幕間 世界に牙を向く。
昔、世界は、争いに満ちて、
それに漬け込み、魔界から
ドラゴンを呼び寄せ、
滅亡へと一番近く近づけたが、
神が召喚した勇者により、
その野望は、絶たれ、
世界は、平和を取り戻した。
その後も、争いは、無くならず、
ブルートを生み出すことにも繋がったたが
そんな奴も殺され、
牙向く者は、もう居なくなった。
王は、絶望を失くしたかもしれないだが
争いは、無くならない。
それは、ずっと昔からあり、
戦争の概念がある限り、
人々の答えから無くなったりしない。
そこにたどり着いてしまうから····。
何度振り払っても無駄で
無力だ、神は、こういった。
「お前が思ってるより、
世界は、残酷で、愚かで
欲望が疼い巻いてる。」
俺がまだ子供だった時に
その言葉は、発された。
そんな世界を変えた俺は、
大切なものを失い、
今もこうして生きてる。
でも、生きていたら、
いつかは、また大切な物は、
出来て、失くすことすら
恐ろしい·········。
だけど、王である限り、
どんな事があっても
俺に牙を向く者がいたとしても
世界を守って、苦難から救う。
決して俺だけは、
光を見失っては、行けない。
絶対にだ·········。
俺が希望を失っては、
世界は、再び、闇に堕ちるだろう。
次回に続く·······。