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勇者がブタですが何か文句でもあるか?  作者: ブラックキャット
新たな物語の幕開け
37/131

強くなった僕(ドラゴン編の後日談)後編

「翌日」ピグ「ほんとについて行くブー?」

ユミン「うん!ダメブー?」

ピグ「嫌別にそういう訳じゃないブー

危ないから・・・。」

僕の前からガイ達が現れた。

ガイ「別にいいんじゃねぇの

危なかったら、その時は、

守るし大丈夫だろ」

エリー「それ貴方が言って

どうするですか?」

ガイ「おっエリーヤキモチか?」

エリー「な訳ないでしょ」


ユミン「ガイさんも

こう言ってくれてるから良いブー?」

ピグ「良いブー、絶対に

僕達から離れちゃダメブー」

ユミン「分かったブー」

すぐ笑顔になり、楽しそうに

森に向かう・・。

ガイ「村の森ってそんな危険なのか?」

ピグ「あそこは、いつも

魔物とかいるブー、

あんまり、皆、近寄らないブー」


ガイ「ふーん、まぁ腕鳴らし

位には、なるよな」

エリー「ピグさんは、ここで

王様と出会ったんですか?」

ピグ「そうブー、それがどうかしたブー?」

エリー「いえ、ちょっと聞いてみただけです」

ニコッと微笑みかけられ

不思議がり、首を傾げる。


目の前には、緑が広がり

いつの間にか、森に着いてたみたいだ。

ピグ「ここブー、ガイ、何するブー?

何にも聞いてないブー」

エリー「敵状視察ですよ、この森の奥に

村の守り神である精霊と戦うんですよ

ピグ「それは、知ってるブー、

ガイ、その人と戦うブー?」

「まぁそうだな、大丈夫、お前は、

巻き込まないし、この森が

どういう所か見るだけだ。」

ピグ「そうブー、でも気を付けるブー

ガイは、多分倒せないかもしれないブー」


エリー「どういう事ですか?」

ピグ「絵本で載ってた話だと

精霊は、僕みたいな姿をしていて

大きくて、可愛いらしいブー」

ガイ「そうか、ちょっと厳しいかもな」

冗談ぽっく呟く。

エリー「ふざけたこと言わないで下さい

ガイ、敵が可愛いからって

関係ないですよ・・・。」

ガイ「まぁそうだよな」

ユミン「ピグ君!!前!?いるブー!」


指ざした先には、王様と出会った時

出会した魔物に似ていた。

「うぉぉぉぉ!!」

ガイ「ヨダレ垂らして、汚ぇな」

腹をすかして、本能のままに襲いかかう。

ピグ「ユミンちゃん!危ないブー!!」

すぐさま前に立ち、魔物の腸を殴る。


ユミン「ピグ君・・・。」あたしは、

ピグ君を小さい頃から知ってる

虫も殺せなくて、殴ったことすら

無かったのに、今あたしが見てる

世界は、違う・・・・。

逞しくて、凛としていて

あたしが見てきたピグ君と違う。

帰ってきた時は、何にも変わってない

って思ってホッとしたけど

ううん、男の子としてかっこよくて

ピグ君は、強いよ、

あたしの知らない君がいるみたい。


ピグ「大丈夫ブー?ユミンちゃん」

あたしを心配そうに尋ねる。

ユミン「大丈夫ブー、ありがとうブー」

笑いかける。

ピグ「そんなのいいブー」

ガイ「1発でやられたな、こいつ

ここの魔物は、そんなに強くないかもな」

エリー「油断は、禁物ですよ」

ピグ「ここは、同じような魔物しか

出ないブー・・。」

ガイ「そうか、まぁそこまで

うじゃうじゃいる訳でもねぇし

二人でもいけるな」


エリー「はいはい、行きますよ

敵状視察は、これで終わりで

いいですか?」ガイ「そうだな

なぁピグ、王国に行く予定とかないのか?」

ピグ「今の所ないブー」

ガイ「遠いもんな、嫌、王様の事だから

そろそろ俺達が居なくて

寂しいかなって思って・・・。」

エリー「ガイは、別にどうも思われて

なさそうですよね」


ガイ「なんだよそれ、酷くないか?」

エリー「いい意味ですよ、分かってないですね」

ガイ「はぁぁぁぁぁ!?どういう事だよ」


ユミン「ふふ、2人とも仲いいぶーな!」

ニヤニヤしながら2人の事を見つめていた。

ガイ「おっそうだろ、分かってくれるか?」

エリー「どこがですか?

ガイは、仲良いと思ってるかも知れませんが

あたしはねぇ・・」意味深な笑みを浮かべ、

歩き出す・・・。


ガイ「えっ?エリーさん、どう思ってるか

教えてくれませんかね?」

エリー「えっ?何か言いましたか?」

ガイ「うわっ、そこで聞いてないフリします?」

久しぶりに見る光景に

心が暖かくなり、和んでいた。

ユミン「2人ともこの後、どうするブー?」

ガイ「宿に戻るよ、じゃあな

ピグ、またどっかで会おうな」

「うん、じゃあブー!」

エリー達は、手を振り、先に森を出た。


ピグ「僕達も帰るブー、ユミンちゃん」

ユミン「そうブーな」

夕方になり、ユミンちゃんの家に着く。

ピグ「じゃあブーユミンちゃん」

ユミン「家まで送ってくれてありがとうブー

じゃあブー!」なぜかキスをされ

ユミンちゃんと呼びかけると

彼女は、家に入っていて、

僕、ひとりだった。


何が何だか分からないまま

顔だけが赤くなり、家に帰る。

ピグの母「おかえり、あら

ふふ、ピグ、鏡見てみなさいブー

面白い事になってるブー」

ピグ「えっ?どういう事ブー?」

ピグの父「おい、お前、なんか

顔にキスマークみたいなのついてるブー」

ピグ「えっ?えっ?」

急いで、洗面所に向かうと

くっきりと頬あたりにキスマークがあった。

「えぇぇぇぇぇ!!」家中にその声が

響き渡り、僕の中で


運命が変わろうとしていた。


続く☆「番外編終わり」


次回予告「新たな物語の幕開け」最終章

王様「出番久しぶりだな、一応

メインキャラなんだよな、おいそこの作者」

頭を捕まれ、ミシミシという音がする。

作者「作品の都合上、仕方ないのさ

ほらイヤでもこれからあるから

安心して、ねっ!」


王様「ほう、まぁ最終決戦だしな

あるに決まってるか」

作者「そうそう、良かった、

痛かったんだよね・・・。」

王様は、去り、あたしは、一人となった

作者「まぁ実は、言うと、王様に関しては、

そこまで目立った場面とか用意してないだよね!」


殺気立った気配を感じ、瞬時に逃げ去る。


終わり☆


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