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〈未完〉TS魔法少女の曇らせ愉悦系ロールプレイ  作者: 夢瀬離或
一章・曇らせ好きTS魔法少女爆誕
7/81

初戦闘

一日一話と言ったな。

あれは嘘だ。


まあ先に出来てたストックを出してるだけで明日からは23時固定になりそう。



結界を解く。


黒い狼は突然現れたボクに警戒してるのか攻撃はして来ない。


さて、どう立ち回るかな?


ロールプレイとしてやはりいい感じに決めたいしねぇ。


まずはクール系でいるといいかも。


そんなこと考えてると後ろから声が。


「あ、あなたは…?」

「下がって。邪魔。」


自分でもびっくりする淡々とした無機質な声が出た。


この体はいいね。


声の幅がかなりあるし、思った以上に演技しやすい。


さて無駄話はここまで。


黒い狼が飛び掛かってきた。


早い。でも問題ない。


「“暴風波(吹き飛べ)”」


強力な突風を起こし前に大きく吹き飛ばす。


黒い狼は受け身が取れずそのままバランスが崩れたのか倒れたまま起き上がれてない様子。


「“氷槍”」


すかさず追撃。


でもギリギリで避けられた。


でも奴は距離を取った。


ならこの魔法にボクは巻き込まれないから打てる。


「“極炎爆(これで終わり)”」


凄まじい爆発と共に黒い狼は焼失した。


余波の風圧がちょっとこっち来てこけそうになったけど。


さて、初戦にしては中々上手くいったね。


振り返る。


「…凄い。あんな簡単に。」


青い少女は唖然としている。


どうしようかな。


あ、傷は直しておこう。


「癒せ“ヒール”」


少女の傷はみるみるうちに無くなっていった。


「え!?嘘、傷が…!回復魔法まで!?あり得ない!」


本来回復魔法とかが使える魔法少女は攻撃系が出来なかったりするのが常識らしい。


とはいえ常識は破壊するもの。


「どう取るかは勝手にして。」


向こうが何を考えていても構わん。


我は我が道を行くのみ!(曇らせロールプレイ)


「貴方…いったい何者なの?」


青い少女が聞いてくる。


「答える必要は無い。」


さりげなく拒絶。


壁を作りましょう。このロールプレイのキャラなら基本です。


そのまま立ち去る。


正直アドリブなのでそろそろボロ出そうだし。


転移魔法を起動する。


「待って!せめて名前を…!」


転移直前、青い少女がそう聞いてきたがほっとく。


名乗る必要は無い。


…えー嘘です名前考えてなかったからです。はい。



まあ、まずはね?

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― 新着の感想 ―
[良い点] 曇らせの種がついにまかれ始めた、、ニヤニヤしてしまう
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