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勇者がブタですが何か文句でもあるか?  作者: ブラックキャット
スピンオフ 王様戦記
69/131

世界を変える為の1歩

父さんが死んだ事は、

すごく悲しいけど、いつまで

泣いてたって何もならない。


俺に希望を託してくれた、

父さんの気持ちを無駄に

させは、しないから・・・。


ブルート「お前の父さんは、

お前のせいで死んだよ!!

かばってほんとバカだな」く

ベル「あんた、ほんと人の

親を殺しておいて、

何なの!!その言い方は!?」

ルハク「ベル、いいよ

今から、こいつを殴るから」


ブルート「何言って!?」

頬に拳を入れ、首相官邸の門に

叩きつけられ、血を流していた。

ブルート「ぜ、絶対にお前達を許さない!」

特大の闇の球型が

今にも投げ込まれそうだ。


ルハク「いいぜ、やってやるよ!

お前にこの国の光を

見せてやる!?」

剣に光を纏わせ、放つ。

「サンソードフォース!!」

闇の砲弾は、光に燃やされ、

一心に浴びて、悲鳴を上げ、

倒れていた。


ベル「死んでいるのかしら」

ルハク「嫌、一時的に

気を失ってるだけだ。」

ベル「そうなの、ほんとバケモノね

ルハク、謝らなきゃいけないね」


ルハク「何でだ?」

ベル「あたしが無茶を言い出さなければ

お父さんも殺されることも無かったのに

こんな事にルハク達を

巻き込れる事もなかったのに」


ルハク「俺は、後悔は、してない。

ベルが言わなくてもそうしてたと思うし

きっとそれは、お父さんもだ。

ベルは、自分を責めなくていい

この1歩があったから

カーサンを変えられたんだ。」


ベル「ルハクは、ほんとお人好しね

あなたの友人で良かったわ」

ルハク「それは、どうも」



**************

眼前に不思議な事が起きていた。

ブルートは、光のローブに

縛られ、空から、

後から聞いた話だが

ルイーダ将軍によれば

六大精霊と四大精霊が呪文を

唱え、封印を施していた。


「世界の災厄は、消え去り

闇、今ここで消滅せよ!!」

ブルートは、消え去り、

どこかへと閉じ込められ、

カーサンは、平和を取り戻した。


***************

「半年後」復興には、完全に至っては、いないが

建物は、少しずつだが元に戻り、

帝国と各国から、物資は、届くみたいだし

それで何とかやれてるらしい・・。

ベルから聞いた話だが・・・。


俺は、今、、べニラと共に

騎士団の一員として、カーサン国の

村や街の復興支援の一貫として

畑仕事の手伝いや、建物の修繕をしていた。


ベル「別に帰ってもいいのよ、

あんた達の故郷は、帝国なんだし

父さん達もいてくれてるし

人手は、充分だしそれに疲れてるでしょ?」

ルハク「人手は、あった方がいいだろ、

まだ完全に終わってないのに

帰れる訳ないだろ・・。」


べニラ「ルハクさんの意見に同意ですね

帝国に戻る理由もないですし、

今は、カーサン国の復興の方が

大事ですよ・・。」

俺達は、住人の家の修理をしていて、

今は、休憩中だ。

ベル「まぁいいわ、無理しない程度にね」

呆れ果て、物資の整理をして行った。


ルハク「まさか、お前が俺と一緒に

残ってくれるなんて思わなかったよ」

べニラ「そうですか?このまま帰るのも

癪に触りますし、ここなら

親の七光りだとか言われる事は、

ありませんから・・・。」


ルハク「そうか、ベゼル騎士長に

何も言われなかったのか?」

べニラ「勝手にしろと言われました。

だから、このざまです。」


ルハク「ベゼル騎士長らしいな

カーサン国の復興に何年かかると思う?」

べニラ「それは、検討もつかないですね

でも頑張っていけば、きっと

平和で豊かな国になりますよ」


ルハク「そうだな、べニラ」

前騎士長が殉職した後、ベゼル副騎士長が

跡を継ぎ、騎士長となった。

父さんは、ブルートを窮地を追い詰めた

英雄として讃えられ、


今も心の中にずっと居続けて

俺にとっての高い壁として立ちはばかる。

いつか、父さんを追い越して、

騎士長になってやろう。


****************

数十年後・・・・・。

「王宮室 書斎室」

王様「今じゃ、騎士長になれなくて

王だけどな、なぁべニラ」

書斎に座り、椅子に項垂れていた。


べニラ「そうですね、それにしても

なんでルシウス前王は、王様を

選んだでしょうね」


王様「知らねぇよ、俺が聞きたい」

べニラ「まぁいいじゃないですか?

昔のことは、今は、書類のことを

頭いっぱいにしましょうね?」

すこぶる笑顔で、俺にとって悪魔にしか見えない。

王様「お前、やっぱり鬼だろ!?」

べニラ「人間ですよ??」

王様「嘘だー!!」王宮に響き渡り、、


世界は、豊かに平和を保っていた。




「END」





ご愛読ありがとうございます!!

なんか柄にもなく、ずっとシビア路線で

ごめんなさい。

皆さんに楽しんで読んでくれたのなら

幸いです・・・・。


一旦、現代に戻らせて頂きます。

次のシナリオを考えるのに時間がかかるので

その間は、番外編を送りします。


それが終わったら、本編や

王様を過去をやります!


どうぞ彼らの物語りを暖かく見守って

ください!!お願いします!


これからもよろしくお願いします

じゃあまた、どこの後書きで


βyё βyё...φ(・ω´・ @)

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