一章 その3
今回は新キャラ登場ですっ!!
ヒロインになる可能性もっっっ??!!
家路についた僕は緩やかな坂を登っていた。家まで後800m位だろうか、静寂の中歩いていると、謎の気配を察知した。
「ん?」
最初は森の動物かと思ったが話し声が聞こえる。どうやら人間の様だ。
(さて、どうやって対処しようかな?・・・)
考えている内にも家に近づいて行き家が見えると、玄関の前に群がっている数名の人間。
全員フードを深く被っているので顔は分からないが背が高く体格がガッチリしているのが1人小柄な体格が2人、後1人は身長は170cm位だろうか、体格も華奢なのでよく分からない。
取り敢えず近くに身を潜めながら話を聞こう。
「どうしましょう?明日出直しますか?」
「いや、もう少し待ってみましょう」
「あぁ?めんどくせぇなぁまだ待つのかよ?」
「こら、マールお前は女の子なんだからその口調は止めなさいと何回も言っているだろう?」
「うるせぇ!兄貴には関係ねぇだろ!」
「コラコラ、静かにしませんか。周りに迷惑でしょう?」
「えぇ〜・・でも師匠周りは森d・・」
「五月蝿い。黙りなさい」
「はいぃっっ!もっ、申し訳ありませんでした!!」
・・・・・どうやら敵意はなさそうだ、どうやらあの声から察するに最後の1人は女性の様だ。普通に話しかけるかな。
僕は隠れるのを止め、いかにも今村から帰って来た様に歩き始めた。
すると、こっちに気付いたのか向こうは居住まいを正している。
「ん?誰ですか?」
僕は警戒心を露わにして露骨に嫌そうな顔で尋ねた。
「すみません。ここはエリス・K・ハイドセン殿の家に間違いはありませんか?」
師匠と呼ばれていた女性が応えた。
「はい。僕がエリスですが、何か御用でしょうか?」
「ああ、貴方がエリス殿でしたか。申し訳ありません名乗り遅れました王都からやって参りましたカーラ・N・ザンクードと申します。・・・ほら貴方達もですよ」
周りの人に催促すると、慌てた様に先程マールと呼ばれた少女(?)が名乗った。
「はいっ!私はイシュテン・アゼイル第二王女マール・A・エンコートで御座います」
これは驚いたまさか王族だったとは・・・
と言う事は、あの男王子なのか・・・何故王族が僕なんかを訪ねて来たのだろう?
「イシュテン・アゼイル第二王子ロクシュウェル・G・エンコートだ。」
「同じく、イシュテン・アゼイル第一王女ロヴィニア・L・エンコートですわ。」
まさか第一王女までいるとは!一体何事なのだろう?
「改めまして、エリス・K・ハイドセンです。詳しくは中でお聞きしますのでどうぞ」
「はい。有難う御座います」
カーラと名乗った女性が応えた。
一体どう言う事なのだろう???
どうも〜(・ω・)ノkonbanwa!!!!!
相変わらず気ままな作者ですw
第二王女のマールちゃんはヤンデレっぽいですねw
実はお姉様とあんな事やこんな事を・・・・・・・・・・・まだしてませんwww
もしかしたら、この2人でGLができるかもっ⁈
期待せず待ってて下さいw
誤字・脱字等、間違いがありましたらご指摘お願いしますm(_ _)m
何度も言う様に作者はかなり脆い硝子のハートなので批判などはオブラートにお願いしますwww