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勇者がブタですが何か文句でもあるか?  作者: ブラックキャット
番外編 皆の日常ほのぼの✲*゜
71/131

ガールズトーク

「光の城」

いつものようにここでレムさんと

修行をしていました。


今日は、来客がいるようですが

暇つぶしに来たカレンさん

何ですけどね・・。

レム「休憩しましょうか、

ゆっくり休めて下さいね」

エリー「はい、お気遣いありがとうございます」

お茶を渡され、喉が乾いたのか

すぐに飲み干した。


カレン「ニャーン、出来たニャン」

何故かバズーカを作っている。

レム「それで何をするんです?」

カレンの顔を覗き込み、

首を傾げていた。


カレン「敵を吹き飛ばしたりするニャン、

空気砲みたいな感じニャン」

レム「へー魔法なしで

それが出来るですかそれは、凄いですね」

カレンは、褒められたことをいい事に

ドヤ顔をしている。


カレン「へへへ、レムさんに

聞きたいことがあるにゃ

王様とは、どういう関係にゃん!

やっぱり付き合ってるニャン!!」

レム「なんでそうなるですか?

そんなの聞いてどうするですか?」


カレン「気になるニャン!!

エリーちゃんも気になるにゃ??」

「何であたしにふるんですか!

それは、気になりますが」

カレン「なんか違うにゃ!

やり直しにゃ!!」


エリー「意味が分からないですよ」

なぜかNGを食らったので

やり直さないけないらしいです。


何このノリ、しんどい・・・。

エリー「私とっても気になります!!」

レムさんを精一杯、

キラキラした目で見つめました。

それは、もう・・・。


レムさんは、ため息を付きながら

話し始めました。

「ただの師弟関係ですよ」

カレン「そんな事ないニャン!

仲良さそうだったにゃ!!」

レム「そりゃ昔からの

つきあいですから・・・。」


カレン「そういうのじゃなくて

もっと特別なものに感じたにゃ!」

エリー「カレンさん、

そこまで聞かなくても」


カレン「だって凄く気になるニャン!

だってあんなに王様が

デレデレするの始めてみたニャン!

あっ!!」

エリー「何ですか?カレンさん・・。」

カレン「きっと、レムさんは、

魅力的な体だからニャ!!

胸が大きくて、スタイルが

いいからニャン!」

指をさしていて、分かったみたいな

ドヤ顔し始める。


レム「そこまでよくないです!

何を言ってるですか!?カレンさん」

そんなリアクションになりますよね

これいつまで続くだろう・・・。


カレン「だって!可愛い女の子が二人居ても

何も無かったにゃ!エリーは、別として!」

エリー「あたしも何も無いですよ??」

カレン「エリーちゃんは、鈍感だから

分かんないにゃん!?」


エリー「あたしってそんなに鈍感何ですか?」

レム「気づいてなかったのね、

あんなあからさまな好意に気づかないなんて

相当、鈍感なようですね」


はっきり言われてしまいました。

あたしを好きな男の人っていましたっけ?

見覚えがないので気のせいと思いましょう・・。


*****************

ガイ「なぁべニラ、今すごく

ショックな事を言われたような気がするけど

気のせいだよなぁ??」


べニラ「何言ってるですか?

貴方の噂をする人なんているですか?」

ガイ「それは、ひどくないか??」


*******************

レム「王様に聞いた方が早いと思うのですが

あたしには、さっぱりわからないですし・・。」

それはそうだと思います。

でもカレンの暴走を誰も止められません・・。


何この気になりますオーラ、

強くて眩しすぎる・・・・・。


カレン「絶対なんかあるはずニャン!!」

レム「それは、あなたの勘じゃないですか?

何も無いですよ、それにこんなおばさんに

若者が惚れるわけないでしょ」

カレン「王様は、もしかして熟女好きニャン!」

レム「何でそうなるんですか?」


カレン「だってそうとしか思えないニャ!!」

レム「それは、マニアックな趣味の

少人数の男性の事を言うんです!!

多数派は、若くてピチピチな女の子が

好きなんです!!分かりましたか??」


エリー「思い切り、今、とんでもない事を

言いましたね、レムさん。」

カレン「王様は、少人数の中の人から

しれないにゃん!!」

レム「なんでそんな結びつけたいですか?」

カレン「面白いからニャン!!」

レム「ただのあなたの暇つぶしじゃない!!

これ以上、聞くのなら天罰を下しますよ!」


カレン「それは嫌にゃん!!」

レムさんに追いかけ回され、

とっても楽しそうでした(錯乱)


*******************

ボーイズトーク??

「王宮、大広間」

ヘックショホホォォオォォォイ

イィィィィィ、ホイホイホイィィィ!!

べニラ「王様、何ですか?

そのくしゃみは、汚いですよ」

王様「うるさいな、風邪引いたか

誰か俺の噂をしているんだろう」


べニラ「王様の噂をしている人なんて

いるんですか??」

王様「やかましいわ!!」

ガイ「俺もさっき、同じ事、言われたぞ 」

王様「お前と同じ事を言われたのか

それは、情けなさ過ぎて泣きそうだ。」

ガイ「どういう事だよ!王様!」


王様「ん?そのままの意味だが・・。」

ソファーに座り、新聞を読み漁るつもりだったが

ガイがいるせいで集中して読めない。

ガイ「なんだよ、それ、凄いショックなんだけど」

王様「そう言えば、カレンは、居ないけど

どうしたんだ??」


ガイ「無視かよ!!ひどくないか??」

べニラ「やかましいですよ、ガイさん

カレンさんは、光の城に行くと言ってましたよ」

ガイは、落ち込み、黙り込んでいた。

王様「また、あいつ研究をほったからして

何やってんだ、何で止めなかったんだよ」


べニラ「面倒だったんで・・。」

そんな清々しい笑顔で言うな!

王様「お前ほんと黒いよな。

仕方ない、迎えにいくか

ガイ、べニラお前らも行くぞ」

べニラ「分かりましたよ」

ガイ「エリーに会える!行くぞ」


王様「ほんと単純なやつだな・・・。」

*****************

「光の城」カレン「ごめんニャン」

レムさんにお説教され、拗ねていました。


怒られても仕方ないでしょうね・・。

王様「ここにカレンは、いないか?

レム・・・・・・。」

背後から王様とべニラさんとガイさんが

いました、何の用でしょうか?

カレン「ニャン!!何でいるニャン」

王様「それを聞くか、お前が研究を

サボるからだろうが!?」

レムさんにも怒られるわ、

王様にも怒られるわ、カレンは、散々な様です。

全部、自業自得のような気もするので

仕方ないですね・・・・。


王様「ほんとすまんな、うちのカレンが

お騒がせして・・。なんかしなかったか?」

レム「なんか知りませんが、王様とあたしの事を

しつこく聞いてきたんですよ

好奇心旺盛なのは、いいですが

自重した方がいいですよ」


カレン「ニャーン、だって気になったニャン」

王様「お前、そんなことをレムに聞いたのか?」

カレン「そうニャン・・・。」

王様「そうか、それは、後で王宮で

話すとして・・・。エリーほんと

ごめんな、修行を邪魔して・・。」


エリー「いえいえ、あたしは、大丈夫ですよ」

王様「それなら良かった。」

カレン「それより、王様は、熟女好きにゃん!?」

王様「はぁ??お前、頭までおかしくなったのか?」

カレン「ひどいニャン!?とりあえず

質問に答えるニャン!!」


王様「はぁ?意味が分からん」

あたしも同感です、意味が分からないです。


王様「・・・・・・。」王様は、

じっと考えたまま、顔を赤らめ、

捨て言葉にこう言いました。

王様「別にそんなのどうでもいいだろ!!

早く帰るぞ!!カレン!」

カレン「何でそこで怒るにゃん!!」

あっこれは、あっ察しって感じですね、

夜も遅いし、一緒、王様達と

王宮に帰りました。


****************

「王宮 大広間」

カレン「王様、水臭いニャン!!

結局何も話してくれなかったにゃ!」

カレンは、ソファーに寝転び

ジタバタとしている。

べニラ「話せない事もあるんですよ

レムさんと王様は、不思議な関係ですしね」

カレン「べニラは、何も知らないにゃ?」

べニラ「俺は、今日がレムさんと

会うのが初めてだったので

何も知りませんよ・・・。」


カレン「ふーん、昔からの知り合いなのにニャン?」

べニラ「何10年一緒に居ても

知らない事なんていくらでもありますよ

あの頃、王様は、レムさんに

好意を持って\」


王様「おーい!!べニラ、

これ以上話すなよ、カレン、お前は、

ささっと寝なさい!!」


カレン「えー気になるニャン!!」

エリー「カレンさん寝ますよ」

近くにいたエリーがカレンを連れていき

べニラと2人きりになった。


べニラ「とぼけるのは、別に良いですが

王様は、レムさんの事

好きだったじゃないですか?」

王様「好きとかじゃないんだ、

ただ、あの時は、世界が知りたかった

それだけなんだ。でも、

レムに対して、ときめいた時もあったけど

好きとは、また違う気がする。」


べニラ「ふーん、どうしても

否定したいみたいですね、

レムさんは、王様の初恋の人だった

そういう事で宜しいですね」

王様「何でそうなるんだよ!べニラ!」

べニラ「そんなの知りませんよ

自分の胸に聞いてください・・。」


でもべニラの言う通りかもしれないが

始めて出会った時、レムの発する光に

圧倒され、魅了され、

来るなとは、言われたが

しつこく来ては、レムが話す世界の事が

聞くのが、楽しくて、好きだったのか?


今じゃそれも分からないが・・・。


*****************

「翌朝 カレンたちの部屋」

カレン「なんも収集がなかったニャン」

エリー「別にいいじゃないですか?」

カレン「今日も修行に行くにゃん」


エリー「そうですよ」ベッドから起き上がり

身支度を始めていた。

カレン「王様は、いい歳して結婚してないにゃ!」

エリー「何歳なんですか?」

カレン「37歳ニャン!!」


エリー「これからじゃないですか?

カレンが心配する事じゃないですよ」

カレン「ニャーーーン、確かにそうニャン」

あたしは、カレンさんの頭を撫でて

気持ちよさそうにしていました。


今日も平和で何よりです・・・。


番外編に続く

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