
カレン「それ面白そうにゃん!!やってみたいニャン」
エリー「そうですね、あたしも賛成です、確実に殺るために」
ガイ「エリーってたまに怖い時あるよな」
王様「グダグダ言ってないでやるぞ!!」
ピグ「皆が魔法唱えてる隙にやるブー!!
必殺!!キングポーク!!」右の腕が巨大化し、
火の精霊に、殴りを入れ回り回って一回転していた。
ピグ以外全員「(何だそのネーミングセンス!?
巨大な豚ってなんのギャグだよ!!)」
必死に笑いを堪え、
ピグ以外の全員「連携魔法!!!!」
火の精霊の元に巨大な魔法陣を張り巡らす。
カレン「キングスレッド!!」糸は、太く巨大で
火の精霊を縛り付ける
「こんなもの、燃やし尽せば・・・・・」
カレン「少しでも、抵抗する素振り見せたら
もっと締め付けるニャン」指をパチンと鳴らし
強く締め付け火の精霊を苦しめる
火の精霊「くっ!!人間如きが!?」
獰猛な炎を体から放出するが糸は、頑丈で燃やし尽せない
エリー「雷の神よ、この者に雷の裁きを与えよ!!
サンダーガスト!!」強い電流を張り巡らした風が
強く吹き荒れる
ガイ「アヴァランチボックス!!」
指先で大きく四角を描く
1つの前に空洞がある箱になる、
ガイ「発射!!」箱の穴から、
白い雪が猛烈な勢いで噴出される。
ガイ「幾千の刃よ、この者に天罰を与えよ!!
ソードインフォニティ!!」
無限大の数の刃が色んな角度から
火の精霊を切りつける
血だらけになり、意識が朦朧としている、
火を放出するがカレンの魔法で身動き取れない
王様「ピグ、止めだ!!」
ピグ「わかったブー!!キングポーク!!」
火の精霊を巨大な拳で体ごと殴り、壁まで吹き飛ばす。
(凄いけど!!またそれかよ!!)と皆は、思った
(巨大な豚肉ってなんだよ!!攻撃になるのかよ)と
悲痛なツッコミ は、ピグには、届かず
ドヤ顔を浮かべる
まるで僕は、凄いだろうと言っているようだ
王様がピグに駆け寄り、満面の笑みで凄いなと頭を撫でた
火の精霊「人間を少し甘く見てたみたいだな」
王様「まだやるか?」
火の精霊「それは、ない、俺の負けだ、
さぁ契約を交わそうでは、ないか、精霊召喚士よ、
指輪を見せろ」ガイ「おう、分かった」
火の精霊に指輪を嵌めている右手を見せた
火の精霊「そして唱えろ、契約の言葉を」
ガイ「分かった、火の精霊よ我に忠誠を誓い、
契約を交わそう」
火の精霊は、跪き、指輪の中へと吸い込まれる。
王様「やれやれだな、さて帰るか」
ピグ「そうブーな、次は、どんな精霊と契約するブー?」
王様「そうだな、この場所から近い所がいいな」
エリー「それなら、水の精霊がいる、
水氷の湖ならここから
比較的近いですよ」じゃあ、そうするか
ガイ「行く前に街とか無いのか?
流石に今日は、疲れたんだけどな」
エリー「ありますよ、ちょっと歩かなければ行けませんが」
ガイ「ちょっとくらいなら、イケルよ」
火山から出て街に向かって歩いていた、
エリー「ピグってあんな早くに移動が出来るですね」
ピグ「何のことブー?」エリー「さっきですよ」
王様「あぁ、あれな、エリーとカレンとガイには、
言ってなかったな」
ガイ「王様、どういう事だ?」
カレン「何となく分かるニャン
王様は、幻影術を使ったニャン
そこにピグをいると思わせといて、
実は、背後にいたにゃん」
王様「そうだ、カレンの言う通りだ、
その幻影術は、詠唱なしで出来る
初心者でも出来る魔法だ、苦手な俺でも出来る」
カレン「そうだにゃん!!魔法には、
詳しいから分かるニャン」
エリー「そんな幻影術があったんですね、知らなかったです」
王様「そうなのか、おれも魔法は、知らない方何だけどな」
エリー「そうなんですか、あっ皆さん着きましたよ」
ガイ「やっとだな、宿探すか」
夜も更けていき、街ある宿に泊まり、皆、旅の疲れを癒す。
薄暗い廃墟から、男の怒鳴り声が聞こえた
カルティス「このまま、何もしなくて、
野放しにするのかよ!!」
マカ「そんな訳ないでしょ、あの方には、考えがあるのよ
それに、貴方、また、散々な結果だったんでしょ、
その内あたしが出向く羽目になるわね
このままだと・・・・・・・」
カルティス「何も知らねぇで
俺に力があったら、こんな事にならなかっただよ」
マカ「じゃあ強くなりなさい、鍛錬有るのみよ」
カルティス「分かってるよ、そんなの、てかマリア様から
お呼びとは、何かあるのか?」
マカ「さぁね、あたしが知りたいわ」
マリア様の部屋と書いてあり、
マカは、そのドアをノックした
マカ「お入りして大丈夫ですか?マリア様」
マリア「大丈夫よ」ドアを開け、中に入った
マリア「カルティス、マカ、これを見て」マリア様の手には、
水晶玉を持っていた、そこに写っていたのは、王一行だ
マカ「王一行がどうされたんですか?」
マリア「今、王一行は、水の都市、ウォーターシティに居るわ
そこにマカ、カルティス、ある事をしてもらうわ
そして、ガイという男が持っている、精霊の指輪を奪うのよ」
カルティス「こいつと一緒か、1人で
楽勝だけどな」
マカ「カルティス!!あんた、それ
わかってて言ってるの?」
マリア「マカ、大丈夫ですよ
これから、話します、さぁ、これから面白くなるわ」
不気味は、笑みを浮かべていた。
続く