表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TS魔法少女の曇らせ愉悦系ロールプレイ  作者: 夢瀬離或
第二章・魔女と魔女会
73/81

介入者

ねぇ収拾つかない展開終わらせてwww

無限にこの話続きそう()








「っなんでですか…?」


フローアクアはブレイクに聞く。


待つ事は出来ないのか。


彼女は淡々とと言う。


「魔女は殺さないといけないからな。」

「で、でも…。」

「それに、魔女以前に罪を犯した者としてもね。」

「それは、」

「正気を失ってる?だからって人を殺して良い?ま、違うよね。」


それは正解。


彼女が人を沢山殺したのは事実だ。


「しかも、この子は魔女化無しでどうやら似たような事が過去に二度とあるらしいじゃん。罪、として見るなら確実にアウト。」

「そうですけど…。でも」

「まぁそれに魔女になった時点でもう人じゃない。地雷しか無い()()()()を殺す以外にどうにか出来る訳が無いさ。」

「…っ。」


魔女は人として見られず、魔女を人に戻す事は出来ない。


そして、魔女が人として見られる事は無い。


それは絶対的な事実。


魔女は総じて己の存在に従い負の事象を撒き散らす。


どのみちこれを放置する訳にもいかない。


でも、多少は待っても良い筈なのに…。


「あ、それと正気を失っているなら尚更今殺した方が良いよ。その方が本人にとってもマシだから。」

「…どう言う事ですか…?」

「そりゃ目覚めたら自分が戻れる事の無い化物になってて大量殺人を犯していてそしてこれから殺されるってなら最悪でしょ?それなら最初から目覚めない方が幸せって事。」

「それは…。」


想像つかなかった。


それなら確かにそうかも知れない。


いや、確実にそうだ。


でも…。


「…うーんまだ納得しなさそう…。ま、知り合いなら止めたくもなる、か。」


ブレイクもその気持ちは分からないでもないし、なんなら言っている事も一理あるとは思っている。


ただ、絶対的な己の勘が告げるのだ。


今ここで殺さなければこの後がまずいと。


「しゃあなし、悪いね、妹ちゃん。そう言う言葉は全部後で受け付けるよ。」

「…っ待って…!」


ブレイクはフローアクアを無視してトドメを刺そうとした。


止めれない。


このままじゃ…。


だが、そうなる事は無かった。


「っ上…!?チッ!“爆炎”!」


彼女がそう叫んで魔法を上に放った瞬間、上から一つの隕石が降って来た。


それは魔力を纏っていて、超高速で落下してきている。


確実に周囲一体クレーターに出来るレベル。


だが、先に早くブレイクが気付いたおかげでそうなる事は無かった。


彼女が放った魔法は空中で隕石に命中し、巨大な爆発を生み出す。


光と粉塵が周囲を覆う。


「…っ何っ?風がっ…!」

「んなぁ耳痛い…。」


フローアクアとラミリアはその轟音と衝撃に悲鳴を上げる。


「…これは…やってくれた。」


周囲が見える様になってきて、ブレイクは言葉を溢す。


クローバーの姿が無い。


「何処に…。」

「此処だね〜?」


そう声が帰ってきた。


振り向く。


やはり、己の勘はいつも間違わない。


「…漸くご登場か?」


その方向に黒く染まった空間の歪みがある。


そして、その前に在る2人の少女。


一人はクローバー。どうやら気を失っている。


もう一人、先程までいなかった黒髪の少女は…。


「アハハ、正解。始めまして〜。」


楽しそうに答える黒髪の少女。


「魔女会所属の魔女、ステラ。ふふっ、よろしく♪」






まあ別に二人目の介入者がいても良いですしおすし

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
魔法少女も魔女も裏で蠢く真の邪悪に気付いてないのが滑稽よなぁ いやまあこのハードな世界で愉快犯は生まれ難いのかもだけど 居たとしてもここまで能力の無駄使いしないよね(
めんどくせー奴らが来た
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ