二章 その4
またまたロクシュウェル視点です。
あと今回は短めです。
展開早かったらごめんなさい(~_~;)
その後何事も無かったかの様にご飯を食べると、エリスはさっさと寝てしまった。ちなみにアレスも一緒である。
「……ハァ…今夜の見張りは私がやります…」
と溜息を尽きながらロクシュウェルは、渋々見張りを申し出た。残りは女性陣である。夜更かしして肌が荒れると朝が恐いので(主に朝御飯とかが悲惨な状態に…)、ここは自分がやるしかなく眠たくなったら交代をしてもらおうと思い見張りの準備をする。
「お兄様…申し訳ありません。宜しくお願いします」
「ロクシュウェル様交代なら呼びかけて下さいね」
「あー寝みぃ…じゃぁ後は任せたから」
と思い思いに声をかけると野営帳の中へ入って行った(女性陣と男性陣の帳は勿論別れている)。男性陣の帳の中を見るとアレスがエリスを抱き締め、エリスがアレスの腕の中で丸くなってアレスの胸板にくっつく様に眠っている(お互いに向き合う様な姿勢で)。二人とも幸せそうな顔で寝ているため、
…どこのカップルだ…
と内心おもわず愚痴ってしまう。
そんなこんなで夜が明け(結局二人を起こすのを躊躇って起こさなかった)、目の下に隈を作りみんなを起こす。
「皆ー!朝だぞー!」
と声を張り上げると女性陣の帳からうーんと声が聞こえロヴィニアとカーラが出てくる。(マールは寝起きが悪いのでカーラに叩き起こされた)男性陣の帳からはアレスだけが出て来た。エリス殿はまだ寝ているのか?
「アレス殿?エリス殿はまだお休みか?」
と聞くと、
「いや?エリスなら夜明けと同時に朝御飯のオカズをとりに行ったぞ?」
と、さも当たり前の様に言うので、
「はっ?私がずっと見張りをしていたのに?私に気付かれずに狩りに出掛けたと言うのか?」
と聞くと
「まぁそうなるな。エリスに出来ない事は殆ど無いからな」
と笑いながら答える。
…本当に何者なんだ…
と思わずにはいられなかった。すると、
「あ、おはよー。ケルンを2匹と野草とって来たよー」
と何とも呑気な声で言うエリス。はぁと溜息をつくとロヴィニアが心配そうにこちらを見る。
「お兄様、大丈夫ですか?少しお休みになられては如何ですか?ご飯が出来上がったら起こしますよ」
と言ってきたので、
「ありがとうロヴィニア。少し寝て来る…」
と言うと帳の中に入り布団を被るとすぐ様眠気が襲いかかってきて、一瞬の内に意識がなくなった。
その後は何事もなく順調に進めたので王都までもう少しのところまで進む事が出来た。




