一章 農村『リースベルト』
投稿遅れてスミマセンm(_ _)m
原稿を無くして始めから考え直したら、ここまで遅くなりました。
亀更新となりそうですが、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
農村『リースベルト』が僕の住む村。
僕の名前は、エリス・K・ハイドセン
この村に住む16歳の男の子!
僕は今幼馴染で親友である、アレイスター・Y・グリュンセロと一緒に森に来ていた。
いつも通り、夕御飯の為に狩りに来ていた。
「はぁ〜疲れた。そろそろ休まない?」
狩りに来て数時間が経過していた。
その間一瞬たりとも休んでいなかったので、そろそろ体力の限界であった。
「ん〜?もうへばったのか?」
何を馬鹿な事を言ってるのやら、
「馬鹿じゃないの?
朝から出て休みも無しに狩りを続けて平気なのは村の中でお前だけだよ?
まったく人の体の事も考えて欲しいもんだね・・・」
僕は生まれつき体が弱い。
その為同年代の同性の中でも一際小柄なので、同性の友達はアレス(アレイスター)だけなのだ。
因みに異性の友達も余りいない。
「ん。この辺でお昼でも食べよ?」
「おう!俺も腹減ってたんだ!」
開けた森の中で座り心地の良さそうな場所を見つけ、昼食を広げた。
「今日は何を作ってくれたのかな?」
ニヤニヤしながらアレスは聞いてきた。
「見てからのお楽しみ〜。」
お弁当は毎回僕が作る事になっている。
僕に親はいないため、作ってもらえそうにない。
アレスの母親は、まぁ、その、、なんて言うか、、、本人に言うとかなり傷つくため余り口には出さないが、、、
・・・・・・・クッッッソマズイのである。
なので生まれてこの方16年の一人暮らしを続ける僕が作る事になったのである。
アレス曰く、
「エリスが作ってくれないとお袋の"炭"を食わされるとこだった」
と、涙ながら語った。
うん。僕も二度とアレは食べたくない。
思い出すと冷や汗が出てきた。
「ん?どうしたエリス?どっか悪いのか?」
と、心配そうにアレスが僕の顔を覗き込んでいた。
「ううん。何でもない。それより早く食べよ?」
アレスに余計な心配をかけたくなくて話を逸らした。
「おおっっ!!!」
弁当箱を開けたアレスが驚きと喜びに満ちた声を上げた。
「今日も美味しそうだな!!特にこの縞豚のソテー!!」
縞豚はこの辺に住んでいる胴体に縞模様の入った豚である。
アレスはこの豚のソテーが大好きなので、よく弁当にいれるのである。
「でしょ?今日のはチョット違うんだよ!
いつもただのソテーじゃ飽きると思って、
今回はクーリャの実で下味をつけて少し辛くしてみたんだ」
料理の解説をする僕
因みにクーリャの実とは、赤い色の小さな木の実で主に料理のスパイスとして使用される。
「マジでっ?!チョ〜美味そうじゃん!!」
隣ではしゃぐアレス
本当にいつまで立っても子供の様である。
「早く食べてみてよ。」
取り敢えずソテーの感想を聞きたかったので、食べる様に進める僕。
「んっ?おおぅ!これは、、、、」
「これは???」
「美味いっっっ!!!!」
ホッと安堵の息を漏らす。
どうやらアレスの好みにあったようだ。
「良かった〜。じゃあ今度からはこっちも作るからね。」
「おう!!
あーホントいつ食べてもエリスのご飯は美味いな。
俺は将来こんな奥さんが欲しいぜ!!」
「嬉しいこと言ってくれるね。
でも、煽てても何も出ないよ?」
照れ隠し気味にそう言った。
「これ食べて少ししたら村に帰ろっか。」
「おう!了解だ!!」
それからお昼を食べた僕達はもうしばらくして夕陽が見え始めた所で村へ帰った。
村の内容は次回書きたいと思ってます。
予定通りにいくかな?www
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