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勇者がブタですが何か文句でもあるか?  作者: ブラックキャット
スピンオフ 王様戦記
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カーサン国反乱編 2章(ベルの父目線)

戦争などに正義などない。

あたしが尊敬するルイーダ首相

の言葉だ。

どんだけ正義になろうと

足掻いても、それは、ある悪足掻きで

エゴにしかならない。

それでもいいと戦争を仕掛けたのは、


俺たちだ。だから最後までやらせてもらう。


*****************

「遡ること・・。昨夜。

政府軍の基地周辺」

クレス「これから、作戦を

実行する、失敗は、許されない

分かっているな」

部下達は、頷き、二手に別れ

裏道から基地の内部へと侵入する。


中は、不自然な位、静かで

不気味に思わせる。


背後から、人影が見え、

銃を構えた。

「おいおい、怖いな、軍人さん達、

こんな奴を集団リンチする気かよ

随分、乱暴じゃないか?」

この男は、背中には、翼が生え

頭に角まで生えさせ、

人間とは、思えない

別の生物に感じる。


部下の1人が呟いた。

「クレス大佐!!こいつは、

人間じゃなく、闇の精霊ブルートです!」

ブルート「正解♪ご褒美に

撃ってやるよ・・・。」

目では、追えないスピードで

銃を奪い、仲間を撃ち落としていた。


クレス「貴様!!」部下達全員が

銃をブルートに向けた。

「怖い、怖いねぇ、ここは、

俺が出る幕でもないし

あいつらに任せるか、


せいぜい頑張れよ」

俺たちに背中を向け、

去ろうとする。

全く馬鹿だ。敵に背を向けるなど

死にたいのか??


銃弾をぶち込むが、跳ね返えされ

びくともしない・・。

ブルート「面白いなぁ、

無知な人間は、この最強のブルート様に

銃なんて効くわけないだろ

今回は、何もしないが

覚えておけよ、今度は、

大虐殺だ・・・。」

不気味に笑い、どこかに消えた。


その一言を言われただけなのに

押し寄せて来る波みたいに恐怖感は、なんだ?

手が震えて、追うべきなのに

足が動かない・・・・・。

クレス「あいつは、強い、追いかけるだけで

無駄だ、勝ってない、とりあえず

作戦を決行するぞ!」


部下達「はい!!」


*******************

今回の作戦は、基地内の2箇所に

時限爆弾を仕掛け、基地を爆破して

かつ、政府軍を壊滅にまで

追い込まないと、勝利までは、程遠い。


爆弾を仕掛け、もう1箇所仕掛けられたか

確認の連絡を取っていた。

クレス「伝令魔法!!おい、聞こえるか?

上手くいったか?」

部下「仕掛けたのは、仕掛けたですが

幹部が近くにいるんです、

身を潜めは、いるんですが

見つかるのも時間の問題です。」


クレス「今から、作戦をいう、

見つかったら煙幕魔法をかけ、外に飛び込め

その時には、俺達がいて、全員

受け止めてみせるから大丈夫だ。」

部下「分かりました、クレス大佐・・。」

伝令魔法が切れ、急いで、

基地を脱出して、部下がいるであろう

窓の外で待ち構えた。


********************

「基地内 廊下」

知ってる声が耳元で囁かれ

狂気的な目で見つめられて、

恐怖で震え上がってしまう・・・。


「軍の方々ですね、あのバカ大佐の部下の

正義感が強いのは、感心しますが

こんな無謀な事を実行するのって

バカで命知らず過ぎでしょ」

おれは、あの人の背中ばっかり

追いかけてここまで来たのに

尊敬する人に大好きな人の事を

悪く言う奴は、


反吐が出る程嫌い・・・。

でもその人の為に、すごく癪で嫌だが

逃げるのが先だ!!

部下「スモークウォール!!」

煙幕が一気に漂い、自分達の姿を見えなくさせる

窓に飛び込み、破片が体に刺さり、痛いが

これ位我慢できる・・・。


クレス「良くやった」やさしく微笑んで

魔法を唱え、クションが発現して

自分達を受け止めくれた。

作戦は、成功したみたいたが

見つかってしまってからには、

早くここから逃げなければ殺される・・。


ほかの政府軍は、爆破で死ぬが

幹部は、化物で簡単に倒せるわけが無い。

成功したからと喜んでる場合じゃない・・。


********************

政府軍の大佐イスランがこちらを見下ろし、

背後には、大勢の部下と少佐がいた。

クレス「逃げるぞ!!皆!」

イスラン「逃がすわけ無いでしょ」

爆破する前に少佐と大佐と

少数の政府軍のやつらが


飛び降りて、こちらに着地して

睨みつけられる。


基地は、爆破され、部下は、大量に

死んでるって言うのにこいつは、

なんで、こんなにも平常心なんだ??


イスラン「お久しぶりですね、リーガルさん」

クレス「知ってくれて嬉しいよ

政府軍イスラン大佐」

イスラン「すっかり有名人になりましたね

国家転覆を企む軍人として・・・。」

クレス「そんな事など考えていない!

現状を奪回して、明るい未来が

実現できるように、今を変えないとだめなんだ。」

イスラン大佐「なるほど・・・。

言っておきますが、今貴方達が殺した

人達には、、家族いて、大切な人もいる


いくら綺麗事を並べたって無駄ですよ

貴方達は、ただの殺人鬼です。」


イスラン「政府の犬が何言ってるだ??

何も知らないと思ったら大間違いだ。

街や村の土地を強引に奪って、

抵抗するようなら、殺害も拷問も辞さない


そんな事をしてる奴が人の心など

持っているのか??」

イスラン「それが仕事だからですよ

割り切れなくて要領が悪い人達の集まりなんですね」

嘲笑うかのように、見下ろされ、不愉快だ。


クレス「仕事だからって割り切れる限度を

超えてるだろ!国民を守らなきゃいけないのに

殺して、何がしたいんだ?」

イスラン「そんなのないに決まってるでしょ

あるのは、首相に忠誠を誓う心だけです。」

リーガル「あんな奴に忠誠を誓っても

自分が滅ぶだけだぞ・・・。」


イスラン「何言ってるか分かったもんじゃない

スカル少佐、とりあえずやりましょうか」

剣では、無く、銃を向けられ、

どうやら俺たちをここで殺すらしい。


スカル少佐「そうですね、んっ??」

イスラン「どうした?」

スカル「ブルート様から伝令が

そいつらは、人質に取って、

ほかの反政府のやつらに見せしめにするって・・。」

イスラン「仕方ないですね、じゃあ

捕まって貰いましょう、サンダースレッド!!」


足元に魔法陣が現れ、糸を放出させ、

縛られていた。

イスラン「抵抗したら、即死するほどの

電流が体全体に走るんで、

暴れない方が身の為ですよ」

クレス「くっ!?」これじゃ、

身動きも取れない・・。

ほかのヤツらに見せしめにされ、

殺されるだけなのか・・?


やっと思いで1歩を踏み出せたのに

クソックソッ!!


******************

「カーサン都市部」俺達は、

都市部につき、政府軍の基地周辺を

歩いていたが、瓦礫の山で

誰も見当たらない。


ベゼル「リーガル騎士長、もう1回、

ラジオニュース聞いてみませんか?

こんなに探してもいないんじゃ

ほかを探した方が・・。」

リーガル「そうだな、また進展があるかもなぁ」


ラジオのスイッチを押すと、音声が流れ出した。

「速報が入ってきました!カーサン国の

軍人達が政府軍の基地にクーデターを起こし、

基地は、爆破されましたが

軍人達は、政府軍に捕まり、明日の深夜12時に

カーサン国の広場にて公開処刑される模様です。」


ベル「公開処刑って殺されるの!!」

気が動転して、今にも泣きそうだ。

リーガル「落ち着きなさい!!

まだそう決まったわけじゃない!

そういう風にならないように

今から、止めるだろ・・・。」

ベゼル「それにしてもあれですね、

なんで、こんなに上手くいったんですか?」


リーガル「さぁな、運が良かったじゃないか」

ベゼル「そういう問題でしょうか??」

べニラ「副騎士長は、裏で誰かが

操ってると考えているんですね」

ベゼル「じゃなきゃ、基地を襲撃する時に

殺されているはずです、

まぁ推測ですが・・・・。」


ベル「どうであれ、あたしは、お父さんを

助ける、それだけです・・・。」

先に歩き出し、カーサン国の広場に向かった。


「カーサン国 都市広場」

近くの住宅に隠れ、様子を窺っていた。

ルハク「あそこにいる、奴らは、誰だ?」

ベル「恐らく、あのマークは、

政府軍のヤツらよ」

丈の長い、コートを羽織り、後ろには、

鷹のマークが描かれていた。


リーガル「政府軍ねぇ、それは、手強いなぁ」

ルイーダ「ただの政府の犬じゃろ

大したことないじゃないか・・・・。」


ベゼル「ルイーダ首相、お言葉ですが

油断は、禁物ですよ・・・。」


ルイーダ「それは、油断をさせるほど、

策がうまいかどうかじゃな・・・。」

ベゼル「確かにそうですけど、

どうしますか?ここからは・・。」

リーガル「まだ処刑の準備は、整ってないし、

処刑される軍人達を救出するか

この場で政府軍のヤツらを始末するかだな」


ルハク「今から、政府軍のヤツらを

やる方がはやいじゃないですか?」

べニラ「貴方は、ほんと単純ですね

その軍人達を人質に取られたら

どうするですか?」

ルハク「でもこれから、公開処刑するやつらを

人質に取ったて、殺す訳じゃないだろ」

べニラ「別に殺さなくても、

拷問みたいに腕を切り落とすことだって

出来るんですよ、どっちにしたって

リスクが山積みなんです!」


ベル「うるさい!揉めないでよ、

騒いだって敵に気づかれるだけ・・。

策を練るの、それしか救うことが

出来ない・・・。」

ルイーダ「この娘は、強く育ったみたいじゃのぅ

でも感情に動かされるのは、だめだ。

父を助けたい一心なのは、分かるが

あくまでも冷静にだ。」

ベル「はい」強く睨まれ、委縮してしまう。


ルイーダ「いい返事じゃ、わしが策を練る

ちょっと、そこで待っておれ・・。」


******************

「数分後」ルイーダ「下見も済んだし、

これで完成じゃ、今から説明するぞ・・・。」

リーガル「さすが、ルイーダ首相、早いですね」

ルイーダ「前から思ったんだが首相は、やめろ」

リーガル「じゃあ将軍で・・・」

ルイーダ「まぁいい、本題に戻るぞ、

まずは、二手に別れ、救出と政府軍殲滅

救出は、べニラ、ベル、ベゼル

政府軍殲滅、リーガル、ルハク、わしじゃ


初めは、全員で突っ込み、殲滅組が

あいつらの相手をしてる隙に

救出組は、軍人達の達の救出に向かってもらう、

まぁ敵が見張りをしているが

副騎士長がおるから油断さえしなければ

大丈夫じゃろう」

ベル「どこに軍人達は、閉じ込められているんですか?」


ルイーダ「さっき、下見したんじゃが

広場を真っ直ぐ行き、右に曲がったところに

見たところ普通の倉庫だが、見張りがいるから

すぐ分かる、何にしても確実にやるんだ、

1ミリの隙さえも許されんぞ」


全員「はい!」


********************

「中央広場」にある噴水の前に

政府軍が数10人位いた。


イスラン「これは、ルイーダ首相と

リーガル騎士長とベゼル副騎士長じゃないですか」

ルイーダは、すぐさま、イスランの背後にいた

政府軍達を切り裂いた。


あまりの剣さばきにされるがままにされ

広場は、一気に血の海と化す。


ルイーダは、小さな声で「行け!」と呟き

救出組は、走り出した。


スカル「イスラン大佐、追った方が・・。」

イスラン「辞めときなさい、小僧2人と

副騎士長だけだ。大丈夫でしょう

帝国は、あまりにも平和すぎて

騎士一人、一人の力は、大したことは、

ないでしょ・・・・。」


ルイーダは、高笑いして、

殺気が滲み出て、怖くも感じ

味方で良かったと安堵していた。

俺が出来ることは、目の前の敵と

向き合い、倒す事だ。


ルイーダ「若造、敵の事をなんも知らんのに

知ったかぶりして語って見苦しいぞ

それにしても、基地が爆破されて

政府軍は、随分減ったじゃな」

イスラン「お陰でね、でも心配ご無用ですよ

こっちにだって、兵器があるんですから・・・。」

頭上を見ると、背中にプロペラが生えた


ロボットがこちらに降り立って来た。


ルイーダ「これは、面白い事になりそうじゃ」

リーガル「呑気な事を言ってる場合じゃない」

ルイーダ「大丈夫じゃろう、これ位の

兵器は、慣れっこでな、とりあえず

お前らは、若僧2人ともその辺のザコを

やっといてくれ」



ルハク「ルイーダ将軍、お一人で大丈夫なんですか?」

ルイーダ「そうに決まってるじゃろ

ちょっとは、年寄りの事も信じなさい

さぁ、やってやろうじゃないか」


続く



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