一章 その16
ごめんなさい今回短いです…
カイナさんから伝言を聞きお金も貰ったので村に向かおうと出て行こうとすると突然フィオナさんが後ろから抱きついてきた。
突然の事に驚き僕の頭はパニックに陥った。
「わぁ!フィ、フィオナしゃん?!」
焦りすぎて噛んでいたがそうなるのも当然何故ならフィオナさんの豊かな二つの双丘が僕の背中に当たっているのだ。アタフタしているとフィオナさんが耳元で囁く。
「どうかご無事で…」
フィオナさんの息が耳にあたりかなりくすぐったい。
「ひゃいい!わ、わきゃりましてゃ!」
最早言葉になっていないが気にならない。早くこの女性特有の柔らかさを遠ざけないと僕の理性が木っ端微塵に吹き飛びそうだ。
するとスッとフィオナさんは離れた。同時に二つの柔らかさも離れホッと胸を撫で下ろす。後ろでカイナさんがフィオナずるいわよー!と叫んでいるが放置して僕は二人に向き直りこう言った。
「んー、こほん。では、王都に行ってきますが心配しないで待っててね。帰ってきたらすぐこっちに来るからね」
と言うと二人は口を揃えて行ってらっしゃいませと言った。それに対し僕は
「行って来ます」
とだけ答え邸を出て村に向かった。
村での買い物は特に異常がなくスムーズに終了した(ケイナさんに色々何を買ったかと世間話をして恋話になりそうだったので逃げた)。
重たい荷物を二つ持ちヨロヨロと家に向かい歩き出した。すると後ろからエリス〜と知っている声が聞こえたので振り返ると案の定アレスがこちらに向かって走り寄って来ていた。
「よっ!買い物か?珍しい…重いだろ持ってやるよ」
と僕の手から荷物を取ると歩き出した。
「あ、ありがとアレス。
あと王都までなら同伴を許可するってさ」
「まじで?良かった〜」
ホッとした様子でアレスは呟く。
「明日には出発するから準備しといてね?」
「まじか!?やっべ何も準備してねぇ!ありがとエリス!ハイこれ!」
と荷物を押し付け返すと脱兎の如く帰って行った。突然荷物を返されてビックリしていたがすぐに先程習得した収納魔法で影の中へと荷物を押し込む。
「さてと早く家に帰って荷物を纏めようっと!」
と言うと足早に帰路を急いだ。




