各地の戦い
どこからか怒号が聞こえる。
「てめぇら!!やる気あんのか!
ほんとに世界に反逆を起こす気
あるのかよ!!」
彼の周りには、敵が
そこら中に倒れ込んでいた。
ベル「あんた、そこまでいくと
虐殺よ、ほんと容赦ないわね」
「ベル様、俺は、そんな事しない
卑怯な手は、使わないしな、
こいつらが弱いだけだろう・・・。」
ベル「そうね、手応えがまるで
ないわね、雑魚ね
幹部は、いないのかしら?」
「さぁ、誰が幹部なんて分からない
からな、ベル様は、別に戦いに
参加なさらなくても良かったのに」
ベル「そういう訳にも行かないわよ」
カーサン国の周辺で
黒き翼の敵軍が攻めてきて、
あたしの部下であるシュウが
敵をなぎ払い、ボコボコにしている。
シュウ「それにしても、弱すぎやしませんか
舐められているのか、罠なのか?」
ベル「どっちもじゃない、何にしても
何かあるのは、間違いないわね」
「ひやぁぁぁぁぁ!!」どこからか
奇声が聞こえた。
シュウ「兵士の声か、敵の声か
どっちだ?ベル様、俺、行ってきますね」
ベル「行かなくていい!素性が分からない敵に
不要に近づいては、だめよ、
こっちに来るわ」
背の高い男がうちの兵士を引きずり、
手には、斧を持っている。
ベル「あなたが幹部?なのかしら」
「そうだが・・・・、随分やってくれた
みたいだな、俺の部下達を・・・。」
ベル「それは、ごめんなさいね、
あまりに弱すぎて、手加減がどの
位いいか、わからなかったの」
「俺をそんなに逆上させたいのか?」
ベル「別にそんなつもりないけど、・・。
するのもしないのも、貴方次第でしょ」
「確かにそうだな、死んだ部下は、
弱いからやられた、それは、自分たちより
強い相手に出会した運の悪さだ
安心しろ、俺が仇を取ってやる」
ショウ「取ってるもんなら取ってみろ」
「取ってやるよ、根こそぎな」
殺気に満ちた視線で睨みつける。
ベル「聞くけど、あなた1人なの?」
「さぁな、俺が自分にとって
利益にならない事を言うと思うか?」
ベル「そう、分かったわ、シュウ
ここを頼むわ、あんた達行くわよ」
ショウ「了解、俺も後で後を追います」
ベル「分かったわ」数百人の兵士を連れ
この先にある、豚族が住んでいる村に向かう
一応、村人全員避難させたけど
あいつ1人ってことは、ないだろうし
なにか嫌な予感がする・・・。
物凄く・・・・・・・・・。
「王宮周辺」ガイ「雷の精霊よ!俺に力を与えよ!」
スパークが目の前に現れた。
「今回は、なんだ?もう魔物退治は、嫌だからな」
エリー「そういうのじゃないですよ、
スパーク様、目の前にいる、ネウっていう
人が敵です・・・。」
スパーク「そうか、ガイ、あの子供を
やればいいのか?」
ネウ「あたしは、子供じゃないね!!
大人ね、何回説明すればいいのね!!」
スパーク「ふーん、そうであるか、
それは、失礼した。すまんなぁ・・・」
ネウ「べ、別に、あたしは、大人だから
それぐらいで怒ったりしないね」
スパーク「そうか、それは、良かった」
ニコッと笑い、何故かネウの頬が赤くなる。
エリー「あぁー、出ましたね、スパーク様の
天然タラシ・・・。」
ガイ「スパーク、早速行くぞ!」
スパーク「分かった。申し訳ないが
君とは、敵だ、容赦なくやらせてもらう・・」
ネウ「それは、当然ね!あたしも
手加減は、してやらないね・・。
運悪かったね!!」
スパーク「そうか?そうでもないと思うが
まだそれを実感出来てないみたいだな・・・」
ガイ「スパーク、無駄話は、いいから
やってくれよ、それとも無理なのか?」
スパーク「それは、ない、言われなくてもやる
エリー、お前には周辺の敵を任せる」
「分かりました、スパーク様・・・・。」
エリーは、無数に矢を放ち、
無差別に敵を撃っていた。
ガイ「むごいな、さすがエリーだな
さてやるか、来いよ、ネウちゃん・・」
ネウ「ムカつくやつね、そんなに
やって欲しいのならやるネ!!」
杖を振りかざし、詠唱し始める・・・。
「雷よ、この者に天罰を与えよ!」
周辺にカミナリが激しく落とされる・・。
スパークは、雷を手で受け止める形で
体の中に取り込んで、エネルギーになっていた。
ネウ「雷を吸収した?貴方は、何者なのね」
スパーク「まだ分からないのか、
我は、雷の精霊スパークだ。
これで分かって貰えたかな??」
ネウ「なるほど、じゃあ効かないね
さっきの魔法は、なんだ、
精霊召喚士だったのね」
ガイ「別になんでもいいだろ」
ネウ「そうね、だけど精霊の力を
借りてじゃないと戦えないのね
貴方って・・・・・・」
ガイ「なんだ、嫌味かよ、そうでもないぜ
お前をはやく倒すために
スパークを召喚した、それだけじゃだめか?」
ネウ「別にダメとは、一言も言ってないね
そうでもないのなら、貴方の強さ見せてね!」
ガイ「見せてほしいのなら、
ネウ、お前の強さも見せてみろよ
ハッキリ言って、俺が出る幕でもねぇ・・」
ネウ「無理矢理にでも引きずり下ろしてやるね!
ポイズンムチ!!」地面に
魔法陣が無数に張られ、
そこから、毒をねじ込ませたムチ
が現れた・・・・。
スパークは、電流を目の前のムチに送り
燃えさせた。
カレン「皆、危ないにゃ!!ミラー!!」
透明な壁を囲み、ムチを防ぐ。
王様「ありがとうな、カレン」
ルーク「ネウ、こっちにまで
攻撃仕掛けるなよ、お陰で
俺にまで被害が及ぶぞ」
ネウ「あら、ごめんね、ルークの事だから
避けられると思ったね」
ルーク「そうかよ、避けられたから良かったけどよ」
カレン「急に来るからほんと厄介ニャ」
ルーク「厄介なのは、ここからだ、
ブタと猫娘と随分、なめられたもんだな
王様、俺達を軽く見すぎじゃないか?」
王様「舐めてなどいない、俺は、
選りすぐり戦士を用意した、
彼らを信じている、それに
軽く見られる程、弱いのか?」
ルークは、腹を抱え、笑い出す
「世界を今から侵略、しようとしてる
奴が弱いわけないだろう、
ちょっとは、考えろよ、王様」
馬鹿にしたような見下した目で睨まれる。
王様「それもそうだな、君たちの数に
関しては、劣っているが1人個人が
大勢の兵を圧倒するほど強いのか、
俺は、まだ分かっていないんだ」
ルーク「これから、分からせてやるよ
王様」殺気を放ち、睨んだ。
ピグ「王様は、僕が守るブー!!」
俺の前に立ち、ルークを見つめる。
ルーク「冗談は、辞めにしような、
豚野郎!!」腰にかけていた
銃2丁を引き抜き、構えて、引き金を引く
王様「ピグ!!危ない!」
カレン「大丈夫ニャ、ミラースフィア!!」
ピグの目の前に透明な丸型の壁が現れ、
銃弾を包み込んで、放つ
カレン「そのまま、お返しするニャ!リバース!」
銃弾は、避けられ、地面に落ちていった。
ルーク「勇者、お前じゃ不利なんだよ
肉弾戦に持ち込む前に、銃で
やっちまうからな、お前の事・・・・。
考えたら分かるだろ、
喧嘩売る相手間違ってるじゃないか?」
ピグ「なんか知らないけどムカつくブー!
やってみないと分からないのに、
グチグチうるさいブー!!」
カレン「そうニャン、それにピグ君は、
1人じゃないにゃ、あたしと王様が
サポートして上げるニャン」
ピグ「助かるブー!!カレン!」
カレン「それは、イイにゃ、てか
分かってないのは、お前の方ニャン
ピグ君の可能性も知りもしないで
勝手に決めつけて、馬鹿じゃないニャ?」
ルーク「じゃあ、可能性も何もかも
豚野郎が強いって言える何かを見せてみろよ」
ルークは、地面に銃弾を打ち込み
不気味な笑みを浮かべる。
王様「嫌な予感がする、みんな伏せろ!!」
カレン「ミラースフィア!!」
地面に張り付け、攻撃に備える。
ルーク「その手には、引っかからねぇよ!」
地面から、銃弾が現れ、ミラーを突き抜け
爆発を起こす。
カレン「スーパーミラー!!」
厚く強固な透明な壁が現れる。
カレン「王様!ピグ君大丈夫ニャ?」
ピグ「大丈夫ブー!!」王様「俺も大丈夫だ」
ルーク「お前が居るせいで、全然、
攻撃当たんないから、さっきに殺ってやるよ」
カレン「そうニャン、それは、面白いニャ
やれるもんなら、やってみるにゃ!」
ピグ「お前の相手は、僕ブー!!
カレンじゃないブー!!」
ルーク「そうか、まぁいいや、
とりあえず、全員かかってこい、
殺ってやるよ」銃を翳す。
べニラ「俺の存在忘れられては、困ります
とりあえず、雑魚をやれば宜しいですね?
王様・・・・・。」
「すまんなぁ、べニラじゃあよろしく頼む」
べニラ「分かりました、王様」
エリーの横に行き、共闘していた。
ルークは、引き金を引く
「雷弾丸!!(カミダンマル)!!」
電流を纏い、激しく落とされる。
さっきから守護魔法使ってばっかりで
消耗が激しいニャん 」
カレンは、顔が青白く、しんどそうにする。
ピグ「ほんと、苦手ブー!!
けど、守ってもらうばっかじゃダメブー!」
オーラを纏い、周りの膜で
銃弾が跳ね返される。
王様「こんな、ピグ初めてみた、
いやあの時と同じか強くなったのか」
カレン「ピグ君に気を使わせたニャ、
まだあたしなら行けるのにニャ?・・」
王様「無理すんな、ここで倒れても
困るからな、それに守護魔法位
出来るから安心しろ」
カレン「ありがとうニャン、王様」
ピグは、そのまま、走り抜け、
ルークの近くまで来て、高くジャンプする
「ポークスーパーパンチ!!」
強く拳で殴られ、地面に手をつける。
ルーク「やるじゃないか、豚野郎
でもぬるいな、もっと行けるよな??
勇者ならな??」
ピグ「当然ブー!!僕は、行けるブー!!」
王様「あのパンチ受けて、無傷かよ
血ぐらい出てもいいぐらいなんだけどな」
エリー「王様、雑魚終わりましたよ
掃除するの大変でしたよ、次は、
貴方達ですね・・・・・。」
べニラ「この人数で2人とは、不利ですね
どうしますか?」
ルーク「どうしようもないだろ、
お前らが俺の部下達を殆ど
やっちまったからな!!」
エリー「仇を取る気満々みたいですね」
ルーク「そりゃそうだろう」
地面に着地していた巨大な鳥が
ルークに手招きされ、飛び乗る。
ガイ「まさか、お前も逃げるじゃねぇよな?」
ネウ「そんなする訳ないね!」
横にいた巨大な鳥に乗り、空を飛んでいる。
周辺にいた巨大な鳥達も飛び、
完全に囲まれていた。
これは、やばいかもしれない。
続く




